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再臨のラグナロク  作者: ちさん
一章 神の災涙
6/28

第6話 稽古~昔話 その一~

パチ。


目が覚めた。

誰に起こされることもなく、しっかりと自分で起きた。

体を起こして、軽く動いてみた。

気のせいか、昨日よりだいぶ、調子が良くなった感じがする。

筋肉痛も完全になくなった。逆に、なんか内側から気力溢れた気がする。


「炎?起きてますか?入りますよ?」

ドアの向こうから、アイニレシアの声が聞こえてきた。

俺の返事を待たずに、ドアノブを回して、そのまま入ってきた。


「あ…」

「おはよう」

「…今日も、ちゃんと起きたのね、よかった」

俺が寝ていないことに安心したのか、彼女の口調が少し柔らかくなった。


「一応確認だけど。俺、一日しか寝てなかったよな?」

「はい。昨日は(えん)に村の事を色々手伝ってもらった後、夜になって、私の家で寝ることにしました。さすがに別荘で寝るのがリスク大きい過ぎるので」


別荘というのが、俺が最初寝てた、村の離れにある建物のことだ。

その話を聞き、俺もホッとした。昨日の記憶と合ってた。


しかし、こう、一々確認しないと、自分がちゃんと()を生きてることを、

確かめることできないなんて、もどかしい。


「炎?大丈夫?」

「…ああ、大丈夫だ。昨日の事もちゃんと覚えてるし、体も問題なく動ける。今日からもっと張り切って頑張るよ」

「ふふ、そんなに気を張らなくても。ここに居れば、魔物に襲われる心配がないし、みんなもちゃんと助け合ってるから。炎もゆっくりできたらいいな」

「…そうだな」


昨日見た村の様子を思い出す。

みんな笑顔で、活き活きしてる。

悲しい感情が見当たらない。

世界が変わったけど、前向きに生活してる。

凄いと思った。


「それに、()()()()()()()()()()()()

「ーー」


ズキン。

アイニレシアのその言葉に、何故か、懐かしいと感じ、そして突然、頭痛がまた襲ってきた。


「う…!」

「…!炎!?大丈夫!?」


アイニレシアはすぐに俺に駆け寄り、俺が倒れないように支えてきた。


「あ、ああ…大丈夫だ」

幸い、それがほんの一瞬の事だった。俺は、心配を掛けないように、笑ってみせたが、

「無理しないで。ちょっと座ろう?」

アイニレシアに見透かされたように、そう言われた。


仕方なく、またベッドに腰を下ろした。

彼女も自然に俺の隣に座り、俺を落ち着かせるために、手をずっと握ってた。


「…な、アイニレシア、一つ聞いていいか?」

「シアでいいよ。なに?」

「…シア、俺は、君と昔、会ったことなかったか?」

「え?何でそんな事を?」


そう、何でだろう。この親しみさ。どこかでーー


「あ!朝っぱらから女の子を口説いてる!」

「すげぇ~ヤル気満々だナ」


…そうだった。ライと舞衣も、『炎の事をシア一人に丸投げできないから』と言って、昨日もここに泊まった。


「いや、誤解だ」

「昨日もそう言ったよね?でも二日連続はさすがにないわー」

「それは…命の恩人に、何か恩返ししたいと思ったから、ちょっと彼女の事を知りたいだけだ」


さすがに見苦しい言い訳だが、嘘は言ってない。

しかしライと舞衣は、疑わしい眼差しで俺を見た。


「本当~?」

「嘘つけ~」

「うるさいな、お前ら」

「「お?」」


俺の言葉に、何故か二人同時に驚いた。


「その話し方、懐かしいね!」

「少し昔のことを思い出したのか?」


どうやら、昔の俺は、もうちょっと乱暴な言葉遣いだったらしい。


「いや、とっくに何も」

「「そうか…」」

二人共、明らかに落胆した。


「まあまあ、記憶は、急げば取り戻せるものではありません。生活していけば、いつか戻ると思います。ね?だから、焦らないで」


シアは握った手に少し強い力を入れた。顔に出てないが、不安を感じてるかもしれない。

「…そうだな。その通りだな」

「ふん~仲いいね?会って数日だけなのに、まるで長年付き合ったカップルみたいに、妬けちゃうなー」


「「カップル…!?」」


俺とシアは一緒に狼狽えた。


「あ、朝ごはんしましょう!準備します!」

シアは顔を紅潮したまま、外へ逃げた。


「クックッ、顔を赤くして、可愛いな」

「人をからかうのが好きだな、オマエ」

「だって、今はそれしか楽しみがないもん!ゲーム機もないし!」

「はいはい。オレたちもシアの手伝いしよう。炎、ゆっくりしていいゾ」


ライは拗ねてる舞衣を引っ張りながら、一階に降りて行った。


「カップル…か」


その言葉が、心の中に引っかかった。



    ●



朝ごはんは目玉焼き、ベーコン、トーストなど。洋食っぽいメニューだった。

しかし、村に鶏がない。そして牛と豚もない。

なら、これらのものはどうやって用意した?

