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退屈な僕と面倒な国家-5章-

退屈シリーズ一話です。

推敲うまくいってないかも…

◆バンドとたこ焼きは後の祭り


   楽しい時間は終わってしまう。

   悲しい時間は終わってくれる。

   嬉しい時間は終わっていく。

   いつから始まったかは覚えていないけど、どんなことでも終わりが来る。

   じゃあ退屈な時間もすぐに終わるよね。


 ――――やはり夢を見た。

 僕は偉繰とあの子と一緒に遊んでいる。

 偉繰は夢を語る。

「俺様は誰にも負けない。そして俺様の楽園を作る。」

 僕は夢を語る。

「この退屈な日々から抜け出す。人として、物として、生として、心の底から楽しみたい」

 少しは叶っているのかもしれないな。まだ退屈だけどね。

 あの子は夢を語る。

「オレは二人についていく。お前等みたいな奴に盲従し、妄執できるのはオレみたいな猛獣だけだからな」

 長い付き合いになりそうだ。

 夢を語り合った僕たちはそれぞれに別れて帰っていく。また明日会うため。次に会うのを楽しみにしながら。

 ・・・・・・・・・そろそろ起きないとな。

 目を開けるとそこはステージ裏だった。いつものようになぜか膝枕。流れ的に党夜なんだが違うらしい。僕を膝に乗せながら下、つまり僕のほうを見て寝ているのはどう見ても雷三だ。

 可愛いな。肌がとても綺麗だ。それに垂れている髪が色っぽい。

 僕は雷三の頬を触る。

「ひゃうっ!」

 雷三が飛び起きた。その時僕は滑り落ちた。頭を強打!・・・・・・痛い。

「な、なな、なにしやがる!」

 可愛かったからついね。他のみんなは?

「・・・・・・レクリエーションの後始末だよ」

 あぁいつもの準備か。僕はそんなに寝ていないみたいだな。そういえば雷三はもう良いのか?

「おかげ様で。それよりクー。お前あの夢見ていたって事は記憶が戻ったのか?」

 なんだ、見たのか?

「いや、すまん・・・・・・寝ているときにお前の夢に入ってしまったらしい。オレの異常は時々そういうことがあるんだよ」

 そうか・・・・・・いや、思い出しては無いんだが近頃よく見るんだ。やっぱりアレは僕の過去なのか・・・・・・・・・

 あれ?なんで雷三が僕の過去を知っているんだ?

「え?そ、それは・・・・・・というか、クーはあの夢を見ても解らないのか?」

 分かるわけない。

「解れよ・・・・・・お前の見ていた夢のリーとクーじゃない奴がオレだよ」

 あぁ、あの子が・・・・・・・・・って、ええぇぇぇぇ~!

「だから、オレとリーとクーは幼馴染なんだよ。オレが異常を持つまでの四年間ぐらい引っ越している間にクーは記憶喪失になっていてな。正直、忘れられていたのはすごく悲しかった」

 そうだったのか・・・・・・すまん。

「まぁこうして言えたからもう良いけどな」

 けど、なんで早く言ってくれなかったんだ?

「そ、それは、その・・・・・・あれだよ・・・・・・・・・とにかく、そう!信じてもらえないんじゃないかって思っていたんだよ!だから全部クーのせいだ!」

 まぁ確かに僕は疑り深いからな。信じなかったかもしれない。スマン。それにしても、雷三があの子だったのか。てことは僕たちは結構な腐れ縁だったってわけか。

「はぁ、オレ何やってんだろう・・・・・・だけど、ただ、昔の自分に自身が無くて言わなかったなんて言える訳ねーよ・・・・・・」

 なんか雷三が落ち込んでいる。よく解らないけど落ち込むなよ。

「もういいよ、別に」

 なんだろう。やっぱりひどく落ち込んでいる。こんな雷三は珍しいな。

 あ、もしかして、まだ厳重郎が使った異常の影響があるのか?

「いや、それは大丈夫だから」

 そうか?ならいいけど。

「ふぅ~、疲れたぜ」

 階段から、偉繰たちがぞろぞろと入ってきた。どうやらいつもの準備が終わったらしい。

「お、イッコク起きてたのか。という事は雷三からちゃんと聞いたのか?」

 あぁ、衝撃発言を聞いたよ。まさか幼馴染だったとは。

「ん?幼馴染?まだそれしか聞いてないのか?」

 それしかって、それぐらいしかないだろう。他になんかあったのか?

「雷三からこっ・・・・・・・・・!」

「リーちょっとこっち来い。それとクー、なんでもない、なんでもない、からな?」

 雷三が偉繰の口を押さえて、部屋の隅に引きずっていきながらこっちを睨みつけてきた。こうなったら、僕には頷く以外の選択肢を誰も用意してくれない。一応、もう一つ逆らって死ぬという選択肢もあるが、人間として生き物として選んではいけないだろう。なぁ?

