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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

どちゃくそどうでもいい短編集。

絶対切れてるでしょ。

クソほどどうでもいい話。


皆様、ウォシュレットを使った事はあるだろうか。


そう、トイレにある、お尻のとある一点に狙いを定め、暖かい液体を射出し股下をグショグショにしてくれるアレだ。


アレ、スゴいよね。発案して作った人は神だよ。初めて使った時の衝撃たるや、以後トイレットパーペーだけでは満足出来ない体になってしまった。恐ろしいヤツよ…。



そんな感じでお世話になることしばらく、私は先日、以下の恐ろしい事態にあった。



某日、会社にて。


催した私はトイレに駆け込み、出すモノ出して毎度の如くお世話になろうとボタンに人差し指を向けた。


───その時!私に戦慄が走る。



水勢 ┃┃┃┃┃



画面に映し出されたこの表示を見て、私はガタガタと震えた。


しかし私は冷や汗をかきながらもマイナスボタンに指を移動させ、荒ぶろうとしている神を鎮め給わせた。


ピ、ピ、ピ、ピ。



水勢 ┃



ヴイィーン。ジョボジョボジョボジョボジョボ…ウ、ウィーン。


「ふぅ」


最後にトイレットペッパーでヌレヌレの股を拭けば、何食わぬ顔で個室より無事生還した。



…さて、この恐怖がお分かり頂けただろうか?


注目すべきはこの


水勢 ┃┃┃┃┃。


いわゆる|Lv.V(ファイブ)。5段階中最強射出度の表示である。


その威力、まさにウォーターカッターの如し。いや、使った事ないから分からんけど。


私はいつも最弱値でこの勝負に挑んでいる。理由は単純、痛いからだ。


私はレベル2でもちょっと苦痛であり、ましてや5など死刑宣告である。試してみる気にもならない。考えただけで死ねる。


とにかく、私の前に誰かがこの威力で臀部の汚れをこ削ぎ落としたという事実に、戦慄を禁じえなかったのだ。


この猛者は切れ痔になっていないか心配…、いや、寧ろ無事とか有り得ん。


きっと血だらけでこの後も仕事したのだろう。南無三。





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