4-1 魔術書二冊目を覚えよう。
翌日。
昨日はゆっくり休んだので、今日から作業再開だ。
ようやく2冊目の魔術書を読むことができる。
内容をちらっと確認した限り、これも読み終えるのに3日くらいかかりそうだ。
魔法の内容は主に火・水系統の魔法書となっている。
とりあえず、読んでみることにしよう・・・
それから、2日後の朝。
あと数ページで読み終えるところまで来た。
なんで魔術書って、こんなに細かい字で書かれているんだろう。
毎晩、目が痛かった。
とりあえず、昼前を目指して読み進めることにした。
お昼。
ちょうど読み終わった。
よし、実践だ。
唱える予定の魔法のページに栞を挟み、外に出る。
今回確認するのは、17の魔法である。
一冊目より3つほど少ないが、十分である。
あとは、使いこなせるようになっていればOKなのだ。
まずは、水の魔法だ。
呪文を唱え、解放する!
「“水圧縮弾”!!!」
かかしもどきに水の弾が当たった瞬間、大爆発を起こす!
対人向けの魔法なのだが、威力が半端ないようだ。
かかしもどきは無事だったが、水でびしょ濡れだった。
「よし、まずは成功だ。
次の魔法は、と・・・」
魔術書をめくりつつ、栞を挟むのを忘れなかった。
こうして17の魔法を実際に使ってみて、使いこなせることを確認した。
これで、中級の魔法は使いこなせるようになったことになる。
「よし、これで、魔法使いを名乗ってもおかしくないわけだ!」
だいぶ自信がついていた。
念願の魔法使いになれたのだ。
じゃ、次は何を目指すべきか?
そこで考えが止まった。
「えっと、次に何を目指すべきだろうか?
どうしようか・・・」
ルークは考えてみたものの、何も思い浮かばなかった。
ちなみに、この世界では、魔法使いの認定条件は特にない。
魔法が使えれば、勝手に名乗っていいのだ。
ただ、その上と言われる魔導士には、きちんと認定条件が存在する。
魔導士を目指すかどうかは、今後のルーク次第であった。




