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違う世界から来た彼女と違う世界へ行った僕
僕は見てしまったのだ。
偶然にも。
頭の中がこんがらがって、
今目の前で起きていることが現実なのか
夢なのか、訳が分からなかった。
僕は見てしまったのだ。
人間が消える瞬間を…。
世の中には沢山の小説や漫画があって
その中のカテゴリには
「異世界転生」だとか「異世界転移」モノが
数多く存在している。
僕の好きな小説や漫画の中にも
異世界系の作品がいくつかある。
現実世界から異世界に行けたら
楽しいだろうなぁ…
なんて想像(妄想)しながら
独特な世界観に浸るのが
好きだ。
異世界なんて存在する訳ないと
言う人もいるが、
僕は存在すると思っている。
根拠はないが、
僕達の住む世界が存在しているってことは
此処とはちがう"異世界"も
きっと存在しているはずだ。
そもそも存在していなかったら、
"異世界"っていう文字すらも
この世には生まれなかったと思うから。
いつか行けたらいいなぁ…
こことはちがう
"異世界"に…。