5-3 光属性の魔術書を読破してみた。
翌日。
朝のルーティンをこなすと、椅子に座る。
今日は、光属性の魔術書を読むことにした。
これも、1日あれば読破できるだろう。
そして、読み始めるのだった。
夕方には、読み終えた。
実践は明日だ。
本を本棚にしまうと、夕食の準備に取り掛かるのだった。
翌日。
外に出るものの、どか雪は残ったままだ。
とりあえず、“火炎球”を手にして、周囲一帯の雪を溶かして回る。
かかしもどきの姿もはっきりと確認できた時点で、実践開始だ。
光属性の魔法は、高等魔法のみしか載っていない。
元々難解な属性である上、使い方が難しいのかもしれない。
とにかく、使ってみることにした。
かかしもどきを標的に、呪文を解放する!
「“光雷撃瞬滅波”!!!」
雷のような光が疾り、一瞬にしてかかしもどきを貫く!!
いや、かかしもどきに衝突した時点で、火花が散ったのだ。
かかしもどきは破壊されなかったが、焦げ付いてた。
これは、かなり威力の高い魔法だった。
だが、問題なく使えるようだ。
「よし、次は、と・・・」
そこで一瞬、躊躇する。
これは理解する限り、広範囲に爆裂を巻き込むので、自分も巻き込まれる可能性があった。
念のため、呪文発動時、結界が張られるというが、家を護る手段がない。
ということで、家からかなり離れた位置に移動する。
途中、炎の魔法で雪を溶かしたのは、言うまでもない。
そして、かかしもどき2号を用意して、立てる。
次の魔法は、間違いなく、周囲を大きく巻き込む魔法である。
呪文を唱え、解き放つ!!
「“光爆衝撃波動滅”!!!」
途端、かかしもどき2号を中心に、光の爆発衝撃波をまき散らす!
とんでもない威力だった。
かかしもどき2号が消滅したのだった。
「あ、うそ・・・」
ちなみに、かかしもどき2号は、鋼製で造ったものだ。
それが消滅するということは、とんでもない破壊力を秘めていることになる。
これは安易に使えないな・・・
ルークは冷や汗をかくのだった。
こうして、光属性の魔法5つを使いこなせることを確認した。
ただ、威力が大きいものばかりなので、使い勝手が難しい。
対人に使えば、あっさり殺してしまう魔法ばかりだった。
これは当面封印かな・・・ルークはそう思うのだった。




