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#訓練

月曜日火曜日は講義が8限までびっしりなのでほとんど書けませんでした。。。

環境に慣れるまでしばしお待ちを

「チャーリー。いってきます!」


「うん、行ってらっしゃい。

はい、これ。」


チャーリーは果物を2,3個詰め合わせた包みを持たせてくれます。


包みを持って基礎能力強化のため僕だけがカンザキさんのところへいきます。


チャーリーを頼るのは申し訳ないですが、お金や生活のための狩りを任せています。


はぁ、、、チャーリーの心配をしている場合じゃありません。これから地獄が始まります、、、


魔女の家につきました。初めてここに来た時から季節が2つ過ぎました。季節はもう冬です。


その間僕は身体訓練しかやらせてくれませんでした。


文句がないかといえばうそになりますが、黙々と課題をこなすことは得意です。陰キャは将来有望な社畜


になるでしょう。大手企業はブラック企業、ブラック企業は社畜が多い、社畜は陰キャで人生負け組、つ


まり大手の社員は人生負け組!そんなわけないですね。


文句は言いませんよ、僕を思って厳しくしてくれているのです。


わかっています、、、わかっていますとも!


初めてここに来た次の日から訓練のメニューはほとんど変わっていません。


軽いストレッチから始まり、初めに瞬発力を鍛える訓練をします。


そして体を思った通りに動かす訓練。指示通り動くことからはじまり、寸止め、最後には目隠しして数センチ数度単位で正確に体を動かします。


セトさん曰く、この訓練で養う力こそが冒険者に必要なものだそうで、、、


普通に考えてできませんよね?


でもセトさん目の前でやってのけるのです。


僕は人間ですよ?セトさんも人間ですが。


いやでも明らかに転生者だしずるくね?


この正確に体を動かす訓練が合格せずに季節を2つまたぎました。途中何度も逃げ出したくなりました。で


も朝チャーリーが毎日果物入れた袋を用意して置いてくれるのです。逃げ出せませんよ、そんなの。


締めに2時間走りっぱなし、耐久走。実践を想定した、疲れ切ったからだで行うことに意味があるそうで、


最後のほうは記憶が飛んでいますよ。まじです、、、


さあ今日も張り切ってストレッチからです。


「よお、ヴィレ今日から戦闘センスを鍛えていこう。」


神様ですか、もうあの訓練からおさらばできるのですか!!!


「あぁ、もちろん今までの訓練も同時進行だが」


悪魔でしたか、、、


「ヴィレは初めの訓練で剣をどんなイメージで扱った?」


「んー、ズバッ!ヒュン!ザクッ!ですかね?」


「なるほど、わからん。

、、、まあ、俺が言いたいのは、剣は刃物というよりは鈍器だってことだ。

いやもちろん、神の遺物や魔法剣とか例外はあるが、、、

並の冒険者が初めにもてる武器時じゃ、獣を切ることはまず不可能だろう。

戦技は前に言った通りあくまで補助の要素が強くて決定打になりうるものではない。

では王都の冒険者はどうやって殺しているか、結論を言ってしまえば魔獣を殺るには撲殺がメインになる。

剣は鈍器、つまりイメージとして、拳の攻撃範囲を延長、硬度の強化その程度なんだ。」


「はぁ、なるほど、ドン!ガン!ですね。」


「、、、そうだ。ドン。ガンだ。

そんなことを頭に入れて訓練をしてほしい。

それじゃやろうか。」





「ただいま。チャーリー。」


「お帰り。お疲れ様。」


「聞いてください、チャーリー。今日からとうとう戦闘訓練が始まりましたよ。」


「へー、おめでとう。」


「セトさん曰く、体を正確に動かせれば、戦闘訓練は状況判断を養うだけでそうで、セトさんと組手やって最適解をその都度指摘される感じです。」


「じゃあ、もうそろそろ一緒に訓練できそう?」


「わからないけど、たぶん。

ごめんね、迷惑かけて。」


「ううん。家族は助け合うもの。当たり前。」


やだ、妄信しすぎじゃない?チャーリー悪い宗教に勧誘されないかしら、、、


「うん、そうだね。」




そうだよ。

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