「ご主人様~!」

 なんかピンク色した小さいものが僕のほうに飛んできた。

「お、ピクシー大丈夫か?」

「わたしは元気満々です!」

「少し壊れておったグァ治しておいた。どこも悪いところはもう無いはずである」

 そうか。よかったな。ダックスありがとう。

「これから、閉会式よ。さっさとステージに上がりましょう」

「妹六たちが一番だもんね!」

 まだ閉会式も終わってなかったのか?なら、行かないとな。おい偉繰、雷三、いつまでもじゃれあってないでもう行くぞ。

「あぁ・・・・・・分かった」

「イッコク助かった、ありがとう」

 礼を言われるような事をやったけど別に不可抗力だしな。助けるためにやったわけじゃないからお礼なんて言わなくても良いぞ。

「そうか。まぁいい。確かに早く閉会式に行かないとな。王である俺様が居ないと始まるものも始まらないだろう」

 別にいなくても良いと僕は思うがな。閉会式の偉繰の存在は朝ごはんの納豆のようなものだ。あってもなくてもいいし、あったとしても後で面倒くさい。

「早く行きましょう。此処に居ても意味ないわ」

 党夜が促す。僕たちはステージに向かった。

 ステージに上がるとそこは凄い熱気に包まれていた。

 ・・・・・・・・・暑苦しいな。

 偉繰がマイクを受け取る。

『お前等!今回の第四回、ストワン国民全体レクリエーションの優勝チームは俺様たち政経部だ!もうちょっとお前たちも頑張れ!以上。・・・・・・ということでこの件に関してはこれで終わりにする』

 まぁ、これまで建国から数えて四回行われてきたレクリエーションだが、その四回とも僕たちが全勝だからな。軽く当たり前になってきている結果というものだ。人間、三回同じことがあれば日常のように感じるさ。

『さぁいつものようにこれから騒ごう。お前等、宴だ!』

 歓声が上がる。こういう行事の後はいつもこんな感じだ。飲んで、騒いで、食い倒れる。祭だ祭だ、わっしょいわっしょい。この国の国民はほとんどがかなりの宴と祭りが好きだ。まぁ、そうじゃないと偉繰には付いていけないとは思うが・・・・・・

『よ~し、いつもの通り、妹六たちのバンド「ザ・マイミルク」もやるぞ。今回は待望の新曲付だ!』

 国民全体のテンションが最高潮に上がってきた。歓声が響き渡る。このバンドのメンバーは僕と偉繰を除いた政経部の四人だ。党夜と雷三もちゃんとやっている。ヴォーカルがダックスと妹六、ギターも妹六、ドラムが党夜で、ベースが雷三だ。ちなみにこのバンドは全員がプロ級の腕前を持っている。タダで聞くのがもったいないぐらいだ。

 僕は、ステージの上に居る訳にもいかなかったのでピクシーと共に裏に行くと、そこには偉繰が僕を待っていた。

「イッコクお疲れ。体の調子はどうだ?」

 だいぶ良いよ。それに僕だけこの祭りの中寝ているわけにもいかないだろう。

「それもそうだな。露店でも回るか?そろそろピクシーもエネルギー補給が必要だろ」

「う~、ご心配お掛けしますです~」

 別にそんな(かしこ)まるなよ。今回はピクシー大活躍だしな。

「ご主人様にそう言われると感激です!」

 なんか、感謝は苦手だ。相手は機械なんだけどな・・・・・・

「じゃあ、行くか」

 僕は偉繰と一緒に露店街のほうに向かった。

 この国は何もかも規模がでかい。今僕の目の前には、大規模な夏祭り程度の露店が一直線に通りを作って並んである。多分全ての国民のやる気ベクトルが、確実におかしな方向へと向いているのだろう。もう少しそのやる気を効率よく使えば良いと思う。

 それにしても店が多すぎる。僕には決められないからピクシーに決めてもらおう。一応女の子だしな。意見を聞かないといけないだろう。

「ピクシーは何が食べたい?」

「わたしは甘いものが食べたいです!」

 甘いものか・・・・・・ここから見える範囲だと、りんご飴、アイスクリーム、チョコバナナ、スイカ、創作デザート・・・・・・僕的には創作デザートが気になるけどピクシーはどれが良いだろう。

