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俺へ

作者: こうの164
掲載日:2020/07/02

過去の俺は今頑張って生きてます。

未来の俺はどうですか?

 突然で申し訳ありません。

 どうしても俺に伝えておきたいと思い書かせてもらいました。

 最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 最近お体の調子はどうですか?

 こちらの方はご存じだと思いますが、ぼろぼろです。

 気持ちが滅入りそうです。

 悩みばかりが増えて自暴自棄な自分を見て自己嫌悪の毎日です。

 幼少の頃から体が大きく、活発な少年時代を過ごしましたね。

 性格は明るくて気さくで…… 

 その甲斐あってか友達もたくさん作れて本当に毎日が楽しく過ごせました。

 でも、幸せな時間は長くは続きませんでしたね。


 中学校の卒業も目前という時に体がおかしくなってしまいました。

 その気持ちを引きずりながら生きてきたせいで、もう元には戻ることは無い、そう自覚できるほどに俺の人生は崩れてしまいましたね。

 そして、本当の俺を失ってしまいました。

 それから長い月日が経って、さらに壊れた体や精神は今を生きる為の気持ちまで壊そうとしてきます。

 

 そんな時、あるアニメを見ましたね。

 自分が知るアニメと全く違うそれは、俺に小さな気づきを運んでくれました。

 それと同時に今まで全く興味のなかったラノベという本は、俺に活字の世界を教えてくれました。

 それからは没頭しました。

 来る日も来る日も読み続け、自分が本当に目指した生き様、まるで人生の教科書の様でした。

 

 この主人公の様に生きれたらどれだけ幸せだろう?

 

 現実の俺では決してなしえないような軌跡を紡いでいく姿を見ては、鼻をスンスンと鳴らしましたね。

 その時から俺の中の何かが変わった気がしました。

 説明できる程の何かがあるわけでもなく、それでも俺は確信を持っていたのを覚えています。

 それからちょっとしてから分かりました。

 自分で書いてみたいと。

 やり直せない人生をずっと嘆くよりも、空想でもいい、俺のなりたいと望んだものを書けばいい、と。

  

 未来の俺は今頑張っていますか?

 ここから先は俺ではわかりません。

 もしかしたら、もうこの世を去りましたか?

 それともまだ、間違った俺を演じていますか?

 分かりませんが一つだけ言えることがあります。

 正しいとか間違っているとかそんな事は関係ありません。

 俺の本当を願った俺を信じて、そして手に入れれる事を信じて。

  

 この願いを託します。

 

 俺より

 

 

 





 

 

 

 


 

 

気付くまでに長い時間をかけすぎて取り返すことはできないかもしれません。

それでも未来の自分を信じて書きました。

少しでも良い方向に傾いてくれたらうれしいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 未来への手紙、という感じが良いですね。
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