と、昨日はそれが気になって、話を聞いたーー


『食材?魔物のだよ?』


舞衣は軽い感じに答えた。

毒がないのか?そのことでシアに尋ねたら、


『天聖族の聖術で、有害の体液と魔力を浄化してるので、皆さんの今までの食事と変わることなく、食べられますよ』

『まあ、あの外見の生き物から取った肉だから、みんなが最初、怖がってたよねー』

『ちなみに食べてるのが基本、獣型の魔物の肉だ。人型だと、さすがに抵抗があるからな』


ということで、卵は鳥型の魔物から、ベーコンは先日、ライの槍で殺されたベヒーモスの肉で作られたもの、らしい。


意外とうまかった。



    ●



朝食を食べ終わった後に、三人が俺の今日のスケジュールについて話し始めた。


「早めに村の生活に慣れて、みんなと仲良く交流できるようにした方が、いいと思いますが…」

「でも、この世界についての知識も身に付けないとな」

「一気に全部勉強させるなんて、物理的に無理だよねー」


と、三人は真剣に悩んでいるが、すぐに俺に顔を向け、


「「「炎は、どうしたい?」」」


息ぴったりで問いかけてきた。

少しその勢いで押されたが、俺の答えは決まってる。

両方とも大事なのは事実だ。ならば、


「午前中は村のみんなと話し、午後はこの世界について勉強する、というのは、どうだろう?」

「「「おお~」」」


今度は三人同時に感心した。


「確かにその方法ありましたね」

「それぞれのことに掛けられる時間が短くなるな」

「でも、同時進行した方が、リスクも少なくなるよね」


そう。ものによるが、知識あっても、実際に見て、触って、体で感じないと、その危険性を理解することができない。

この世界で生きるためには、片方だけを先に突き詰めじゃだめだ。


「そうと決まれば、朝の行動を…」

「シア様。ただ今戻ったのじゃ」


シアが話を続けようとした時、門の外に福徳の声が響いた。

彼女はそのまま一階の門を開けて、福徳と何やら話し合った。


「北の洞窟の件じゃが…」

「…分かりました…」


小声で話してるため、あまり聞き取れなかったが、どうやら昨日、福徳が言った洞窟についてだ。


「これは、時間かかりそうだねー」

「じゃあ、今日の午前中の行動は決まりだな」


キラン!


