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再臨のラグナロク  作者: ちさん
一章 神の災涙
2/28

第2話 始まりの村ーーリ・ストリ

久しぶりの投稿です...

ベヒーモスと呼ばれた怪物と対峙するアイニレシア。

角が切られたことに、ベヒーモスが一瞬怯えて、後ろに下がったが、すぐに痛みで怒りを感じ、渾身の雄叫びを放った。

「ゴォォォォーーーー!!!!!」

「う!?」

その叫びは、俺の鼓膜を震動させ、軽く眩暈を引き起こした。


(なんつっ音出すんだ…!)


まるでミサイルが爆発した時の音だ。

ただ、その巨大な音を正面から受けても、アイニレシアは顔色一つも変えなかった。


それところが、震えもしなかった。まるでこういう状況にもう慣れたように。


威嚇は効かないと分かり、ベヒーモスが唸り声を上げ、四肢に力を入れ、攻撃体勢に転じた。


バキバキ…


地面はその力で簡単にひび割れた。突進ーー予備動作から、その攻撃を連想する。あの巨体で、全力でぶつけられたら…!


嫌な想像が浮かんだ。しかし、アイニレシアは逃げようとはしない。むしろ剣をよりしっかり構えたような気がした。


「駄目だ!逃げろ!」


そう叫んだ時、ベヒーモスが攻撃を出した。

軽く助走し、そして小ジャンプした。そのまま全身の体重でアイニレシアを潰す気だ!

それに対し、アイニレシアは剣を空に掲げ、反撃をしようとした。

が、


シューーーーー!!!!


空気を裂く音が鳴ったと共に、森から何かが高速で樹木を倒し、ベヒーモスに飛んで行き、そのままヤツを右から左へ貫いて、さらに向こうの森へ飛んだ。

その攻撃は、()と伴った。ベヒーモスは強大な衝撃でバラバラの肉片になり、その肉片も、一片残さず黒焦げになった。


あまりにも唐突なことで、俺は固まった。


あの大きいバケモノを、一瞬で?


信じられないーーいや、そもそも起きてから今まで、夢みたいなことばかりだ。

ただ、この後起きたことは、俺にすべてが現実だと教えてくれた。


「ライさん!」


森の中から、ゆっくりと一人の青年が歩いてきた。

「戻れ、グングニル」

彼の呼び声に、先ほどベヒーモスを貫いたものーー()が、破壊された森の跡から、勝手に浮かび上がり、そのままライという青年の手に戻った。


「すまん!待たせた!」

「いえ、いいタイミングでした。炎も無事でしたし」

ライは最初にアイニレシアに詫びを入れ、そして俺の方を見つめた。


「本当ダ!おい、生きてたのか!?あのまま起きないと思ったゾ!」

彼は俺の肩を掴んで揺さぶりながら、馴れ馴れしく話しかけた。


しかし、

「…ごめん、君は誰だ?」

「…はっ?」

「…え?」

俺の質問を聞いて、アイニレシアとライは同時に目を開いた。


「おい、冗談だろう?オレを忘れたのか?親友のオレを!」

「…ごめん」

真面目な顔で話したライに、俺は申し訳ない顔するしかなかった。


キィンーー


突然、ライの槍、()()()()()が光を放した。

それと同時に、頭の中に、ある映像、いや…これは記憶?が浮かんだ。


それはライと一緒に、学校で昼食を食べる時の記憶だ。ライの他に、緑髪の少女と、正体不明の()()()がいる。みんな楽しく、和気あいあいで話し合った。


「うっ…!?」

「おい!?どうした!?」

「炎!?大丈夫!?」

頭が痛い。俺を心配するように、二人は体を屈んで俺に寄り添った。


「…ライ。ライ・グラアンガ?」

俺は頭の中に思いついた名前を、確信を持ったないまま言った。

しかしそれが当たりのようで、

「おお!覚えてるじゃないか!びっくりさせんなよ!」

ライはめちゃ嬉しそうに俺の肩を叩いた。


「よかった…」

アイニレシアも俺の様子を見て、ホッとした。

でもそれは、俺の本当の状況を知らないから安心できただろう。だから、


「…いや、よくない。俺は、記憶を失った」

自分から事実を伝えた。

守ってくれた人だから、記憶喪失を伝えたところで、悪いことにならない、はず。


「「え?」」


案の定、二人はまた驚いた。俺自身が一番信じられないけどな。


「嘘…でしょう?」

「いや、コイツの顔、嘘は言ってないぜ」

「本当だ。ライの事も、会う前に覚えてなかったし、今は名前を思い出したが、他はあやふやの状態だ」

その言葉を聞いて、アイニレシアは何かを考え込んで、そしてグングニルを見た。


「…『神具(しんぐ)』に接触したことで記憶が戻った…?」


ドンーーー!


