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#潜入

二万字!

自分で見てもくそつまらない駄作ですね、、、

「ダン僕らも手伝うよ。頼りにならないかもしれないけどさ。」


「雑魚なお前たちの助けなんていらねえ。ガキはすっこんでろ。」


「僕のほうがダンより数万倍強いよ。冗談抜きで。

ところでお兄ちゃん、ダンの妹はどこにいるか心あたりがあるんでしょう?」


「人さらいにあったとしたら、それは十中八九ザザンの仕業です。

奴隷としてほかの国に売られてしまいます。でもザザンが関係していることがわかっても妹さんがどこにいるのかわかりませんね。」


「僕、探知魔法使えるよ?範囲はスラム全域。」


チャーリー魔法使えたのですか。


「基本的に、防音するには地下が一番いいと思います。地下に人がいる場合、そこは薄暗いことをやっているところの場合が多いです。」


「今使うよ。

、、、、

こっち。」


チャーリーに連れられてきた場所はぼろ小屋でした。


「この下ですか?」


「地下にもたくさんの施設があるけど、ここにいる人たちの反応と動きのなさを見るにたぶん監禁されている。」


「なに!じゃあ突っ込むのか、お?お?」


「ダン、突っ込めるわけないでしょう。それにザザンにはむかったことばれたらスラムにいられないよ。」


「じゃあどうするんだよ。」


「小柄な僕たちでいく。」


「お前らだけに迷惑かけるわけいかないだろうが。」


「チャーリー護衛らしき人って何人いる?」


「15人くらいしかいない。」


「15人も、、、チャーリーはいけると思いますか?」


「いける。一人で。」


ええ、一人でいけるのですか。


チャーリーの強さは知っています。おそらく僕がいることで邪魔になることもあると思います。

で、でも、、、


「僕は、、、」


「お兄ちゃんは妹の護衛、できる?」


「っん、できる。」


「大丈夫、お兄ちゃんは自信もっていい。それにやばい奴は私がやる。」


「やばいやつわかるのですか?」


「3人いる、、、先殺しちゃってもいい?」


「もちろん。」


「じゃあ、いこう。」


「お、俺は何すればいい。」


「近くに火でもかけとけば?混乱になれば紛れやすくなるでしょ。」


「お、恐ろしいこと言いますね。あんま迷惑かからないようにしたいですけど、、、」


「とりあえず行きましょうか。チャーリーの索敵が頼りです。」


「入り口に2人、僕がやる。カバーはよろしく。」


どさっ、と音が2回した後チャーリーが戻ってくる。手には血塗られたナイフが握られていた。


「大丈夫。」


地下へ続く道は狭く、周りのランタンのみが頼りです。


チャーリーはその後も順調に敵を倒していきます。


死んだ人を見るたび心臓が強張ります。静かにしないといけないのに、心臓の音がうるさいです。


さっきまで生きていた人が物に代わっている。


恐怖感。


「お兄ちゃん、次最後3人、3人とも手練れ。

、、、いくよ。」


チャーリーの放ったナイフは1人目の喉を切り裂く。そして2人目の腎臓への一刺しを、、、

突然チャーリーは攻撃をやめ距離を取った。


3人目が道具を取り出した。敵に何か手を打たれるのはまずい。


「お兄ちゃん!」


「わかっている。」


瞬地を使い距離を詰めそのまま体当たりをした。


とりあえず何か使われたことはなさそう。


チャーリーの正面にいる敵はフルプレート、バスターソード。


急所に即死攻撃を入れていたチャーリーとは相性が悪そうです。


僕の正面にいる敵は、ライトアーマー武器はシミター。


首元に銀色のプレートが光っています。B級冒険者、冒険者ランク上から2番目の強さを持つことの証です。


血液が凍ったように冷たく感じ、心臓が、鼓動が鼓膜で爆音を鳴る。


立っているだけなのに平衡感覚をなくしそう。


チャーリーから感じるピリピリした雰囲気。


何している。僕。


ここは戦場だろ、ビビるんじゃねえ!


無理やり奮い立させた心は、その炎は、幾何と保たない。


心が冷めていく。あははは、そうだよな、僕はそうゆう性格をしているんだ。


何も熱中できなくて、ノリというものに冷ややかな視線を送る。


そのくせ主人公に、心の熱いやつに憧れているんだ。


ビビるんじゃねえ、なんて僕らしくない。


本番で実力以上なものが出て堪るものか。


一瞬に命を懸けて堪るものか。


奇跡は信じない。マイナス思考型。


異世界に行ったからと言って急に変われるはずもない。


冷静に、心を静めて、僕のやれることをこなそう。


明日生まれ変わったって♪

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