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ドラゴンフェイサー  作者: 鋼輝
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第五章(最終章) 絆 第12話

バリウスとカノンの激闘は続いていた。そんな最中、リサは策を練っていた。

力が増すカノン。それに対しバリウスは……

カノン「クックック………はっはっはっはっ!

楽しい!楽しいぞ!バリウス!

我に近しい実力同士の戦いがこんなに楽

しいとはな!」

バリウス「………」

カノン「もうこの世にお主が居れば充分だ……

お主を倒し、また世界を一から創造しよ

うではないか!

お主の様な者をもっと………」

カノンの言葉に割って入る様にバリウスは叫んだ。

バリウス「人の世に干渉する事は神であっても許

される事じゃない!

何が神の審判だ!ふざけるのもいい加

減にしろ!

こんな事、オレが終わらせてやる!」

カノン「もっと!もっとだ!もっと楽しもうでは

ないか!!」

カノンは更に能力を解放する。そしてエネルギーが漏れ出す。

バリウス「……くっ!」

(まだこんなに力があるのか!)





─────ヴァズの領域内─────


ヴァズ「これで良いんだな?リサ……」

リサ「ええ……これなら大丈夫だと思う……」

ドルテ「リサ……これをどうやって届ける?」

少し黙り込んでいたユリウスが徐に提案する。

ユリウス「俺が届けよう…」

ヴァズ「ユリウス!……其方は……」

ユリウス「片腕が無い俺は、もうこれくらいしか

役に立てない。やらせてくれ……」

リサ「ユリウス……」

ユリウス「リサ、アンタの思い……必ず兄貴に届

けて見せるさ…」

ユリウスはリサから、リサのオーラが詰まった首飾りの『守護石(しゅごせき)』を受け取った。





カノン「バリウス……このゲインの剣だが……

もっと良い代物になると思わんか?」

バリウス「…! 何?!」

カノンはゲインの大剣に力を込めた。すると形がみるみる変化していく。

バリウス「な?!………」

ゲインの大剣は形を変え、コンパクトではあるが禍々しい形に変化した。

カノン「これで使い易くなった…クックック…

さぁ!再開しようぞ!」

カノンは更に凄まじいスピードでバリウスに接近。強烈な一振を浴びせる。


バギンッ!!!


バリウス「ぐっ!」

ガードしたバリウスだったが、カノンの一撃で瓦礫の山まで吹き飛ぶ。


ズガガーーー!


カノンは自身の剣を眺めて満足気に呟いた。

カノン「我ながら素晴らしい……」

程なくしてバリウスは瓦礫の中から飛び出る。

バリウス(軽くなったのか……動きがまた数段良

くなっている……)

カノン「どうかねバリウス。良い剣だろ?」

バリウス(あの身体に慣れてきている……このま

まではマズい!……どうする?)

カノン「何か策を練っている顔だなぁバリウス。

お主がどう足掻こうが、所詮我には敵わ

ん事を教えよう………」

バリウス「……ん?」

カノン「これが我の全開だぁーーー!」

カノンから有り得ない程のエネルギーが放出された。

バリウス「な!……」

バリウスは驚いた。

バリウス(やはり、もうこれしか無いのか……)

バリウスは剣を握り締め覚悟を決める。

バリウス(この世の(ことわり)を司る絶対神

………やはり命をかけるしかない!)

カノンは余裕の笑みを浮かべ、バリウスを見下ろす。そしてバリウスに言い放つ。

カノン「ここまで来ればもはや我にも加減は出来

ん!……まぁ安心しろ、殺すまではいか

んがそれなりに痛めつけてやるだけだ

……行くぞ!」

カノンはまたバリウスに接近。先程よりも更に速い剣の振りでバリウスに連撃を浴びせる。


ギンギンギンギンギンギンギンギンギンギン!

ギンギンギンギンギンギンギンギンギンギン!


カノン「あーーーはっはっはっはっ!」

バリウス「ぐっ!……」

バリウスはガードしているが、そのガードの隙間を縫う様に細かい斬撃がバリウスに入る。

バリウス(オーラを溜める隙が無い!)


ドンッ!!


バリウス「ぐぉぉっ……」

カノンは剣の連撃で隙をついてバリウスの腹に蹴りを浴びせる。

バリウスはまた瓦礫まで蹴り飛ばされてしまった。ダメージは大きかったが、バリウスは腹を押さえて立ち上がる

バリウス「はぁ…はぁ………くっ!」

(肋をやられた!……)

カノンはバリウスを見下ろし、自慢げに叫ぶ。

カノン「良いのが入ったなぁ!バリウス!

なかなか効いたろ?」

バリウスはカノンを見上げ力を込める。

バリウス(もうやるしかない!)

カノン「……ん? 何をしようとしている……」


バリウス『オーラ……解放ぉー!』


今のバリウスの状態でのオーラ解放。空気は激しく振動し、大地は地震の如く揺れる。

カノンから余裕の笑みが消えた。

カノン「奥の手………か……」




────第13話に続く────



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