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ドラゴンフェイサー  作者: 鋼輝
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第二章 覚醒 第16話

バリウスはドルテ達の元に向かった。

ドルテはハウザーとの激戦にたまらずオーラ解放状態で挑むが……

────エメルダリア軍事施設内───


ドルテ「オーラ解放!!」

サラ「ドルテ!」

ドルテ「サラ!逃げろ!殺されるぞ!」

ハウザー「お前ら、ここから逃げられると思って

んのか?ん?」

ドルテ「お前の相手は俺だ!」

ドルテは構えた。ハウザーの強さに、もう躊躇している余裕など無かった。

ドルテ(この場でコイツを留めておかないと皆が

危険だ!

コイツをバリウスの所に行かせる訳には

イカン!)

ドルテ「サラ!逃げろ!はあぁぁぁぁ!……」

ドルテはハウザーに斬り込む!

ガシャン!

ハウザー「ほぉ、良い振りだ…」

ハウザーはドルテの大剣を受け止めながら笑みを浮かべている。

ドルテ「おらぁぁ!」 ハウザー「ふんっ!」


ガシャン!ガシャン!ガシャン!………


両者の武器が大きいせいか、激しい撃ち合いに衝撃が凄まじく、建物まで震えている様だ。

ドルテ「はぁぁ! おらぁ!!」

ハウザー「くっ!」

ドルテの強めの一振でハウザーは後ろに仰け反りながら後退した。その隙にドルテは大技を放つ。


ドルテ『激龍爪(げきりゅうそう)鬼刃(きじん)!』


強烈なオーラを刀身に纏わせた突きの一撃。思わずハウザーも声を上げながら吹き飛び壁に激突した。

ハウザー「うおわぁぁぁぁ!」 ドゴォォォン!

ドルテ「手応え充分だぜ」

好感触にドルテもニヤリとする。しかしドルテのオーラ解放状態の限界が近付いていた。

ドルテ(早めにケリ付けないとヤバいか……)

ドルテは大剣を握り直して構える。

ハウザーが起き上がってドルテに叫んだ。

ハウザー「やるじゃねぇか!おい!

そのぉ、なんだぁ?オーラ解放か?

おもしれぇ!もっと俺と遊ぼう

ぜぇ!」

ハウザーはドルテにもの凄い勢いで突進してきた。もはや猛獣である。

ハウザー「おらおらおら!あ~はっはっはっ!」

ドルテ「くっ!」

ハウザーの猛攻にドルテも防戦一方だ。たまらずドルテは距離を置く。

大剣を背中に構えてオーラを集束させる。高密度なオーラを刀身に溜めて、ドルテは切り札の大技の構えだ。

ハウザー「ほぉ…撃ってみろ!」

ドルテ「はぁぁぁぁぁぁ!!」

(コイツで決める!)


ドルテ『激龍爪(げきりゅうそう)!・阿修羅(あしゅら)!』


ドルテの一振は六つのオーラの刃となってハウザーに襲いかかる。それを見てハウザーは渾身の一振を合わせる。

ハウザー「おぉうるぁぁぁぁ!!」


ズドォーーーーン!!!!


周囲は砂煙で覆われた。ドルテは激しく消耗したのか息を切らせていた。

サラはホールの入口付近でドルテの戦闘を見守っていた。

サラ「す、凄い…………」

ドルテ「はぁ…はぁ…はぁ……サラ、早く行け」

ドルテがサラに声をかけた時、瓦礫の中からハウザーが出てきた。

ハウザー「今のは少し効いたぞぉ」

ドルテ「な!何?!」

ハウザー「残念だったなぁ!」

ハウザーはドルテに強烈なタックル。ドルテに当たった瞬間に鈍い音が響いた。


ボギッ!ゴキン!………

ドルテ「うぐあぁぁぁ……」



─── 一方その頃───


バリウス「ここだな……」

エメルダリア上空に辿り着いた。様子を見計らって降り立ち潜入出来る箇所を探したが、警備や護衛が一人として居なかった為、容易に入口から入れた。

バリウスは建物に入った瞬間に気配を察知する。

バリウス「サラ、ドルテとあとは……コイツが

ハウザーの気配か!強い!」

バリウスはドルテ達の元に急いだ。



──────────────────────



ドルテは強烈な一撃を浴びた。そしてオーラ解放状態の持続時間が過ぎた為、身体はボロボロになっていた。

ハウザー「もう終わりか……つまらんなぁ」

ドルテ「ぐっ……」

ドルテはもう立てない。ハウザーはニヤリとドルテを見つめ斧を振りかざす。

ハウザー「立てねぇなら仕方ねぇ。終わりだ…」

するとドルテの前にサラが立ちはだかった。

サラ「ドルテを殺させはしない!」

ドルテ「や……めろ!……サ……ラ!」

ハウザーはサラを見下ろし、ニヤリとしながら巨大な斧を振りかざす。

ハウザー「そんなに死にてぇのか……

だったらお前ら諸共死ねぇぇえ!!」

ハウザーは斧を振り下ろす。サラは剣でガードしたが…………


バギンッ! ズバァァァァ!!


剣をへし折ってサラの肩から胸元まで斧の刃が食い込んだ。それと同時にバリウスが到着した。


サラ「う……ごふ………」

サラは吐血する。


バリウス「……!!!! サラーーーーー!!」



───第17話に続く────


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