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創造系魔法使いのスローライフ!?  作者: 稀硫紫稀
第34章 ミーディアス王国侵攻編・出陣。
359/526

34-5 出陣!

翌日。

ルークは朝食後、魔法騎士の制服を着用後、魔力により鎧を出現させ、腰にレーヴァテインを差す。

準備完了であった。


「ルドルフ、行ってくる。

 後は頼みますよ。」


「はっ!

 御武運を!」


ルークは、城を出て、護衛の兵士たちと共に、都市外の軍勢へと向かうのであった。



1万5千の軍は既に揃っていた。

後は、ルークを待つのみであった。

ルークがやってくると、歓声が上がる。

ルークは一応、英雄である。

その英雄と共に戦場を駆けられるのだ。

騎士にとって、これほどの栄誉はなかった。

ルークは馬にまたがると、出陣を告げる。


「全軍、出陣!!」


ルークの言葉に、全軍が動き出す。

これよりルークは、一日かけて、都市メリアードへと行くことになる。

そこで一泊した後、都市メリアードのマクドフェルド伯爵の軍5千と合流することになる。

合流した後、ミーディアス王国へと攻め入るのである。

総勢2万の軍勢が、戦場へと赴くのである。

ルークたちは、戦列を崩すことなく、都市メリアードへと向かうのだった。



「ルーク様、今よろしいでしょうか?」


「レヴィさんですか、大丈夫ですよ。」


行軍中にレヴィより、“思念連結(コネクト)”がつながる。


「本日、出陣と伺っておりますが、間違いないでしょうか?」


「はい。

 現在、都市メリアードに向かっております。

 明日には、マクドフェルド伯爵の軍と合流して、

 ミーディアス王国に向かう予定です。」


「承知しました。

 予定通り進行しているのですね。」


「そちらはどうでしょうか?」


ルークは念のため、聞いてみることにした。


「こちらは、現在出陣して3日目になります。

 現在は、山を登っている状況ですね。

 最初の都市に到着するには、あと5日はかかる見込みです。」


「なるほど、了解しました。

 ちなみに、クリシュナ殿下は大丈夫そうですか?」


「ルーク様も心配されているのですね。

 はい、問題ありません。

 いつもと同じですよ。」


どうやら、ルーク以外にも心配している人がいるようだ。

おそらく、クロムワルツ侯爵とかだろうな。


「では、次の定期連絡は、明日の朝に行います。

 よろしくお願いします。」


「わかりました。

 ありがとうございます。」


「では。」


思念連結(コネクト)”は切れた。

南方侵攻軍も予定通り進んでいるようだ。

ならば、今のところ、問題はあるまい。

ルークはのんびりと、馬上に揺られながら、進むのみであった。



その日の夜。

都市メリアードに到着した。

都市メリアードの外には、5千の兵力が控えていた。

既にテントを張っており、準備万端のようだ。

明日の朝、マクドフェルド伯爵と合流した後、出陣するのみであった。

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