その後
すべてを話終わると沈黙が続いたが最初に破ったのは紫龍だった
「任務、ご苦労であった。それにしても志鳥幻か…誇霖家も黎司以外にも生き残っていたなんてな」
紫龍が腕を組んで悩むと緋蘇那はふと話始めた
「しかし、いったい志鳥家はなんなのでしょう。志鳥家一代目当主 志鳥幻まさかまだ生きているなんて…本当に化け物のようですね」
緋諏那の意見に全員同意した
それも、志鳥家は幻だけではなく他に五人いたことを話すと緋蘇那は
「それは多分亜鶴莎・志那鴿との間の子供でしょう」
「!?志那鴿家は志鳥家とも繋がっているのか!!」
藍哉は驚いて勢い良く起き上がろうとしたが左肩の痛みで起き上がることができなく蒲団に倒れこみ。肩に激痛がはしり藍哉は体を丸め冷や汗をかいて真っ青になっていた。苦痛が顔に表れていた
医者はその様子を遠くから見て勢い良く枕元へ駆けてきて急いで検査を行った。
普通肩が外れただけで勢いよい良く起き上がっただけでそんなに顔を真っ青にすることもないのだ
紫龍や謙棲たちは心配そうに藍哉を見守っているのが藍哉にも見え軽く微笑んで見せた
しかしその後、肋骨がすべて折れてることが分かった
今まで気がづかなかったのは、藍哉が地下街から歩いて帰ってきたと聞いて肋骨が折れていたとは気が付かなかったのだ
そのまま数日話すことも起き上がることも禁止された――――――