表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造系魔法使いのスローライフ!?  作者: 稀硫紫稀
第3章 戦争に参加することになった!?
36/526

3-9 戦争開始!

戦争当日となった。

全軍、会戦場所へと移動していく。

ちなみに、ルークの指揮権はきちんと村人全員に通達されていた。

ルークは、隊長に任命されていた。

とはいうものの、ルークは戦争のことをよくわかっていない。

どうしたものか、考えるしかなかった。

戦争に関する本も読んだことはない。

今度、勉強のために読む必要があるかもしれない。

そんなことを考えながら、ルークは歩いているのだった。

ちなみに、ルークの隊は、はるか後方だった。

よって、よほど大負けしない限り、戦闘になる可能性がなかった。

前線を務めるのは、大半が騎士だった。

一般人では役に立たないのはわかり切っているようだった。

それでも参戦している以上、生き残る必要があるのだ。

ルークは、まずは様子見に徹することにしたのだった。



会戦の地に到着すると、相手の姿が見えていた。

どうやら向こうが先に到着していたようだ。

互いに睨み合う状態となる。

やがて、剣を掲げた騎士が、剣を振り下ろす!

それと同時に、戦争が開始されるのだった。



戦争は開始されたのだが、後方待機状態のルークは何もできなかった。

ただ、前線の戦争を眺めていた。

どうやら拮抗しているようだ。

だが、このままでは決着がつきそうにない。

一応、15人という部隊を任せられているが、勝手に動いていいものやらと、ルークは考える。

そんな時、味方の後方の一部の部隊が勝手に移動し始めた。

敵の左翼へ攻撃を仕掛けに行ったのだ。

だが、攻撃は失敗だったようだ。

早々に散らされ、戻ってきていた。

どうやら被害はないようだが、奇襲は失敗したようだ。

こちらは敵右翼に攻撃可能だが・・・とそこで思いつく。

左側に森があったのだ。

ならば、これを利用して、敵右翼に奇襲を仕掛けられるかもしれない。

しかし、たった15人だ、大したことができない可能性が高い。

あっさりと失敗し、散り散りに逃げることになるかもしれない。

だが、やってみる価値はあった。


「みんな、聞いて欲しいことがある。」


ルークは、15人の村人を集め、円陣を組む。

そして、作戦の概要を話し始める。


「・・・それでうまくいくのかよ?」


エドガがポツリとつぶやく。


「失敗した場合は、ここに逃げ帰ること。

 それで生き残れると考えてもらえればいい。

 どうだい?」


その言葉に、皆がうなずく。


「じゃ、作戦開始だ!!」



ルークら16名は森に入り込んで、敵右翼方面に移動を開始する。

移動中は見つからないように、背を低くして行動する。

皆動きは速かった。

狩りをしている連中だ、これくらい慣れていた。

次に、敵右翼の真横に移動する。

そこで、全員武器を構える。

そう、突撃するのだ!

ただし、大声で叫びながら、突撃を敢行するのだ。


「行くぞ!!」


「「「ウオオオオオォォォッ!!!」」」


村人15人が、一斉に森の中から大声をあげながら出現したのだ。

敵右翼の人間は驚いていた。

だが、これで済ませるルークではない。

魔法を唱え、解き放つ!!


「“風爆(エアロ・エ)裂波動(クスプロージョン)”!!!」


敵右翼に風の大爆発が巻き起こったのだ!!

吹っ飛ぶ兵士たち。

そこに槍を構えて突っ込んでいく村人たち!!

その槍が見事に敵に突き刺さる!

そこから、乱戦状態となったのだ。



突然の爆発に、ダーナスは目を見開く。

すぐさま、騎士隊に命令を下す!


「右翼の味方を援護しろ!

 うまくいけば、右翼を崩せるぞ!!」


ダーナスの指令は的確だった。

敵右翼は崩れかけていたのだ。


「ありゃ、ルークだな。

 やるな。」


ダーナスはにやりと笑みを浮かべるのだった。



ルークは魔法を解放した後、剣を引き抜き、一気に敵を斬り捨てていく。

どうやら彼らも同じく村人たちなのだろう。

動きが遅いのだ。

ルークは、どんどん斬り捨てていき、敵の将軍らしき男を見つけていた。

彼は、右翼が崩れないように、指揮をしていたのだ。

ルークは指揮をする将軍に狙いを定め、突っ込む。

将軍は馬に乗っていたので、その足に切りつけたのだ。


「あ、足が!?」


将軍は足を斬られたことにより、落馬した。

それを守ろうと、周囲の騎士が動き出したが、ルークの敵ではなかった。

ルークが一閃する毎に、敵は倒れていく。

そして、将軍の元にたどり着くと、その首に剣を突き立てる!!

首を斬り裂くや、左手に持ち上げ、叫ぶ。


「敵将軍、討ち取ったり!!!」


途端、敵の右翼が乱れ始める。

指揮する人間が殺されたのだ。

それに、ダーナスの部隊が、敵右翼に圧力をかけていたのだ。

敵の潰走が始まるのは、もうまもなくのことであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