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餓鬼が!!!!!!
藍哉が謙棲のためにお茶を用意し、持っていくと…
「ッ―!!!あのクソ餓鬼!!!!!!」
大人しく勉強か机に伏せてるかと思っていたら、逃走していた。
17歳になってするとは思わず油断をしてしまっていた
「……チッ、探すしかないか…」
藍哉は一人長い茶髪の髪を雑にかき上げ溜め息をついた
どうせ紫龍の所だろうと、向かう途中。
長身の藍哉はやはり少しでも外を歩くと目立つ
顔もいいので女がよってくる……のはまだ男としていいが、男がよってくるのはただうざく目ざわりだった
はっきり言えば藍哉は珍しい服を羽織っているのも原因の一つ、華やかに菊の花が描かれている和の国の着物を羽織っていた。これを見るどに藍哉は、和の国の技術が優れていることが一目で分かって関心していた。
こんな細かいことをやる和の国の人間……日本人に会ってみたいものだとまで考えていた
まぁ、日本人もここの住民も身長は低いらしいが、なぜか女性のものは大きく紫龍が藍哉に似合うからと仕入れてきていた
紫龍邸
警備のものが眠らされていて、それを見た藍哉は今日は厄日なのかもしれない…と、秘かに思った