聞きなれない単語に戸惑ったが、突然、遠い場所から爆発音が聞こえて、そっちに意識を向けた。

森の中から大量の煙が上り、ライとアイニレシアがそれを見ると、焦り始めた。


「村が…!」

「クソ!陽動か!?」


どうやらその場所に、村があるらしい。

だとすると、何かに襲われた可能性が大きい。

先ほど俺を襲ったあのバケモノみたいなものとか。


「まずいじゃないのか!?助けに行かないと!」


自然と、その言葉が口から出た。その言葉を聞いたアイニレシアとライは、最初はびっくりしたが、何故かすぐに安心したように、微笑んだ。


「そうですね!助けに行きましょう!」

「ああ、行こう…と言いたいだが、炎はどうする?オレ達と同じように動けないよな?」

「私が運びます」

「え?」


聞き間違い?俺を運ぶと?どうやって?


「お、確かにそっちの方が早いかもな。じゃあ、オレが先に行くか。それにアイツが村にいるし、心配はないと思う」

「ええ、お願いします」

「じゃあ、炎、後でな」

次の行動を決めたところ、ライは俺に軽く別れを告げ、来た道を戻った。


「では、私達も行きましょう」

アイニレシアはそう言って、俺の背後に回り込み、両手を俺の腰に回し、抱き寄せた。

胸が当たった。柔らかい感触が…だがそれを楽しむことより、やばい予感がした。


「え?あの、行くってどうやって?」

「ふふ、私が来た時と同じ方法ですよ。しっかり摑まえてね」

彼女が楽しそうにそれだけ言って、俺を抱えたまま、背中の翼を羽ばたき、


空を、飛んだ。


「うおおおおおお!!!????」


早い。ジェットコースターみたいに。

それと違うのは、安全装置は背中にいるアイニレシアだけだ。


彼女が途中で力が尽き、俺を落としてしまわないか心配をしつつ、周りの環境をついでに確認した。


部屋で見た景色で判断したより、樹海の範囲は途轍もなく広い。果てが見えないーー

そして何より、さらに遠い場所に、丸い球体が空に浮いてるのが見える。


鮮血のように紅い球体が、不吉な黒い霧を纏いながら、空を浮遊してるーー



    ●



「着きました」

アイニレシアはゆっくりと俺を地面に下ろした。

3キロの距離を、2分もかからない程に、俺たちは()の外に着いた。


そこは本当に普通の村だった。

石で作られた小屋に、俺が寝ていた場所と同じの、2階建ての木造建築が数棟、並んでる。そして村を守るための、木で作られた柵が周辺を囲んだ。

その他に、農耕工具とか、生活用の道具も村の中に置かれているが、どれもデザインが古いもので、まるで時代が違うと感じた。


ただ、それよりも大事なことが、

「何だ、これは…」

村の外が、まるで戦闘機に爆撃されたように、広範囲に大きさが異なる窪みが点在した。


それぞれの窪みの中心か周りに、複数の『何か』の残骸と血が散乱してる。

原型こそ確認のしようがないが、残骸の皮膚らしい部位の色は、同じ色の物があれば、違う色のもあった。


その残骸らは、明らかに人間の物じゃなかった。


手の残骸は、爪が10センチを超えたものがあり、頭だった部分の(くち)に、まるで野生動物の歯が生えてるのも見えた。


そしてその『何か』らをこういう風にしたのは、『()』だ。


形が違う残骸が転がってる場所に、必ず矢が刺してる。

樹に、地面に、そして残骸そのものに。


一言でいうと、誰かが矢を乱れ撃ちした状況だ。


「酷い…」

血の生臭い匂いがする。その上にバラバラされた死体。人間の物じゃなくても、吐き気を催した。


