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ドラゴンフェイサー  作者: 鋼輝
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第二章 覚醒 第9話

リサは目を覚ました。しかしまた驚くべき光景にバリウス、ドルテ、デイジーの三人は戸惑う。

そして……

リサ「んん……ん……」

数日後リサは目を覚ました。出血が酷かったせいか回復にかなりの時間を要した様だった。

ドルテ「お!起きたか……大丈夫か?」

リサ「え、ええ……まだぼーっとするけど」

ドルテ「まだ無理するな。ゆっくり休め」

リサ「うん、ありがとう……」

ドルテ「悪かったなぁリサ。俺が居ながら……」

ドルテは沈んだ表情でリサに謝罪したが、リサは微笑んで首を横に振った。

リサ「あれは仕方なかったよ。ドルテは悪くない

よ……」

ドルテ「次はしくじらねぇ」

リサは少し笑ってから辺りを見回した。

ドルテ「ん?起きたらバリウスが良かったか?」

リサ「はぅ!……///」

ドルテ「はははは!わかりやすいなぁ

オケ!わかった!呼んで来る。まぁここ

は安全だ!ゆっくり休め。」

ドルテは部屋を出ていった。一人になって急に恥ずかしくなったのか、リサはベッドにうずくまった。


別室でバリウスは窓の外を見つめ、何やら考え込んでいる様子だった。

バリウス(ワッツとい男、恐らく剣士かどうかは

分からないが龍族である事は間違いな

さそうだな。一体誰に雇われているん

だろうか……目的は何だ……)

コンコン……「バリウス、入るぞぉ」

扉をノックする音がしてドルテが入ってきた。

ドルテ「リサが目を覚ました。意識もはっきりし

てるから大丈夫だろ。」

バリウス「そうか、わかった。」

ドルテ「あの事を話すのか?」

バリウス「ああ、ちゃんと言わないとな……

オレとリサ、お互いに重要な事……」

バリウス&ドルテ「!!」

バリウスの話しの最中にまるで話しを遮る様な強い気配を宿舎の中で感じた。

ドルテ「これは!」

バリウス「リサの部屋だ!」

リサの部屋に急いで駆け出す。そして勢いよく扉を開けた瞬間二人は驚いた。なんとリサは目を閉じた状態で身体が光り輝きながら宙に浮いているのだ。

ドルテ「こ、これは!……」

バリウス「ドルテ!近付くな!

オレの血が引き金となったか……」

ドルテ「どういう事だ?!」

バリウス「リサのオーラが覚醒した!」

ドルテ「な!……」

凄い気配に遅れてデイジーもリサの部屋に来た。言葉もないままデイジーはバリウスに視線を移した。

デイジー「これって……」

バリウス「ああ。カルディスの血筋である証が

目を覚ました。」

リサの身体から徐々に光が弱まり、ゆっくりとベッドの上に着地した。倒れそうになるのをバリウスは即座に抱き留め、そのままベッドに寝かせた。リサは気を失っている。

バリウス「こんなに強いのか…カルディスの

オーラは……」

ドルテ「王家のオーラって一体……」

バリウス「お前も知ってるだろうが、カルディス

の血筋は代々、無のエレメントである

カイザードラゴンを召喚できる。」

ドルテ「無ってのは………」

バリウス「正確には自然界にある六属性の火、

水、大地、空、光、闇…このどの属性

にも属さないのが無だ。エレメンティ

ストはこの無属性をそもそも使えな

い。だが王家のみがこの無の力を使え

る。何故だか分からないが、これこそ

カルディスの血筋の証だ。」

デイジー「でも何故?血の契約はエレメンティス

トの能力をけしちゃうんじゃ……」

バリウス「だが、傷は治ったからな。

契約は成立してる」


「奇跡が起こっているのかもな……」


三人は扉の方を見た。そこに居たのは……



───第10話に続く───


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