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創造系魔法使いのスローライフ!?  作者: 稀硫紫稀
第7章 魔導士試験に挑戦してみた。
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7-5 魔導士試験を受けよう! Part2①

「では、ルーク殿、実地試験会場へ移動します。

 よろしいでしょうか?」


「はい。」


ルークは荷物を手に、魔導士の後をついていく。

すると、かなり広い庭のような場所に出たのだ。

その場には、無数の結界が張られていた。

上級魔法による被害を防ぐための措置であろう。

どうやら優れた結界魔法の使い手が存在するようだ。


「荷物はそこにおいてください。

 では、審査官が来るまでお待ちください。」


そう言って、魔導士は去っていく。

それから数分後、5人の魔導士が姿を現す。

そして、その内1人が、ルークに声をかける。


「君がルーク殿かね?」


「はい、ルークです。」


「私の名は、ルードベルゼン=イグリアスと言う。

 今回の実地試験の審査官代表だ。

 早速、実地試験を行うのだが、確認したいことがある。」


「はい、なんでしょう?」


「君は、5つの魔法を記載しているが、使いこなせるのかね?」


どうやら信じられないようだ。


「はい、使いこなせます。

 実際に試してみて、使いこなしてみました。」


「・・・なるほど。

 わかった。

 では、実地試験を開始しよう。」


ルークは結界内に入り込むと、深呼吸する。

いよいよ始まるのだ。



「では、一つ目の魔法を使いなさい。」


ルードベルゼンの言葉に、ルークはうなずく。

残念ながらかかしもどきのような標的は存在しないため、ルークは結界術を使って出現させる。

ルードベルゼンはすぐに気が付いていた。

だが、特に咎める事もせず、様子を見ている。

ルークはかかしもどきに向けて、魔法を放つ!


「“極大炎熱波動(バースト・フレア)”!!!」


巨大な火球がかかしもどきに当たった瞬間、大爆発を巻き起こす。

そして、周囲は火の海と化す。


「うむ、問題なさそうじゃ。」


ルードベルゼンがうなずく。

途端、結界内の火の海が消える。

これはルークの仕業ではない。

おそらく結界を張っている魔導士の仕業であろう。

姿は見えないが、見事な腕である。


「では、二つ目の魔法を使いなさい。」


次の魔法は標的不要だった。

ルークは魔法を解放する!


「“煉獄地獄(インフェルノ)”!!!」


途端、結界内が火炎地獄と化したのだ。

まさに煉獄の如く、結界内を炎が覆い尽くしていたのだ。


「うむ、これも問題なさそうじゃ。」


ルードベルゼンがうなずく。

途端、結界内の火炎地獄が消えた。


「次、三つ目の魔法を使いなさい。」


ルークは再び、結界術にてかかしもどきを出現させる。

そして、標的に呪文を解放する!


「“極大爆(フレア・エク)裂波動(スプロージョン)”!!!」


途端、かかしもどきを中心に、大爆発が巻き起こる!

結界内が煙に覆われる。


「うむ、ここまでは問題なしじゃ。

 ここから先が問題じゃ。」


ルードベルゼンはそう呟いていた。

そう、ここから先は彼にとっても、未知の領域だったのだ。

つまり、ルードベルゼンや審査官たちすらも使えない魔法が披露されるのだから。

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