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The satan  作者: Nao
2/2

パンとスープと少しのフルーツ

続きです。


最近寒いです。

風には気を付けなければ!!


今回も。

楽しんでいただけたら幸いです。




『記憶を無くした俺へ


どれだけ時間が過ぎ去っていたとしても約束をはたせ


エメラルドをさがせ


何があっても逃げるな』




とても抽象的なメッセージだ。エメラルドってなんだ?宝石?

俺はつまらない疑問を片隅に3日分の日記を読み進めた。



『4月3日


今日は誕生日だ。

試験開始。


結構楽しみだったりする』




『4月4日


試験1日目。


まずは、泊まるところをみつけないと。

今日は野宿。


木の下がとても落ち着く。しばらくお世話になろう。』



『4月5日


朝。俺を見下ろす人間がいた。

綺麗な目をしている。エメラルドみたい。


人間は俺を家に泊めてくれるという。

いいやつだ。


試験の間世話になる。


久しぶりにしっかり食事をした。

とてもおいしい。


パンとスープと少しのフルーツ。』



そこまで読んで目が覚めた。カーテンの隙間から日差しが差し込んでいる。不思議な夢をみたものだ。記憶ははっきりしているし夢でのことも鮮明に思い出せる。

そうだ、俺は普段は高校生だ。健全な男子高校生。入学したての1年生。因みに季節は春。


今日は幸いなことに日曜日だ。夢のことを整理しよう。俺はなるべく細かく夢のことを書き出した。

決意はしたものの春の眠りはとても気持ちが良い。2年前に習った漢詩でもある人が唱っていたたしか「春眠暁をおぼえず…」とかなんとか。その通りだ。眠りから覚めてもベットから抜け出せない。

偶然目に入った時計をみて完全に目が覚めた。

もう正午を過ぎている。しかたなく抜け出してとりあえず、食事をした。パンとスープと少しのフルーツ。











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