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ドラゴンフェイサー  作者: 鋼輝
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第二章 覚醒 第3話

エメルダリア付近にある小さな島に着いた三人。そこである少女に出会う。少女との会話でエメルダリアは現在大変な事になっていると聞くが……

───エメルダリア───

軍事国家として栄えた国であり、龍族を忌み嫌う国としても有名である。

人間の化学の粋を結集して作られた兵器を数多く所有し、対龍族との戦いに備えているとも考えられている。

軍事国家とは言うものの貿易や外交も盛んに行われており、クリスタリカとも交友関係にあるが、ジェネシスが築き上げた友好条約も今後次第でどうなるかは未定である。



バリウス「この島で降りるか……」

ドルテ「そうだな……」

リサ「?……着いたの?」

バリウス「いや、エメルダリアには空から入ると

撃ち落とされるからな」

リサ「え?!」

ドルテ「エメルダリアのお人達は、龍族がお嫌い

なんだとよ……」

リサ「???」

バリウス「まぁそういう事だ……」

三人はエメルダリアの手前にある小さな島から船で行く事にした。

ここはエメルダリアの大陸の傍にある小さい島で集落があり、本土からの物流で生活がまかなわれていた。そこの港にて……

ドルテ「おい、今日はもう船出てないらしいぞ」

バリウス「ふむ……仕方ない、宿を探そう」


三人は集落にある宿を探して町を歩いていた。

少女「あなた達、シヴァ様に会いに行くんだね」

三人「……!」

小声で話しかけられ、思わず三人は驚いた。

ドルテ「お前、何者だ……」

ドルテも大騒ぎにならない様に小声で返した。

少女はニコッと笑みを浮かべながら…

少女「気配で分かるわよ。シヴァ様からの

伝言……」

バリウス「聞こう」

少女「『今留守にしている。しばらく待て』ってさ。」

バリウス「…? 何かあったのか?」

少女「まぁ、ジェネシスが殺されたからクリスタ

リカとの友好条約をどうするのか

を政府が議論してるみたいね。実

際、ジェネシスが貿易の総責任者

みたいなところもあったから大変

よね」

ドルテ「おい、いい加減名前を名乗れ!俺達の

事は把握済なんだろ?」

少女「あはは!そうね。ごめんね(笑)アタシ、

デイジーよ。デイジー・シモンズ。

龍族よ」

バリウス「なるほど……」

三人はそれぞれ自己紹介した。だが、リサのフルネームを聞いた瞬間、デイジーの顔付きが変わり慌てた。

デイジー「黙ってアタシに付いてきて!」

ドルテ「どうした?急に……」

デイジー「いいから!」

デイジーは町外れにある小さな宿に三人を連れてきた。そして玄関の扉を閉め鍵を掛けた。

デイジー「ここはアタシが切り盛りしてるから

大丈夫。ところで貴女、カル

ディスって言ったよね。ここ

とエメルダリアで絶対カルデ

ィスって言っちゃ駄目だよ!」

リサ「え?どうしたの?」

デイジー「ここエメルダリアは黒龍族の巣窟だよ!」

バリウス「!…その話し、本当か!」

デイジー「クリスタリカ王国崩壊後、黒龍族は

エメルダリアの昔からある軍事

力に目を付けて移り住んでるん

だよ。皆、龍族である事を隠し

てね。軍人の殆どが龍族だよ。」

ドルテ「ヤバいな……」

バリウス「まるで敵陣に乗り込む感じだな」

デイジー「まぁそんなところだね。シヴァ様は

敵情視察で身分を偽って住んでる

んだけど、ジェネシスが殺されて

からは政府の体制が変わりそうな

のを察して身を隠してる。」

バリウス「………なるほど……」


ひとまず三人は休息を取りながらのエメルダリアの動向を見守るしかなかった。シヴァの行方が気になったが、今は迂闊に動くのは危険と判断したのだ。

三人の今後はどうなるのか………



──第4話に続く──



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