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61.ゆったりとした時間

 焼鳥屋で買った串を身と分けてお皿に乗せ、その周りに輪切りにしたゆで卵を添えようと、鍋に魔法で水を入れて、コンロに魔法で火を入れる。

 そこから、水が沸騰するのを待って、残っていた卵に少しだけひびを入れてから鍋に入れる。

 時間の感覚がないこの世界で生きていると、体内時計も、派手に狂いだしつつあるから、なんともいえないけど、堅めのゆで卵が好きな私は、しぶとく鍋の前で待って、適当なタイミングを探る。

 といっても、よく考えれば、スマホにタイマーやストップウォッチの機能があるんだから、それを最初から使えよって話なんだけどね。

 まぁ、スピッカにつないだまま魔力を流せば、充電ができるから、スピッカが壊れない限り、ずっと使い続けることができるんだけどね。


 律儀に「1・2・3……」と数えることができない私は、もう待てないってタイミングでコンロにそそぐ魔力を止め、沸騰したお湯の中から卵をお玉で取り出して、そのまま水をかけて冷やす。

 そして、だいたい触れることができる温度になったら、ヒビを入れたところから一気に向いていく。これが楽でいいのよね~。なんてひとりおしゃべりクッキングをしながらサクサクっと自分の夕食を作っていく。

 すっかり周囲は真っ暗闇。私の家だけがぽつんと明かりがついていて、ちょっと気味悪さも演出しながらも、私の夕食は完成。

 ほっと一息をつきながらも、空腹で騒ぐ胃袋を黙らせる。

 ようやくありつけた夕食も食べ終わると、そのままお風呂に。……と思ったけど、先に浴槽を洗わなきゃ。

 昨日、いたずらを仕掛けたメルティさんがお風呂に入った後、そのままだったことを思いだした。

 朝のうちに掃除すればよかった。なんて思ったけど、それも後の祭り。せっせと浴槽を洗い、その中に水魔法と炎魔法を同時にいれる。もちろん、炎魔法のほうが割合は小さくね。そうじゃないと、熱湯風呂になってしまい、そんなお風呂に私は入る勇気がない。

 ……うん。いい温度になってるね。これくらいの温度なら、ゆっくり私も入れる。もちろん、冷めたとしても、追い炊きとして、炎魔法を少し加えたらいいだけの話だし。

 そんなことを思いながら、窓の外に見える月を眺めながらゆっくりとお風呂につかる。


 これからどうなっていくかなぁ。どうなるかは神のみぞ知るってところなんだろうけど、やっぱり、やりたいことをただただやっているわけだし、普通の高校生なら、こんなことはできないんだろうけど、やっぱり、友達とワイワイして遊ぶのもいいよねぇ~。なんて思っちゃうけど、この暮らしもいいかななんて。

 どっちがいいなんて言い難いだろうけど、その時次第かな。


 ゆっくりと湯船につかった後は、しっかりと寝室のベッドの上でストレッチをして、身体が固まらないようにしてから寝る。そうしないと、翌朝起きたとき、身体がバッキバキになっちゃうからね……。動けなくなるのが一番いやだし。それに、乳酸も流れてくれないから、筋肉痛にもなるし。それでこの前、痛い目に遭っているし。

 そう考えると、やっぱり、ストレッチって大事だよね~。

 しっかりとストレッチした後は、もう寝るだけ。

 今日もしっかりと踊ったし、かなり動いたし、身体はいい感じに疲れていて、スーッと眠りにつくことができた。


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