二人の目が何かを企んでいるように閃いた。


「シア~今日は炎のこと、あたしたちに任せて!仕事あるでしょう?」

「え?あ…でも」


シアが俺を見て、どことなく切なさそうな顔になった。


「…そう、ですね。二人なら大丈夫だと思います。よろしくお願いしますね」

「そんな泣きそうな顔しなくても、午後はここに連れ戻すから!」

「え、やだ。私、そんな顔してました?」


無自覚だったらしい。


「じゃあ、行ってくるね!」

舞衣は俺の手を取り、シアの家の外へと連れ出した。ライもすぐ後ろに追いかけてきた。



    ●



「1ゴブリンソードを、1ベヒーモス肉に交換はどうだ?」

「いや、2ゴブリンソードだ。」

「高くないか?」

「バカヤロ!あまり見ないレア魔獣の肉だぞ!それぐらいまだ安い方だ!」

「あー分かった分かった!」


ライと舞衣に付いて歩きながら、肉交換店で交渉する村人の会話が耳に入った。


肉を管理するのは天聖族の天使で、聖術で魔物の肉を綺麗にした後、村人に提供している。

しかし、天使と言っても、おとぎ話のように、心が広いという訳ではなさそうだ。

しっかり管理人らしく、基準を持って対応してる。もうはや商人だ。


舞衣から聞いたが、他の天使も、大体そういう態度らしい。


村を正常に運営できるために、全員に平等で、そしてルールを守ってもらう。

それが、村長ーーシアの指示だそうだ。


甘やかすことなく、かと言って厳しく叱ることもない。

善意による行動。

天聖族の聖術を使えば、村ところが、楽で城も建てられるだろう。

しかし、


『そうすると、皆さんがどんどん天聖族に頼るので、そうなると、万が一将来、天聖族がいなくなった時に、彼らだけじゃ、この世界で生きられないと思います』


ごもっともだ。人間じゃ、魔物に対抗できるはずがない。

一人でも生きていけるように、シアが他の天使と一緒に、この村の人間に色々教えてる。


人を導く存在ーー彼女が言った、()の理想像だ。


「さて、どうしようかなー」


舞衣が両手を頭の後ろに重ねて、悩んでいる様子。


「…行く当てないのか?」

「ある!あるけど!いっぱいありすぎて、何処から行こうか迷ってるの!」

「それ、行く当てがないのと同じじゃないか」

「あ、ツッコんだな!この!」

(いた)っ!肘突きやめろって!」


そんな舞衣と俺のやり取りを隣で見守ってるライが、何かを考えて、その結果を口にした。


「決まってないなら、オレが先に決めてもいいかー?」



    ●



『セー!やー!』


ライが決めた場所は、槍術訓練所だ。

そこに男女分けることなく、みんな汗を大量に流しながら、一生懸命、練習に取り込んでる。


「注目ーーー!!!!」

俺たちーーというよりライを見た一人の女性が、号令を出し、訓練してる人が全員動きを止めた。


「センセイが来ました!礼を!」

『よろしくお願いします!』


全員がライの方へ向き、頭を下げながら、元気よく挨拶をした。


「いや、そんなことはやらなくていいって、言ったよな?ファル」


ライは指示を出した、ポニーテールしてる女性・ファルに苦笑いした。


「そんなことはデキません!礼儀がないと、槍術も上達できませんので!」

「堅苦しいな…まあ、今日はそのために来たわけじゃないから」


ライはファルと話し込んだ。俺はそれが気になり、舞衣に事情を聞いた。


「ライって、もしかして…」

「うん、この訓練所の管理人にして、先生だよ。今はファルに先生の仕事を投げて、自由行動することが多いけどね」


事実を確認できた瞬間、生徒全員が訓練所の壁側に移動して、中央の訓練場所を空けた。

その流れに、不吉な予感がした。


「よし、炎」


ライは俺に声を掛けた。熱い視線と一緒に。


「やろう!」


ナニを!?



    ●



俺は、練習用の木の槍を持って、訓練所の真ん中に、ライと向き合ってる。


(何故、こんなことに…)


『記憶喪失に一番有効なのは、衝撃だ!』と、ライが。

『yes!』と、舞衣が。


というバカげた内容で、無理矢理に立ったされた。

槍を持ったことないのに、これはいじめ?


「準備はいいか?」

「…できてる訳がないだろう」


しかし、ただ無様にやられる訳にはいかない。

何をすればいいのが分からなく、とりあえずライと同じ構えを取り、意識を集中した。


「…いくぞ!」


ライは正面から詰めてきた。早い…!

だか、分かる。

彼が今出してる力は、魔物相手の時それではない。


本当に練習だ。

それでもーー


「う…!」


俺は床に転んだ。

辛うじて2回の攻撃をを躱して、3回目はライが俺の槍を飛ばしたことで、勝負がついた。


「2回か…」


ライはそんな俺を、ただ冷たい目で見下ろした。


『おおおおお!!!!!!!』


しかし、何故か生徒全員が興奮して歓声を上げた。


『見た!?』『ああ、センセイの槍を避けたぞ!』『それも2回!』『何者なんだ?』

『ほら、シア様が世話してるあの男!』


「え…?」


訳が分からない。何でそんなに嬉しいのか?


「ふん、本気じゃないにしても、オレの槍を避けたのは、シアと舞衣以外は、オマエが初めてだからだ」

「…え?」

「嘘じゃないよ。()()()()()()()は違うことだから。みんな、ライの攻撃を防御するのが精一杯なのよねー」


舞衣はいじわる目線と笑顔で生徒を見回した。全員恥ずかしがって、目を合わせようとしない。


「さあ、立って」

ライは俺に手を差し伸ばした。

「え?」

「え、じゃない。一回で終わると思ったのか?()()()()()()()()()()()()、だろう?」


その言葉に、俺は自分に墓を掘ったことに気付いた。


午後まで生きられるんだろうが、俺?