「お、戻ったか?」

「ライ!」


ライは、俺の右手の森の中から姿を現した。手に血に染めた槍を持ちながら。


「何で、森の中から?」

「ん?それは、オレが着いた時、もう大まか、方が付いてたが、森の中に逃げたやつがいたから、それを仕留めるために、また森に入った。んで、今戻った訳だ」

なるほど、と納得した。


「それよりみんなは?大丈夫でしたか?」

アイニレシアは若干、緊張気味でライに尋ねた。

村の中に、人の姿がない。そのことに、アイニレシアも、俺も、不安を感じた。


しかしライは、

「ああ、大丈夫だったぜ。アイツがいたからな。」

彼は村の奥に指さした。そこに、こちらを目指して、小走りに来る、緑髪の人影が見えた。その人影は、左手に銀色に輝く、『()』を持ってる。

つまり、この光景を作った張本人かもしれない。


「ライ!シア!」

ちょっと遠いせいで、顔は見えないが、声からすると、女性だ。

彼女は親近感ある声でライとアイニレシアを呼んだ後に、俺の存在に気付き、止まった。


「…お?おおお?」

と、少し妙な声を上げて、


「炎だ!炎ーーー!!!!!」

俺の名前を大声で呼びながら、ダッシュしてきた。


「お?おおお!?」

早い。アイニレシアが空を飛んだ時より遅いが、その走るスピードは、もはや人間離れだ。


彼女は、100メートルの距離を、3秒で詰めて、俺を押し倒した。


「痛っ!?」

目覚めた時のおかしい痛みがまだ消えてない。その上に地面にぶつかったせいで、体に更なる刺激が回った。失神しそうだ。

もちろん彼女はそのことを知る訳もなく、


「炎!元気?いつ目覚めたの!?話したかったよ!」

まるで猫みたいに、俺の胸に擦りながら、質問ばかりしてきた。


「あの?舞衣さん。炎は目を覚めたばかりだから、そんな一気に問い詰められたら、きっと困りますよ?」

隣でアイニレシアは穏やかな口調で話ながら、倒れた俺と、舞衣と呼ばれた少女を見下ろした。

その顔、笑顔でありながら、言いようのないプレッシャーを感じた。気のせい?


「あ、そうなんだ?ごめんね。久しぶりだから、つい」

「あ、ああ…大丈夫」

てへペロ、と。彼女は立ち上がり、俺を引っ張り上げて、少し反省した様子で笑った。


「それより、村で何かありました?周りの状況を見る限り、戦闘があったと思いますが…」

「それだよそれ!先、シアとライが村を出たじゃん?そのあとすぐ、何かおかしなゴブリンやらオーグやらの魔物が村の回りに現れて、あまりにも数が多かったから、()()()()()で一気に片付けたよ。もう~疲れた!」


舞衣は弓を大事に胸に抱きながら、村の状況を説明した。


「魔物の群れ…このあたりの魔物は大体、排除したはずなのに、何で今更…」

アイニレシアは何故か俺をちらと見た。


「…とりあえず。みんなは無事?」

「うん!村人全員、家の中に避難させたから、無事だよ!みんな、もう出ていいよ!」

舞衣の言葉と共に、建物の中から、人が姿を見せた。

肌が黒い人、黄色い人、白い人や他の色ーーすなわち、黒人、黄色人種、白人など、明らかに違う国、違う人種がいた。


そしてその中に、アイニレシアと同じ、肌白く、金色の目を持ち、どことなく輝いてる雰囲気を出してる人もいた。あれは多分、白人じゃない。そもそもアイニレシアは翼を持ってるから、人間じゃないことは確定だ。


「え?」


村だから、同じ人種が一緒に生活するのが普通だと思ったが。何だこれは?


