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ドラゴンフェイサー  作者: 鋼輝
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第三章 古代剣士 第15話最終話

バリウスとユリウスはようやく回復する。

カーンは皆を集めて今後の行動についての話し合いが設けられた……

『神の審判』……地上の生物を全て無に返す為にネロが数千年の区切りで行う広大な大型生物錬成術である。

だがしかし、また一から生物を構築していく為、厳密には人類誕生から数千年というのが正しい。その為、ネロは数十億年生きているという事になる。

ネロは人類誕生を三度見ている。すなわち、二回に渡って審判を下し、ようやくネロの戦闘の相手をする事が出来る剣士達がヴァズ達である。




─────ガーネフィスト・カーン邸─────


(応接室)


ドルテ「老師、別の世界なんて作れるのか?」

カーン「もうワシにも分からん………」

ドルテ「老師が分からねぇ事は、もうお手上げだ

なぁ……」

カーン「言うまでもないが、ネロは何でもあり

じゃからのぉ」

ドルテ「何でもあり過ぎだろ……」



────3日後────

(バリウス部屋)


バリウス「ん………んん……」

バリウスは目を覚ました。かなり眠っていた様だった。身体を起こし、ベッドに座ったまま少しぼぉっとしている。

バリウス(オレはどれくらい眠ってた?)

まだ完全ではなかったが回復している。ベッドの横に小さなテーブルがあり、そこに軽食とメモくらいの置き手紙が添えてあった。


〖起きて食べられそうなら食べて リサ〗


バリウスはゆっくりと置いてあった水を飲んだ。



(ユリウス部屋)


ユリウスもバリウスと同じくらいに目を覚ましていた。部屋の扉を外からノックする。


コンコン……「失礼しま~す」


リサがバリウスに持って行った物と同じ軽食を持って入って来た。目を覚ましていたユリウスを見て少し驚いていたが、ベッドの横にある小さなテーブルに食事を置いた。

リサ「良かったら食べて下さい…」

ユリウス「………すまない……」

リサ「い、いえ……じゃ……」

リサが出ようと振り返った時、ユリウスは呟いた。

ユリウス「……フッ……なるほど……」

リサ「……え?」

ユリウス「アンタ、エリザの生まれ変わりか…」

リサ「……!」

リサは驚いたが、以前バリウスからクリスタリカ王女暗殺事件の事を聞いていた為すぐに気付いた。

ユリウス「……食事……ありがとう……」

ユリウスはそこからまた無言になった。


それから2日経過し、バリウスとユリウス共にかなり回復した。そのタイミングを見計らって、カーンは全員を応接室に集めた。

カーン「どうじゃ二人共、身体の方は…?」

バリウス「お陰様で……ありがとうございます」

ユリウス「……良かったのか?俺を助けて……」

カーン「ほっほっほっ…もう今は戦う気はない

じゃろ?」

ユリウス「……フッ…お見通しか……」

カーン「うむ…皆を呼んだのは……神の件じゃ」

バリウス&ユリウス「……!」

ドルテ「率直に言う。神はこの世にいない」

ユリウス「な!……なんだと?!」

バリウス「どういう事だ?!ドルテ!」

ドルテ「俺も分かんねぇんだよ……」

カーン「恐らく……これはもはや勘じゃが……

『異空間』に居るとワシは思っとる」

ユリウス「な!……それって……」

カーン「恐らく神…ネロは『異空間錬成』の術を

完成させておると見て間違いなさそう

じゃ」

ユリウス「カーンと言ったな…アンタかなり長く

生きてるみたいだが、まさか初期世代

の龍族なのか?」

カーン「流石じゃの…シリウスから色々聞いとる

みたいじゃな……」

ユリウス「じゃあやっぱり………」

カーン「自分で言うのも何じゃが、ワシは初期世

代の五大龍族の一人じゃ…………」


〖五大龍族〗

ネロが現在の龍族を世に作り上げた時に、その初期世代にはネロの力をより強く受け継いでいる龍族が存在していた。

その五人の名は……

ヴァズ・グロリアス

オリバー・カルディス

カーン・ブラウン

ゲイン・デウ・ファウル

アルト・ルクティス……である。

その後ネロは姿を消し、ネロへの信仰の念を込めて、ネロ・クリスタリカの名を冠して『クリスタリカ王国』が設立された。もちろん王位には強いエレメンティストの力を持ったオリバーが初代クリスタリカ王となる。


カーン「………とまぁこんな感じじゃの……

年寄りの昔話じゃ」

ユリウス「なるほど………」

カーン「ちなみに、五大龍族の中で生きているの

はヴァズとゲインじゃな……」

バリウス「神に属している者か……」

カーン「話しは脱線したが、神にどう挑むか…」

バリウス「カーン老師、提案ですが……

シヴァさんとカーン老師、オレとユリ

ウスの力を合わせたら、神の領域に行

けますか?」

カーン「……!ほぉ!」

ドルテ「でもどうやる?」

ユリウス「異空間だろ?しかもオレと兄貴、その

シヴァって奴も恐らく剣士だろ?

エレメンティストみたいな能力は無い

し、カーン一人に頼るのも………

はっ!そうか!」

カーン「皆の力を集めて、ワシが何とか………」

ドルテ「大丈夫か?老師……」

カーン「やるしかないのぉ……」


ユリウスが加わり、この上ない協力者が増えた。そして本格的に神に挑む……

『神』、それは龍族をこの世に生み出した創造主。そしてそこに居るのは始祖の龍族剣士達……

これは人類存亡をかけた戦いとなる。人類は生き残れるのか……それとも滅亡か……

龍族が巻き起こしてきた戦闘の終末は………





─────第四章に続く────


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