↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

雪の中を

作者: 朝焼 悠
掲載日:2023/02/10

風に乗って

小人の子どもたちが

舞い踊っているかのような

真白い雪が肩に乗った朝

僕は車へと乗り込んで


予報よりも

だいぶ早めに降り始めた雪は

予報通り

少しずつ勢いを増して


フロントガラスに

白い結晶が当たって爆ぜる

強くなっていく風に

前方は白く染まる


事故だけは起こさないように

いつもより慎重に

いつもより緊張して

ハンドルを握る


そのつもりだったんだけど


道沿いに見える

学校のグラウンドが

植物やガードレールの頭たちが

世界全体が

少しずつ

白に染められていくさまに


雪たちが軽やかに

ときには激しく舞い踊る

その光景を

綺麗だと

美しいと

このまま誰もいない世界へと

誘われるのではないかと

心を奪われながら

車を走らせた


このままどこまでも

行きたいと思った

この世界の中を

どこまでも走り続けたいと


美しいと

綺麗だと

そう感じた世界の中を

行けるところまで

行ってみたいと


理由なんて分からない

ただ

どこまでも

白い世界を走る中で

何も見えない世界でも

全てが不安や恐怖に繋がる訳でも

変わっていく訳でもないんだって


舞い踊っている雪たちに

教えてもらえたような

そんな気がしたんだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] >このままどこまでも 行きたいと思った この世界の中を どこまでも走り続けたいと こちらが特に印象的でした。そんな景色が見たくなりました。 素敵な詩をありがとうございました。
[良い点] 良き詩♡♪ そだな~♡♪ そうだよね。 ワリぃが、オイラの小説ん中でも詩♡でも 朝焼さん像は、出てんのよ。 良い人物像(キャラ)ちゃあ、怒られるかもだけど、 君──、朝焼さんは、オイラの描…
[一言] 愛しています。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。