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生徒会長の本気

どうもお久しぶりです

……挿絵募集してます

さて、店の中を見てまわるが中々これといったものが見つからない


「すみません、日本刀と言う剣はここには

置いていないんですか」


そう訊くと店主は申し訳なさそうに

ここには置いていないと言った

理由は日本刀は片方にしか刃がないため

普通の剣の方が使いやすいらしい

それに、一撃が強いかもしれないが

今では刃に毒などを塗るため

擦り傷でも十分なダメージを与える

事が出来るらしいため、そこまで需要がないらしい

目当てのものが無かったので店を出て少しするとエマが思い出したように言った


「そういえば、売ってないのなら

土に適性のある人に作ってもらうのは

どうでしょう、ここは各国から魔法を鍛える

ために人が集まってるんですよ」


なるほど、簡単に言うと鍛治職人にオーダーメイドしてもらえと言っているのか

確かにその方法なら日本刀を作れるが

オーダーメイドと言うと、大金を払うか素材を集めるみたいな面倒なのがありそうで怖い


「エマ、オーダーメイドはどうすれば作ってもらえる」


「ダーリンが考えてる事であってます」


……飛びっきりの笑顔で答えてくれて

ありがとう、でもね、人の心を読まないでくれるかな


「ま、とりあえず鍛治屋に行くこう」


内心エマが俺の心を読んだ事にビビリながら

鍛治屋に向かった



一方その頃

ハンジーアを探す生徒会長は……固まっていた

どういう事だ、さっきの少年に言われた通り

タコ焼き屋に行ってみればハンジーアと言う

生徒はそこには居らず、代わりに魔法騎士団の1番隊隊長スパーク様が居られた


「な、何故スパーク様がここに」


すると、スパークが腕に着いている

腕章をチラリと見て大笑いをしながら

言った


「ハッハッハ、お前が生徒会長か

俺の予想が合ってるならハンジーアを

探しに来たが俺と会って驚いている

……どうだ違うか」


クッ、図星過ぎて何も言い返せない

しかし、スパーク様がハンジーアという少年を知っているということは1度ここに来た

可能性が高い、あの少年が言っていた事は本当だったらしいな


「何も言い返せないか、まあまあタコ焼きでも食べながら話そうぜ、彼奴を探すのは骨が折れると思うからな情報は大事だろ」


一目散に逃げ出したい気持ちを抑え

スパークから差し出されたタコ焼きを受け取りタコ焼き屋の横にあるベンチに座った


「さて、生徒会長のお嬢ちゃんが何故

ハンジーアを探しているのか

教えてもらおうか」


「……入学試験の首席に入学式の時

新人生代表として壇上に上がってもらうのが

この学園の伝統という事は知っていますか」


毎年、魔法騎士団からも何人か入学式に

立ち会うため、そこまでの説明を聞き

スパークは予想が的中した事を確信

した


「いや、もう大丈夫だ、だいたい分かった

彼奴の容姿を教えるから早く探しに行け

彼奴は目と髪が青いやつだ」


まあ、試験の最後に見た魔法の強さから

みて試験生の中でも上位だとは思ったが

首席だったのか……

はあ、ハンジーアのやつどこに行きやがった


「え⁉︎目と髪の青い人⁉︎もしかして

隣に恋人が居たりしましたか」


結構知ってるじゃねーか

首席だから色々調べられたのか


「ああ、そいつで合ってる」


そう聞いた瞬間

顔が真っ青になり頭を抱えた


「あ…あ……「おい、お嬢ちゃん大丈夫か」

彼奴がハンジーアだったのか」


そう呟くやくと立ち上がり叫んだ


「ハンジーア!

