山の中腹で
そして、発砲音が鳴り響いた。
空気そのものが破裂したかのような、重く、とても乾いた音が、山の林に響き渡る。しかしそれもすぐに飲み込まれ、やがてまた静寂が横たわる。
銃口の先で、灰色の軍服の男が一人、頽れた。
*
初めまして。萩原稀有です。
一万字強の短編(?)になります。(書いた時系列的には)初の短編です。もし一話目を読んで面白いと感じましたら、ブックマークして下さると嬉しいです。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。