「イッコク、もう少し見て回ってから決めないか?」

「何を言っている、僕が動くことが好きじゃないことぐらい知っているだろ」

「まあまあ、もう少し歩け。俺様が行きたいところがあるんだ」

 ん~、僕は歩く速度は速いが、歩くというのは退屈な行為ベスト5に入るほど嫌いなのだが・・・・・・偉繰が言うのならしょうがないか。

「解った。けどその前にピクシー、ここから見える奴から食べたいやつを決めろ」

「ん~、じゃあマジカルバナナっていうのが良いです」

 マジカルバナナ?そんなもの僕には見えない。

「どこにあるんだ?」

「ここから、八百メートルほど行ったところです」

 そうか、こいつは視力も機械なのか。しかし、まさかこの人ごみの中、八百メートルも先が見えるとは。

「すまんがピクシー、僕には見えない」

「あぁ!すいませんです!ご主人様の視力を考えて無かったです!」

「それはいいから、もうここは祭りらしく、近場のりんご飴でどうだ?」

 ちょっと強引かもしれないが、二人の感覚が違うなら独断で決めるしかあるまい。

「りんご飴がどんなものかは知りませんけど、ご主人様がそう言われるならそれで良いです」

 そうか、こいつはまだ生まれたばかりだからこういう知識は無いのか。まぁ、りんご飴なら大丈夫だろ。舌が赤くなってビックリするぐらいで済むはずだ。

「決まったなら、さっさと買ってきて俺様に付き合え」

「へいへい」

 僕たちはりんご飴を三人分買って、ペロペロと表面を舐めながら、偉繰を先頭にしてその行きたい所とやらに向かう。ちなみに、気になるピクシーのりんご飴を最初に見たときの感想は「色しかりんごに似てないですね」だ。どうやら視力がよくても中のりんごに気づかなかったらしい。

 偉繰はずんずんと進んでいく。そして着いたのは、一軒のたこ焼き屋だった。食べたかっただけかと思ったら、その店の店主はあの双子だった。

「お前等も丈夫だな」

「そんな事はないけどね」

 厳重郎は笑みを口元に浮かべながら、客を招く威勢のいい声を出していた。

「おい、イッコク。たこ焼き買っていけよ」

 捻りはちまきが似合っている水戸が汗を出して、長年やってきた職人のような手捌きでたこ焼きを回しながらそんな事を言ってくる。

「俺様がもらう」

「お、王が買ってくれるんですか。まいど~、二百八十円になりやす」

 軽快な串捌きで木目の皿にたこ焼きを八個入れて、ソースと、マヨネーズをかけた後に、かつお節と青のりを適度にまぶしていく。なぜそんなにテクニックがあるのか解らないが、そのまま二百八十円と交換する。

 二本あるうちの一本のつまようじを使って、偉繰がたこ焼きを食べる。やはり偉繰はたこ焼き好きらしく、ちゃんと口から、ハフハフと白い湯気を出す。たこ焼きの正しい食べ方である。

 で、感想は?

「ん~・・・・・・・・・・・・うまいっ!これは美味いな!このたこ焼きで二百八十円は安すぎるぐらいだ。水戸、良い仕事しているな!」

「ありがとうございます」

 水戸がうやうやしく感謝の言葉を述べる。その間に、ピクシーが片手にりんご飴を持ちながらもう一本のつまようじで、たこ焼きを刺す。

 なんか今更だがどちらもピクシーの半分くらいの大きさがあるんじゃないか?つまようじと串を足せば、もしかするとピクシーより大きいかもしれない。舐めても溶けないたこ焼きを、どうやって食べるのだろう。

 ピクシーは一口で食べられないことに気づいたらしく、ちょっとずつ食べ始めた。僕はそういう食べ方は好きではないが、しょうがないだろう。しかしスピードは速い。あまり熱いとは感じないらしい。

「それで偉繰、なんの用があってここに着たんだ?」

 何もすることが無く退屈になった僕は、たこ焼きに夢中になっている偉繰に話を聞くことにした。

「もごごも、もごももごもご・・・・・・」

「口の中を整理してから喋ってくれ。さすがに僕もモグモグ語は解らない」

 咀嚼、咀嚼、咀嚼・・・・・・ゴックン。

「・・・・・・それはな。ちょっと、こいつらに謝らせようと思ってな」

「謝る?なにをだ?」

「思っても無いことを言ったこと、つまり、嘘をついたことだ」

 なにか言われたっけ?思っても無いこと・・・・・・いつの話だろう。

「イッコク、こいつらと戦う前に質問して、なんか言われただろう」

「・・・・・・・・・あぁ、もしかして、あの僕に嫉妬だ、羨望だってやつか?」

「そうだ」

 あれは確か、厳重郎が言ったんだっけ。羨望なんて変わっているが本音だと思っていた。というか別に気にしてないから良いんだけど。僕はどちらかと言うと、そのことより僕に無駄な体力を使わせたことに謝って欲しい。

