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生徒会長に見つかりました

お久しぶりです

挿絵募集中です

「ギャアアアー」

「うおおおおお」


別にどちらが大きな声を出せるかという

勝負はしていない

それよりも勝負にすらなっていない

青い龍が口から水弾を出してするから

それをひたすら避け続けるという新手の

クソゲーみたいな感じだ

今のところ当たってないが出来れば

当たりたくない

死ぬ可能性もあるがステータス的には大丈夫

それよりも濡れる事が嫌だ

いちいち着替えなくてはならないからだ

俺がナルシストなら水も滴るいい男とか

言えるかも知れないがナルシストでは

ないので躱し続けるしか方法がない

ちなみに、エマは被害が及ばないように

エマと離れて行くよう逃げている

マジ紳士過ぎるぜ☆


「ギャアアアー」


また、水弾が飛んで来たので躱そうとしたが

さっきの水弾の影響で削れた地面で足を滑らせ、胸に直撃してしまった

本気で殴られたような痛みが胸に広がり

あまりの勢いの強さに地面を転がり壁に当たり止まった

ヤバイな肋「あばら」が何本か折れたかもしれない


「ギャアアアー」


青い龍の声を聞きながら暗い闇に意識が落ちていった……


「ギャアアアーーー」


今度聞こえてきたのは先程とは違い

何かに怯えるような感じだった


「まったく、封印されるのは構わないが

自分から死ににいくようなやつに封印するなよ」


まるで、面倒そうな口調で言っているが

顔は新しい玩具を貰った子供のように笑顔

だった


「てか、さっきから【青龍】五月蝿いよ」


その一言でまるで蛇に睨まれたカエルのように動けなくなっていた


「さて、お前から一発攻撃を受けたから

俺が仕返ししても文句は言えないよね」


「『呪怨の鎖』」


青龍の真下に魔法陣ができ、そこから

何本もの鎖がでてき青龍の動きを封じた

青龍も封じられまいと抵抗しているが

身動きすらとれないほど強く封じられて

いる


「ダメだよ、抵抗すると更に巻きつくから

って言っても遅いか、さて、『道化師「ピエロ」の武器庫「おもちゃ箱」』」


ハンジーアの前に真っ赤な箱が出てきた

ハンジーアがその箱を開け、手を中に突っ込んだ


「この魔法はランダムで物を出す事が出来て

箱から1つだけしか出す事が出来ない事が欠点な魔法なんだ、今回は『ガラス玉」だ」


と言い青龍に投げた

勿論、強度が高いわけでもない

ので青龍に当たりあっさりと砕けた

すると、青龍が苦しそうにもがき始めた

理由は簡単だ、首にある鎖が強く巻きつけて

いるからだ


「ガラス玉を投げる必要あった⁉︎」


声のする方を見ようと後ろを振り返ると

誰もいなかった


「ハンジーア、どこを見ている

こっちだ」


今度は向いた方の反対側から聞こえてきた


「相変わらず、速いなスパーク」


声のする方を見ると今度は人がいた

魔法騎士団一番隊隊長スパーク=ティーザーが満面の笑みを浮かべながら


「おいおい、年上には敬語を使うべきだろ

ハンジーア」


マズイな、ここでスパークを相手にするには

上位魔法を使うべきだが

それだと、封印が反応して俺を封じるだろ

それにエマも魔法に気づいて俺を倒そうとするだろう今回は運が悪かったという事か


「そうですね、それは失敬

今後は気をつけていきます

それでは、スパークさん今度会う時は

必ず殺してあげますよ」


凄まじい殺気を放ちながら言ったため

周囲にいた人達は震え中には失神している

人もいたが、スパークだけは笑いながら


「ああ、そうだな今度会う時のが楽しみだ」


その言葉を聞くとハンジーアは気を失い

数秒すると気を取り戻した


「あれ?スパークさん何でここにいるんですか?」


さっきまでの殺気が嘘のように消えた


「ん?生徒会長のお嬢ちゃんがお前を探して

たから、その手伝いだ」


なぜかスパークはさっきまで対峙していた事を話さなかった


「生徒会長?あ、そういえば探されてたな」


ちなみに、ハンジーアを探していたマミは

スパークの移動が速すぎて酔っていた


「お、お前がハンジーアだな

新人生代表として入学式の挨拶など

をして欲しい……それと今回私に嘘をついた

件についても話したいから今から生徒会室まで同行してもらっても構わないだろうか」


最後の方は聞かなかった事にしたほうが良かったのかな…ま、俺に関係無いから大丈夫

なぜなら俺は嘘はついてないからな


「それは構いませんが、エマも一緒でいいですか?」


べ、別にいざとなったらエマにエマに闘ってもらおう何て考えてない

アレだよ、あれ、恋人だからお互い助け合っていかないといけないんだよ


「そんな時だけしか、恋人として使ってもらえないんですか」


エマさん、急に背後に立たないで

それに心を読まないで怖いよ


「ま、まさか〜、俺はエマを本気で愛してるぜ☆」


「そうですね〜、疑ってごめんなさい」


鋭いな、エマの直感が物体になるなら

針並みに鋭いに違いない


「わかった、エマと言う生徒も同伴を

許そう、では、生徒会室へ行くとするか」


俺の気持ちとはうらはらに足取りだけは

前に進んで行く……泣いてもいいかな


さて、生徒会室では何が待ち受けているんでしょうね、お楽しみに

……次回もよろしくです

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