表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドラゴンフェイサー  作者: 鋼輝
18/75

第二章 覚醒 第4話

デイジーの宿を借りて寝泊まりをしていた一行。

情報が得られないままではどうしようもなくなっていた三人は………

バリウス「…………」

リサ「……どうしたの?」

バリウス「町の様子を伺ってたんだよ。

  まぁここは郊外だから目には見えな

いけど、気配でな……」


ここはエメルダリアから離れた島にあるデイジーが切り盛りしている宿の一室だ。寝る時は個室でそれぞれ寝泊まりしているが、起きてる時はなるべく単独行動をしない様にしている。

ここに滞在して3日程経過していた。

ドルテ「どうだ?バリウス。町の気配は……」

バリウス「おかしい……黒龍族の巣窟と言う割

には気配が感じ取れない……」

ドルテ「こりゃあ、直接偵察か?」

バリウス「いや危険だな。気配が消せる様な守護

(しゅごせき)があれば………ん?」

ドルテ「………おお!」

バリウスとドルテはリサの首にかかっているネックレスに注目した。リサは不思議そうな顔をしている。

ドルテ「……これだな!」



一通り外出の準備を終え宿を出ようとした時、デイジーが血相を変えて出てきた。

デイジー「ちょっとアンタ達馬鹿なの?!

外は黒龍族がウロウロしてるんだ

よ?分かってるの?」

バリウス「大丈夫だ。オレ達には守護石がある」

デイジー「は?!」

バリウス「これだ……」

バリウスはリサのネックレスを指さした。

デイジー「これって……」

バリウス「先日、カーン老師に作って頂いた物

だ。本来はリサが扱う物なんだが、

リサのオーラはまだ覚醒してない。

だからオレも扱える様に少しオレの

オーラも練り込まれてる。大丈夫。」

デイジー「分かった!……でも気を付けてね。

所持者以外のオーラだとあまり結界

は長くもたないよ!」

バリウス「分かっている。行ってくる…」

そう言って三人が出掛けようとした時、デイジーがふと質問した。

デイジー「ねぇあなた達、結界の気配が分かる人

いるの?」

デイジーの何気ない質問に………

ドルテ「あ………」

バリウス「付いて来てくれるなら助かる……」

デイジー「ったく、しょうが無いね~」






──同時刻──


エメルダリア軍事施設内にて……

ここはエメルダリアの軍事施設内にある特殊部隊を置いている施設、すなわち国家機密軍が配備された場所である。

軍人達は黒龍族で構成されており、龍族間の戦闘が予想される時に派遣される組織となる。


ザッザッザッザッ………

ピーーーーッ!「総員!注目!」

軍人「お呼びでしょうか!ハウザー総軍曹!」

ハウザー「今し方、バリウスがこの国の近く

に来ているという情報が入った!

皆に後で写真を配布する!

奴はジェネシス様を殺し逃亡してい

る!見つけ次第捉えよ!

応じなければ殺せ!」

軍人一同「イエッサー!」


こうしてハウザーはその場を後にしたが……

ハウザー(バリウス……何処に身を隠していたのか

は知らんが、オレがお前を殺す!)



───バリウス一行───


リサ「なんか、女性がいると安心です」

デイジー「あなた、よくこんなむさ苦しい男二人

とずっと一緒に居れたねぇ。

アタシならムリだわぁ~」

ドルテ「しゃ~ねぇだろ、俺達ゃ護衛なんだよ」

バリウス「もうすぐ港だ。リサ、こっちへ……」

リサはバリウスの前に立った。バリウスがリサのネックレスに手をかけオーラを込めると、四人の身体が一瞬だけぼんやりと光った。

バリウス「よし、結界が張れた。

シヴァさんの忠告が気になるがここ

でじっとしていても何も無いからな」

ドルテ「そうだな!」

デイジー「ドルテさん、あなた一番騒動起こしそ

うだから気を付けてよぉ」




こうしていよいよ船に乗りエメルダリア本土に乗り込む。

まさに『虎穴に入らずんば虎子を得ず』だ。



───第5話に続く───






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