異世界に行く　ー会社員、生き抜くためにあがくー

異なる世界に望む者は行けず、望まない者は行くと聞く。

いつもどおり通勤していた会社員、小川詩音は見慣れない建物内で目覚め、気づいたら追われていた。逃げて逃げて落ち着いたところで分かったのはここは日本とよく似た世界。魔素と魔術のある飛鳥国という日本とよく似た国の中で、情報制限に遭いつつ自らが「落人」という恵みをもたらす存在ということを知る。
日本によく似たようで油断すると魔術が飛び出し、翼のある馬や使い魔が日常に出没する飛鳥国。
飛鳥国で落人として客人扱いをされる中で戸惑いつつ、詩音は文化の違いを自分の立ち位置と仕事の応用と持ち前の知識で乗り切ろうと足掻く。


初投稿です、よろしくお願いいたします。