「僕は別に気にしてないぞ。むしろ本当に替わってくれるなら替わって欲しいぐらいだ」

「すまんが、遠慮しておく」

 水戸が激しく拒否した。気持ちは分からないでもないな。

「俺様はイッコクが良いから替わるなんて許さないからな」

「へいへい、分かったよ」

 まぁ、僕以外こいつをセーブできる人間は居ないだろうから、僕がやってやるしかないのだろう。しょうがない、って僕はこいつをセーブできたことなんてなかったんだった。

「とにかく、だ。こいつらに謝ってもらおうと思う」

「イッコク、すまん」

「いえいえ、こちらこそ」

 だから、謝られても困る。

「よし、終わったな。ピクシーもたこ焼きを食ったようだし、これで終わりだ」

 というか、未だにたこ焼きを食っていたのか。どうやら味わって食べたらしい。ピクシーはというと今頑張って、りんご飴を食べている。しかし、まだあの小さい体に入るのか。あいつの胃袋はブラックホールでできているみたいだ。

 さて今日も終わり・・・・・・か。僕は宴の準備に参加してないから早かったな。今回のレクリエーションもいつもながら色々あった。偉繰が考える遊びで何か問題が起こらないということは、やはり無いらしい。

「イッコク、これからどうするんだ?」

 ある意味、というか九十九%元凶であるこの男はいつも通り元気な笑顔で僕にこれからの事を聞いてきた。

 そうか、昔の僕はこの明るさに、僕に無いものに惹かれたのかもしれない。

「そうだな・・・・・・妹六たちの歌でも聴きに行くか」

 僕は偉繰に、少し離れたところで声が聴こえる仲間たちのところへ行かないかと言ってみる。

「そうだな。あいつらの歌を聞かないと終わった気がしないしな。おい、お前らも行くか?」

「いえ、僕たちは店があるので」

「今回、百箱ぐらい売らないと明日からの生活が危ないんだよ」

 こいつらはこいつらでやらなくてはいけない事があるらしい。

「あ、王、今回の件ちゃんとお金くださいよ。こっちもボランティアではやってないんですから」

「あぁ、解ってる。ちゃんと払う」

 偉繰はこいつらになんか貸しを作っているらしい。

「偉繰、言っとくが僕は金を貸さないぞ」

「別に良いさ。借りなくても燃やすほどある」

「そうか。まぁお前はバックに控えているパトロンがすごいからな。ならいいや。水戸、厳重郎、じゃあまた教室でな」

 偉繰の両親は、というか偉繰の家系は代々日本国で会社を経営している。現在は世界規模で有名な会社となっているため、一説によると世界経済の十二%は九桜グループが握っているといわれている。

 とりあえず僕らは二人のクラスメートに別れを告げる。

 はぁ、それにしても今回は疲れた。レクリエーション自体、体を使うことが多いから参加は余りしたくないのだが、それに加えて面倒なことをいつも偉繰にやらされているな。今度はちょっと反抗してみるのも良いかもしれない。

 僕たちは正面のステージに向かう。近くからは偉繰の喋り声、隣にはピクシーがりんご飴の中身に到達したときの驚きの声、目の前のステージからは妹六とダックスの歌声と、雷三と党夜が刻むリズムが聞こえる。


 君の過去へと、君の未来へと、君の心の中へと、

 私は飛びたい。

 君をもっともっと知りたいから。

 君をもっともっと見たいから。

 たとえ、君が今、どんなに退屈であろうと、

 私が君の過去を、未来を、心を、見て知って、

 退屈を吹き飛ばして楽しくしてあげる。

 過去は繰り返さず、

 未来は待ち遠しく、

 心は満たしてあげる。

 君が私を覚えていてくれるように、君が退屈しないように、

 雷となって照らしてあげる。

 ずっと君のそばに居て、私は君のナイトになって、

 君を守りたい。

 もし、君が私を忘れても、

 空を見上げたら思い出して。

 過去にも、未来にも、君の心の中にも、

 この空は広がっているから。そこに私は居るから

 この空があなたとの繋がり。

 過去は繰り返さず、

 未来は待ち遠しく、

 心は満たしてあげる。

 君が私を覚えていてくれるように、君が退屈しないように、

 雷となって照らしてあげる。

 君が笑っていられるように。


 これが新曲か。良い歌だ。演奏も上手い。

「これは、ダックスが作詞したが、題名は「かみなりの想い」だってよ」

 なんでかみなりなんだ?

「それはイッコク、自分で考えろよ」

 そう言って偉繰は豪快に笑い出した。

 僕は体を伸ばして、空を見上げる。夜の空は雷など鳴りそうもない、星が瞬く綺麗な空だ。なぜ雷かよく解らないが、どことなく心地よくなってきた。

 僕は目を瞑って、もう一度しっかりと自分の目で空を見る。

 あぁ、それにしても退屈だ・・・・・・・・・



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