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Free adventure  作者: yuuyas
第一の大陸 ~初ボス編~
4/55

俺は今大変困っている。なぜ?なぜなら、あってそんなに立っていない美少女に「一緒に冒険して」と頼まれたからだ。


「・・・え?なんで?」

「なんでって、その~、えっと・・・なんとなく?」

「なんとなくって・・・」

なんとも言えない雰囲気が俺たちを包みだした・・・なんとかしなくては!


「俺は助けてくれたわけだし、出来ればお願いしたい」

すると、彼女はパァ~っと顔を明るくして、


「OK!ありがとう!!」

と嬉しそうに言ってくれた。








 今、俺たちは朝いた所から1時間ほど歩き川岸のところに腰を下ろして朝食をとっている。

このゲームは現実と同じようにお腹が減ったりする。だから、食事は必須なのだ。と言っても昨日の俺は次の村進むことに夢中で食事なんかしてなかった。餓死することはないが空腹で動けなくなることはある。俺を助けた少女は「優」と名乗った。ジョブは俺と同じ剣士。ほかのスキルは聞いていないが、というよりオンラインゲームでステータスを聞くのは好ましいことではない。


「で、ここの川をまっすぐ行けば「サイル村」に着くから・・・ねぇ?聴いてるの?」

優は軽く俺を睨みつけて聞いてくる。


「ごめん。少し考え事をしててさ・・・まぁ、だいたいわかったよ」

「いいけど・・・それでさ」

と、訪ねたそうに聞いてくる。


「なんだよ?」

「和也は他にスキル取らないのかな?って「剣士」と「索敵」と「跳躍」以外に」

「取るよ。今考えているのは「自動回復」と「武器破壊」かな」

「両方共、特性スキルだね」

 特性スキルとは俺の現在ある「索敵」や「跳躍」のように戦闘や冒険を手助けするサポートスキルの部類の一つである。特性スキルは「索敵」の「暗視」のようにスキルのLVアップによって新たな事ができるようになるのではなく、一つの事がLVアップによりパワーアップしていくものだ。






 例えば「自動回復」なら5秒ごとにHPが回復していく。その回復量がスキルのLVが上昇するにつれて増えていく。そんな感じだ。俺は昨日の戦闘で何度かHPが回復する暇がなく何度もHPが瀕死ゾーンに達した。こんな時に勝手に回復してくれれば少しでも危険は減るだろう。とのこと「武器破壊」はPVPや武器を持ったモンスターに対応するためだ。


「ていうか、なんで優が俺のスキルを知ってるんだ?」

「あっ!・・・ごめん助けたとき出てたから勝手に見た」

このあと俺は優にスキルを教えてもらい一件落着となった。








「やぁ~!」

と優が茎を正面から防ぎ、そのあいだに俺が後ろに回り込んで右肘を軽く後ろへ引き、


「スラッシュ」

声と共に一瞬光るナイフの刃が「ぺネット」に「剣技」を叩き込む。「ぺネント」はガラスのように砕け散り、俺と優の前にウインドウだけが残る。


「結構エンカウントしてんなぁ」

「もうすぐ村だし、ここにいるのは多くても十数人くらい湧出(ポップ)頻繁(ひんぱん)でもしょうがないよ。それにLV上がったしょ?」

「ああ。でも、あとどのくらいだ?」

「地図だとあと30分くらいかな」


俺たちは他愛のない話をしながら川沿いの道を歩いていく。ほかにもこれからの事やLV上げ。「サイル村」で何をどうやってするか、スキルなどについてだ。まぁ、俺たちは楽しみながら森を抜けていった。







 それで、やっと・・・


「ここが「サイル村」か」

「はぁ~」とため息をして「よっし」と気合を入れる。


やっと、「サイル村」に到着した。


 ステータス


キャラネーム 和也 金 2100G

LV6 HP1376/1483 MP0/0 攻撃力48 防御12

装備 「ビギナーナイフ」「ウリボーの毛皮服」「初心者綿ズボン」

POW12、DEF0、SPD6、VIT0、LUK0、TEC1

スキル

剣士9、索敵8、跳躍8、自動回復1、武器破壊1 (空き5)



キャラネーム 優 金 1800G

LV5 HP1243/1356 MP546/892 攻撃力27 防御力14

装備 「ビギナーナイフ」「初心者綿服」「ホワイトマント」「初心者綿ズボン」

POW5、DEF0、SPD6、VIT0、LUK0、TEC4

スキル

剣士6、魔法使い3、見切り5、武器防御3 (空き6)


見てくださってありがとうございます。

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