よくも私を、このマミ=ジェーネットを

欺いたなぁ!この私を騙した事後悔させ

てやる!」


そして、腰に提げていた本を手に取り

唱えた……眷属召喚の魔法を


「我が名はマミ=ジェーネット、

ジェーネットの名の下にお前を呼ぶ【青龍】我が願いの為我が元へ馳せ参じたまえ」


マミの下に魔法陣ができ

そこから大量の水が竜巻のように渦を巻きながら空高く伸びていく

竜巻が消え、竜巻があった所には

青い鱗をもつ龍が現れた


「ほお、お嬢ちゃんはジェーネット家の者か

生徒会長は生徒の中で最も強い者の証だと

言うのは本当らしいな、ハンジーアはこれを

どうするか楽しみだな」


生徒会長と言うのは、年に1回ある学園トーナメントで優勝した者に与えられ

代々受け継がれてきたが今年の生徒会長は

過去最強の強さをもつらしい


「【青龍】、目と髪の青い少年、ハンジーアを連れて来なさい」


そう言うと、了解した事を示すように叫び

ハンジーアを探しに行った


「おいおい、お嬢ちゃんが召喚した

【青龍】は魔物の中でも上位に位置する

やつだろ、それを首席だからと言っても

新人生に使ってもいいのか?最悪死ぬぞ」


ハッとして、空を見上げるが【青龍】は

もういない


「ま、まずい今すぐ【青龍】を止めに行かなくてわ」


【青龍】を出した所は驚いたが

まだ完璧にはコントロール出来ていないようだな、魔法騎士団の入団候補に入っているが

このままだと邪魔になるだけだな

卒業するまでにはコントロールは出来ているといいんだがな


「お嬢ちゃん、俺が連れて行ってやるから

俺に掴まれ」


「こ、これは私の失態ですから

スパーク様の手を煩わせるには……」


「そんなことを言ってる場合じゃないだろ

早く掴まれ」


ここでハンジーアが死ぬのはみたくないからな、せっかく俺が入団候補に入れたんだ

なんなら、【青龍】を倒してくれれば

団長への報告が面白くなるから倒す事を

期待しておこう

それに、ハンジーアが俺を使って

マミを驚かせたなら俺は【青龍】を倒す

お前を見せてマミを驚かせてやる


「すみません、お願いします」


「おう、『身体強化』『神速』」


凄まじい速さで青龍を追いかけて行った



同時刻、エマとハンジーアは……鍛治屋を探していた

何故まだ見つからないかと言うと

ハンジーアは真面目に探しているのだが

エマが休憩しようと言って怪しいホテルに

連れ込んでくるためだ

……何で学園内なのにホテルがあるんだよ!


「エマ、いい加減にしt「ギャアアアー」

……」


聞き間違いかな、絶対に人から出ないような

叫び声が空から聞こえたんだけど

それに、さっきまで雲ひとつ無かったのに

辺りが暗くなってきてるんだよね

……上だ、上に何かいる

絶対に見ないぞ気づいてないフリだ


「エマ、やっぱり休憩しy「ギャアアアー」

……」


……ダメだ、絶対逃げられない

それに狙ってるのは俺だけみたいだ

理由は簡単だ、俺の邪魔をするから

頼みの綱のエマは俺がさっき言った言葉が

嬉し過ぎて放心状態だ

こいつ、自分から誘うくせに俺が誘うと

乙女みたいな反応してくる

豆知識として頭の中に入れとこう

まあ、上にいるであろう化物に頭ごと丸かじりされそうな気もするが細かい事は気にしないようにしよう、


「ギャアアアー」


あ、あれ?おかしいな

そんなに暑くないのに汗が出てきたぞ

それに、膝が笑ってるぜ

ヤベェ〜、汗も膝も全然止まる気配がしない

最近、武器を使わないで闘ってるのは

気のせいかな

いや、俺の武器は拳だぜ

気合いを入れ上を向くと青い龍がいた

……バッチリ目があったよ、こっちをガン見してた、俺の武器で殴ったら(俺の拳が)砕ける気がする

ある意味目が離せない、しかも心拍数が上がってきた気がする

……まさかこれが恋⁉︎

違うか、違うよね

べ、別にビビってないよ

平和主義だから争いが嫌いなんだよ

戦争反対!


バン!


俺の横を水の塊が通っていった

着弾点を見ると地面が削られていた

……闘うしかないのか

久しぶりのバトルシーンに入ります

戦闘描写は、得意じゃないので

なんなら得意な描写はないんですど

頑張ります

……次回もよろしくです

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