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ドラゴンフェイサー  作者: 鋼輝
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第四章 神々へ…… 第3話

ヴァズに拉致されたバリウスとユリウス。

バリウスの力を試す為、ヴァズは剣を手に取るが…………

カーン「何が起こるか分からん!

ドルテ!リサを守るんじゃ!」

ドルテ「おぅ!」

カーン(とは言うものの、ワシとドルテだけでは

もうどうにもならんがな……)



─────ヴァズの領域──────


ヴァズ「バリウス、剣を構えろ……

今の其方が神に対抗出来るか見てやる」

バリウス(………この気配ならいける!……)

ヴァズ「来ないならこっちから行くぞ…」

その言葉を発した瞬間、バリウスの目の前にヴァズがいる。慌てて距離をとるが、ヴァズは圧倒的なスピードで追い付いた。

バリウス「くっ!」

ヴァズ「遅いぞバリウス……」

ヴァズは剣を一振。バリウスはガードするが弾き飛ばされてしまった。

ユリウス(アイツ、なんてスピードだ!)

ヴァズは余裕の笑みでバリウスを見ていた。

バリウス(おかしい……感じ取れるオーラの強さ

からすればオレと互角のはず……)

ヴァズ「バリウス……其方は弱い……」

バリウス&ユリウス「……なっ!」

ヴァズは少々呆れた様にバリウス達に話す。

ヴァズ「私の足元にも及ばんな……まぁ分かって

はいたがな……

実戦で確認したかっただけだ。」

バリウス(どういう事だ……)

ヴァズ「フッ……信用出来ん様だな。仕方あるま

い、証明しよう。其方の身体でな」

ヴァズは瞬間移動したようなスピードでバリウスに接近………それは一瞬だった。


バギンッ!……ドンッ!


ヴァズの蹴りがバリウスの左腕にヒット、そして掌底突きでバリウスの腹を叩いた。

バリウスは壁らしきところまで吹っ飛び、壁にめり込む様に激突、そのまま気を失った。

ユリウスには一瞬にして吹き飛ばされた様にしか見えなかった。

ヴァズ「これが神だ……」

ユリウス「……あ………」

ユリウスはあまりの力の差に恐怖で声が出ない。そしてヴァズはパチンッと指を鳴らした……




カーン&リサ&ドルテ「わっ!」

カーン「帰って来おった……!」

ドルテ「お……おい!」

リサ「バリウスーーー!」

バリウスは仰向けの状態で倒れていた

ドルテ「ひでぇ……」

バリウスの左腕は通常では曲がらないはずの箇所から有り得ない方向を向いて曲がっている。そして吐血して白目を向いている。

リサ「あ……ああ………バリウスーー……」

カーン「こりゃいかん!」

カーンは慌ててバリウスの状態を確認する。

カーン「腕の骨は粉砕しておる……

腹を殴られたのか、内臓が幾つか損傷し

ておる……衝撃で背骨も何箇所か……」

ユリウスはあまりの恐怖で震えている。

カーン「お嬢ちゃん!手を貸しなさい!このまま

ではバリウスは助からんぞ!」

カーンの医療錬成は夜まで続いた。


カーンとリサの努力の甲斐もあってバリウスは一命を取り留めたが、当然の様に目を覚まさなかった。息も浅く危険な状態だった。


リサ「大丈夫でしょうか…老師……バリウスは」

カーン「手は尽くした。あとは祈るしかない

のぉ。傍についていてあげなさい。」

リサ「………」

カーンはバリウスが寝ている部屋からそっと出ていった。そしてユリウスに話し掛ける。

カーン「何があったんじゃ?」

ユリウスは下を向いたままゆっくりと話す。

ユリウス「兄貴とヴァズが戦った………

あれは戦いじゃない……一瞬だったん

だよ………気付いたら兄貴は………」

カーン「………予想以上じゃな……」

ユリウス「俺達は触れてはいけない者に触れたか

もしれない………」


神………もはや想像を絶する程の力を持った存在だった。

このまま『審判の時』を待つしかないのだろうか……それとも…………




────第4話に続く────


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