『シアおねえちゃんーー!』


自分の家から出た人群れの中に、子供も何名がいた。彼らは元気で走り、アイニレシアに飛びついた。


「みんな元気そうだね!大丈夫だった?」

「うん!舞衣姉ちゃんが守ってくれた!こう、屋根の上に飛び上がって、弓でシューシュー、と、一瞬で魔物たちをやっつけたよ!カッコよかった!」と、男の子が。

「そう?それはよかったね」

アイニレシアは子供たちの頭を撫でて、慈愛に満ちた目で見ながら微笑んだ。


「ありがとうございます。舞衣さん」

「いいって。もうみんな、長い時間一緒に生活してきたから。でもさ、今日みたいなこと、さすがに普通じゃないよね?」

「オレもそう思うな」

「そうですね…でも、みんな無事でしたし、(えん)にも、今の状況を説明しないと、色々戸惑うと思うので、私の家で一旦集めましょうか?」

「お、賛成ーー」


三人はこれからやる事を決めて、俺に話しかけた。

(えん)、お待たせ」

「あ、うん、全然大丈夫」

じゃないけど。


一刻でも早く状況を掴めないと、先みたいに、命の危機が何時迫るのも分からない。

さすがに何も知らないままで死ぬのは、ごめんだ。


「では、歩きながらちょっと簡単に説明しますね。その前に、」

コホン。アイニレシアはわざとらしく咳払いした。


「ようこそ。始まりの村ーーリ・ストリへ!」



    ●



アイニレシアに支えられながら、俺は辛うじて三人と一緒に彼女の住居に着いた。


アイニレシアの家は、村の中に一番大きい建物だ。

と言っても、2階建ての建築で、俺が寝てたあの場所よりちょっと小さい。


彼女いわく、『村長だから、身分に合う大きい屋敷じゃないと』という村人たちの総意で作られたらしい。

本人は困っていたが、みんなの好意ということで、受け入れた。


家の中に植物入りの花瓶がいくつあり、書斎もある。ただそれ以外は、権力の象徴たる金の装飾とか、高価の物は見当たらない。シンプルで自然を感じられる住まいだ。


俺たちは、部屋の真ん中にある家庭用円卓を囲んで座った。アイニレシアは人数分のお菓子とお茶を用意した後に、俺の隣に座った。


そして俺は、信じ難いことを耳にした。


「世界が、滅んだ?」

「はい…そして時間が経って、世界が()()を始め、やっと少しずつ、昔の様子を取り戻せました」

アイニレシアは低いトーンで返事をした。その様子で、決して嘘をついてる訳じゃないと分かった。


「はは…バカな。だって、みんなも生きてるじゃないか?」

「それは、私達、()()()が、生き残った人々を守るために、みんなを一ヶ所に集めて、村を作り上げました」

「この村の生存者以外は、もう生きてる人はいない。少なくとも、この村の周辺20キロ以内はな」

と、ライが補足した。


「そんな…嘘だろう…」

みんなの顔は、真剣そのものだ。しかし、それで『はい、分かりました』と納得できるはずがない。


「やっぱりそういう反応だよねー。あたしも最初、シアと出会った時、『夢だ!』と思っちゃった。あはは!」

「…というか、舞衣…さん?君は、ライと同じく、俺の知り合いなのか?」

俺の言葉を聞き、舞衣は半分食べたクッキーを落とした。ショックを受けたらしい。


「え?え?何?どういうこと?」

「あ…そういえば、(えん)は先、自分で記憶喪失とか言ったな」

「記憶喪失!?マジなの!?」

舞衣は椅子から体を起こし、俺の側に近づき、真面目な顔で俺を見つめた。


「じゃあ何!?あたしが恋人のことも忘れたの!?」

「「恋人!?」」

俺と、何故かアイニレシアも驚いた声を上げた。


「おいおい、さすがにその冗談はよくないゾ。■■のこともあるし」

「あ…そうだね、ごめん」

「あ、ああ…大丈夫だ」


冗談だと分かり、心がホッとした。

が、ライが(くち)にした話を、何故か一部聞き取れなかった。耳の調子が悪いのか?


その時、部屋の隅っこに置かれた、舞衣の弓は、光輝いた。


『え?』と、全員がそっちに視線を向いた。


「あの光は、炎がライと会った時と同じの…」

アイニレシアがそう呟いた瞬間、俺の頭が、まさに先と同じように、頭痛し始めた。


「ガァ…!?」

ただ、先より痛い。あまりの痛みで、椅子から落ちた。

何だ、これは!?


『炎!?』三人が倒れた俺の側に近寄ってきた。


体の痛みと、頭の痛み。なぜこんな目にあわなければならないと考えつつ、脳内に『あるシーン』が回し始めた。

これは、先と同じもの…つまり記憶だ。


放課後、舞衣と仲良くアイスクリームを食べに行った思い出。

しかし、先の記憶と少し違う。ライはいない。そして、


黒い靄がいる。


「はっ!?」

意識が戻った。そして最初に目に入ったのは、アイニレシアの泣き顔だ。


涙が、どんどん目の中から零れ、俺の顔に落ちてきた。


どうやら、心配させたらしい。それよりも今の体勢、もしかして膝枕?頭の後ろに柔らかいものが…


「炎!?よかった…!」

「おお!起きたのか!」

「5分で目覚めた!今回は短っただね?」


舞衣の(くち)から、不穏な言葉を聞いた。それで一番最初に、確認すべきことに気づいた。


「…『今回』は、どういうことだ?そもそも今は何年だ?俺は、」

どれぐらい寝たのか?

今回は短いーーということは、今まで結構寝てたことになる。

しかしそれは、1日、1週間、1ヶ月、それともーー


三人は顔を合わせて、少し迷った後に、アイニレシアから切り出した。


「炎、落ち着いて聞いて。あなたは、1年ぐらい眠り続けたの」

「…は?」

1年?そんなに?ただ、それで体の得体の知れない痛みは納得できる。

長時間動いてないことによる、筋肉の反抗だ。


「そして今の時代は、神々が生きる時代、()()()2年ーーあなたが生活していた、昔の暦でいうと、」


2037年。

世界が終わりを迎え、そして再生を始めた。


後から思い返せば、これは、


新しい(神話)時代の始まり。それと同時に、すべての始まり(根源)だったーー

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