    ●



訓練所を長い時間で借りたいということで、ライは早々、生徒たちを村の仕事に向かわせた。

その後の訓練所には、俺、ライ、舞衣の三人だけ残ってる。

そしてまた数回の練習を重ねた後に、


「はあ、はあ…」

俺は息を吸うことも困難になり、槍を持つ手も、力を入れることが厳しくなった。


「…どうだ。少し昔のことを思い出せたか?」

「…いや…」


この練習は、ただの練習ではない。

俺の記憶を取り戻そうと、二人の計らいだ。


『シアがね、炎が記憶を取り戻すことを、何故か避けてるよね』


練習の途中で休憩を取る間に、舞衣がおもむろに彼女が感じたことを俺に伝えた。


『オレもそう思った。炎に刺激を与えたくないと、彼女はいつも言ってるが…』

『それにしても、過保護すぎるよね?もう何があっても、炎の記憶に関わるものを、絶対触れさせたくないぐらいの勢いもあったね』

『…何故、彼女がそういうことを?』

『さあ…本当に炎が心配だからか、もしくは、』

『炎が記憶を取り戻したことに、不都合があるか、だ』


その話し内容が気になり、練習に専念することができなくなった。


「…さすがに都合よく思い出せないか、まあ、しょうがない」

ライは残念そうな顔で、

「今日の最後の練習だ。少し本気を出すぞ」

再び槍を構えた。

その言葉通り、身に纏ったオーラが変わった。


刃物のような感覚…これは、殺気ってヤツか?


ベヒーモスと対面した経験ある関係か、そういう目に見えないものに、少し敏感になってる。

ライは俺が準備できたのを確認して、軽く笑った。


「懐かしいな…最後にオマエとこういう風に稽古するのは、まだ1年前以上だけど、もう数年も経ったような気がするな」

「…懐かしい?」

「ああ、昔のオマエは、槍術だけではなく、他のスポーツもいい成績出してたな。学校の有名人だった」

「そうか」


実感がない。記憶がないから。

でも、練習を重ねていくうちに、なんとなく槍の使い方を思い出した、気がする。


「よし、始めるぞ!」

「…来い!」


合図が終わったと同時に、ライは姿を消した。

早い。人間の目で追えない速度だ。しかし、


感じられる。


あの鋭い敵意を。


「…後ろだ!」

俺は身を回して、槍を回転させ、背後に横薙ぎをした。


「…!」

「おおー!」


防御された。しかし、読みは当たった。

そのことに、舞衣はテンションが上がり、感嘆の声が漏れた。

ライは彼女とは逆に、驚いたが、それも一瞬だけだった。


「ていやーー!」

「ちっ…!」


オレの攻撃を、()けやがった。

本気出してないとは言え、神意(プロヴィデンス)になったオレは、身体能力は昔と比べられない程、強くなってる。


文字通り、人間ではなくなった。


そんなオレの攻撃を、炎が練習を繰り返してる中、少しずつ、着実に、避けられるようになった。

最初は2回、そして3回、4回…今、ちょっと本気を出してる状態でもアイツ、苦しい感じはあるが、防御と回避、しっかりとこなしてる。


バケモノだな。


昔からそうだった。何でもできる人だったな。

しかし今の状況は違う。あまり考えたくないが、


炎も、オレや舞衣のようにーー


ライは、ある可能性を想像して、舞衣の方をちらと見た。

同じことを思いついたか、舞衣もライに視線を配った。そして、


「かっ…!」


最後の練習、終わった。俺は、槍と一緒に壁際に飛ばされて、そのまま倒れた。

もう立つ気力もない。床に体を投げ出し、天井を見つめた。


「お疲れー」


舞衣が訓練所の中にある木の容器で、水を汲んで、ライと俺に渡した後、そのまま俺の横に座り込んだ。


「ありがとう」


ゴクゴク…


喉を鳴らしながら、水を大量に飲んだ。

そんな俺の様子を見て、舞衣が嬉しいそうに目を細めた。


「…何だ?」

「ううん。昔、体育授業終った後、あたしもこんな感じで、あなたたちに水を渡したな、って。本当、懐かしいなー」


また、「懐かしい」、か。


「な、二人に聞きたいことあるけどさ」

「なに?」

「どうした?」

「何故、俺の記憶を取り戻そうとしてるんだ?」


俺自身の意思ならまだ理解できるが、友たちの立場の人が、そこまで焦ってる理由が分からない。


「それは、ね?」

舞衣がライを見つめ、ライは何も言わずに、ただ頷いた。


「炎がずっと記憶喪失だと、■■がかわいそうだから」

「ーー」


耳鳴りがした。舞衣が何かを言ったが、聞き取れなかった。

すぐ隣にいるのに、雑音としか感じない。


「…ごめん、もう一回言ってくれないか?」

「…大丈夫だよ」


俺の返事が予想通りだったのか、舞衣が微笑んだ。しかしその顔に、悲しげな感情が籠った。


「さあ!こんな汗臭い場所にずっといたくないから、さっさと出よー!」


彼女は立ち上がり、元気な声を飛ばした。


その後、さすがに体力が限界の俺を、これ以上連れ回すのが無理だと思ったのか、

ライと舞衣は二人で俺を担いだまま、シアの家に戻って休むことにした。


そして彼女に怒られたのは、また別の話だった。

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