統治者の条件
小さい時から感じていた世界との齟齬。成長とともにそれは増していった。初夏の雨に感じる郷愁に、どこかここにはない場所への思いを抱く。大学4回の冬、それは起こる。2限終わりに廊下に出るとそこには見知らぬ男がいた。男に連れられて行ったのは魔法世界。その男が使える国の王はその国を守るために負った傷により命を落とした。しかし、肉体はただの憑代であったため新たな肉体を作ることとした。強い力を持つ魂に耐えられる肉体を作るためには時間がかかる。そのため代理の王を親友に任せ王の魂は目覚めの時を待ち眠りについた。ある日、作っている肉体と魂は失われ代理でしかなかったはずの王は自分が真の王であると名乗りだす。国政は荒れ、やがて国は2つに裂ける。
*逆ハーになることはありません。ご都合主義です。主人公の口調がたまに荒れます。
*逆ハーになることはありません。ご都合主義です。主人公の口調がたまに荒れます。
講義が終わって即、異世界に拉致られた
2016/11/21 15:49
(改)