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10話 王都奇襲編 10話 第1波殲滅

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「クソッ!囲まれた!マジこいつらキリがねぇ!石原なんとかしろ!」


 足が止まり剣崎と背中を合わせ、肩を上下に動かしながら、骸骨騎士に完全に包囲されいた。


「わかった、2人ともしゃがめ!・・アイスランス!!」


 しゃがんだ沖田と剣崎を包囲していた骸骨騎士達が振り上げた剣を振り上げた時、に石原と田岡が放つ数発のアイスランスが直線的に飛び骸骨騎士の頭を貫く。


 その隙をついた沖田と剣崎は崩れ去った骨を踏みながら突破し状況を立て直している。


「ミオ、ミリナこのまま押し切るよ!剣に魔力込めて!」


「「 はい、ご主人さま!! 」」


 2人は構えていた剣に魔力を流す。ミオの双剣は、紅と青白に染まり輝きだす。


「良い色だね、ミオ」


「はいっご主人さま」


 ミオの横に立っていたミリナは、細剣を納刀し一気に抜くと刀身が蒼く輝いていた。


「おぉ・・」


 ミリナは最初はミオと同じ双剣使いだったけど、本人の希望で細剣使いへと転身させ俺とアルシアで鍛え上げた。


 本気になったミリアの刺突の速さは、アルシアのような洗練された動きではないけど、たまに剣先を見失う時もあり内心相手にしたくないと思っている。


 そう考えながらもミオとミリナに指示を出しながら、アルシアと連携し正面の骸骨騎士達を難なく無力化していくうちにアルシアの呼吸が上がっていることに気づく。


「アルシア、少し後ろに・・」


「はぁ・・はぁ・・すまぬ」


 アルシアは攻撃をやめて俺の後ろへと移動し積極的な攻めを控え息を整えながら警戒をしてくれている。


 1人攻めの範囲が減ったため、骸骨騎士達が迫る数が増えたことで俺は片手剣を横一線に薙ぎ払い風魔法ウインドカッターを扇状に放つ。


「くだけろっ!!」


 バシュッ!


 片手剣の切っ先から空気を切り裂く音を発しながらウインドカッターを放ち、迫り来る骸骨騎士達の下腹部辺りの骨を砕き飛ばし崩れ落ち生身の人間と違い肉体が無いぶん威力を残したまま背後にいる奴らも巻き込まれウインドカッターの餌食となり崩れ去っていった。


 今は、勇者と俺達との骸骨騎士の勢力が分断され対処がしやすくなり始め数も数十ぐらいとなったところで前の方にいる沖田が呼ぶ。


「椎名!・・残りは、お前らがなんとかしろ!」


「・・??」


 勇者沖田の言葉をすぐに理解できないでいると、沖田と剣崎の元に石原と田岡が向かい合流すると、4人はすぐに奥へと走り出し迫る骸骨騎士達を払いながら走り去って行った。


「ちょっ・・ちょい待てよ!!」


 俺の呼び止める声は虚しく響き渡るだけで、沖田達の背中は見えなくなってしまった。


 

「ご主人さま!今は目の前の敵を!」


「・・わかってる」


 ミオの声で冷静さを取り戻し、一気に俺達へと迫り来る骸骨騎士達を真衣達と連携し攻撃魔法でなんとか全滅させることができた。


「いきなり数の暴力で襲いかかるとは・・」


 合流したアイナが隣で呟く。


「だよな・・俺たちの魔力を減らして追い詰める作戦だったのかも」


 足元が骨だらけだったため、風魔法ブロワーで飛ばし床に座り込んで休んでいると真衣達がやってくる。


「ハル・・大丈夫?怪我ない?」


「真衣・・まぁ、なんとかね」


「にぃに・・」


「センパイ」


「美音、愛菜・・大丈夫だよ・・2人は?」


「「 大丈夫 」」


「なら、よかった」


 美音と愛菜が心配そうに座り込んだ俺に抱きつき見上げているため、優しく頭を撫でる。


「さてと・・この先に何が待っているかわからないけど・・行くしかないよな」


 沖田達が走っていた方向を見ながら呟き立ち上がった俺は、皆を連れて歩いて向かって行くことにした・・・・。




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