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創造系魔法使いのスローライフ!?  作者: 稀硫紫稀
第36章 ミーディアス王国侵攻編・王都制圧。
372/526

36-2 王都侵攻。

敵軍がほぼ壊滅した状態で、攻撃を一旦止め、軍議を行うことになった。

こちらの軍は、再び隊列を整えつつあった。


「皆さん、ご苦労様です。

 では、まずは、城外門周囲を包囲してください。

 それから内部の敵の数はどうでしょうか?」


ルークはメリッサに問う。


「はい、逃げ込んだのが400名ほどになります。

 ここから正面の城外門に固まっています。」


正面の門はしっかりと閉じられていた。


「じゃ、僕らはここから侵入し、敵を殲滅しましょう。

 城外門を破壊、侵入に成功した後、各城外門の制圧に動いてください。

 兵士200ずつ、計600の兵力で十分でしょう。」


「承知しましたぞ。

 ただちに、準備致します。」


グレッグ団長がうなずく。


「それと、クロウ殿とゼルディア殿を呼んでください。

 城外門破壊後、僕とメリッサ殿を含めた4人で、王城を目指します。

 マクドフェルド伯爵、1000の軍勢を率いて、王城を囲ってください。」


「承知しました。」


「では、まず、城外門の周辺包囲に取り掛かってください。」


軍議は終わり、早速動き出すのだった。



王都ミルディアには、他の都市と異なり、四か所の城外門が存在する。

それぞれ、東西南北に一か所ずつ存在するのだ。

正面の門は南門であるため、それ以外の門には2000の兵士を回し、包囲を行ったのだ。

これにより、敵兵は完全に包囲された状態となる。

もはや、逃げ道はない状態となるのであった。



城外門を包囲した後、ルークは一人で正面の城外門に近づく。

その時、城外門が開いたのだ!

ルーク一人と侮ったのだろう。

約500の兵士が一斉に襲い掛かってきたのだ!

だが、ルークは慌てることなく、魔法を唱え、解放する!


「“極大炎熱波動(バースト・フレア)”!!!」


巨大な炎の球が正面にいた兵士たちを巻き込み、大爆発を巻き起こす!!

正面にいた兵士たちは爆発に飲み込まれ、焼死する!

爆発を避けられた兵士たちは、これにはたまらず下がった瞬間だった!

ルークが“瞬間移動(テレポート)”で出現し、敵の首を斬り裂いていく!

赤い血の雨が周囲一帯に降り注ぐ中、ルークは次々と敵を屠っていく!

やがて、動く者は、ルーク一人となった。

城外門一帯は、真っ赤に染まっていた。



敵を殲滅した後、ルークは手招きして、軍を呼び寄せる。

まず最初に600人の兵士たちが、城外門に侵入し、内部から各城外門へと攻め入るのだ!

そして、ルーク、クロウ、ゼルディア、メリッサの四人と、マクドフェルド伯爵が率いる1000の兵士が、王城に向かうのだった。

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