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入団するなんて聞いてません

お久しぶりです

……最近、ハンジーアやエマ、スパークさんに生徒会長など絵が欲しくなってきました

単刀直入に言います、どうか挿絵をください

お願いします

「や、やっぱり二人っきりの時にしてください」


お、テンパってる

多分、俺がここでキスをするのは反対すると思っていたのだろう


「おいおい、エマが今したいって言ったんだ

それに俺も今したいんだ」


そう、今したいんだ(復讐を)

嘘は言ってない、ちょっと言葉が足らなかっただけだ


「フェ⁉︎さっき俺もしたいと言いました?

そ、それなら今しましょう」


確かに言った、今したいと(復讐を)


「けど、エマは二人っきりの時にしたいんだろ今回はお預けだな」


残念だな、相手が少しでも弱気になったら

自分は強気でいき

相手に弱点があれば容赦なく弱点をつく

どうだ、人として最低だが細かい事は気にしてはいけない


「う〜、わかりました

二人っきりの時にしましょう」


二人っきりにならないよう気をつけよう

だって、こいつが暴走しそうだから


「じゃ、腹もへってきたから

飯でも食おうぜ」


剣術の試験で動いた(?)から

お腹がへった、学園内だから学食でも

食べたいな


「そうですね、もうそろそろ

お昼を食べてもいい時間帯ですもんね」


そう言いながら歩いていると、美味しそうな匂いがしてきた、その方向を見ていると

スパークさんがタコ焼きを作っていた


「お、試験生さっきぶりだな

どうだ少し安くするから食って行かねーか」


目がバッチリあってしまった

……何してるんだよ、タコ焼きを作る

のはかまわないけど作る人が間違ってるだろ

魔法騎士団はもしかしてタコ焼き屋の名前なのかよ


「あの人は知り合いなんですか?」


俺は目をそらしながら


「い、いや〜

試験生って言ってるから俺の事を言っているのかなんてわからないだろ、ここにはほとんど試験生しかいないわけだから」


……ここで逃げないとややこしくなりそう、スパークさんは店番してるから動けないから

勝ったも同然だな


「試験生無視してんじゃねーぞ、

ハンジーア=バルシュートの小僧」


……なんで名前知ってんだよ!

エマがスパークさんの方をチラ見しながら


「呼ばれてますけど、どうしますか」


きゅ、急にタコ焼きが食べたくなってきたー

お、こんなところにタコ焼き屋があるぞ

丁度良かった


「……いこうか」


店の前に行くと、スパークさんが「いらっしゃい」とか言って結構楽しんでいた

取り敢えず、2パック頼んで出来上がる

までの時間はスパークさんが所属している

魔法騎士団の話を聞いていた


「ほら、出来たぜ銅貨25枚だ」


エマが財布からお金を出してる間

スパークさんが思い出すように言った


「あ、そういえばハンジーア

お前ここを卒業したら魔法騎士団に入れ

お前の入団試験は団長が自らしてくださる

らしい、ガンバ☆」


う、うざい過ぎるだろ

男が語尾に☆なんてつけるなよ

……え?魔法騎士団に入団?

俺の知らないところで何があったんだ

入団するかどうかは本人を通して決めろよ


「ハンジーアが魔法騎士団に入るなら

私も入りたいです」


エマさん、その言葉を聞くと俺が魔法騎士団

に入る前提じゃないですか

入りませんよ、入らないからね


「お嬢ちゃんも入りたいか、そうだな

ここを卒業するまでに入団試験を受けれる

くらい強くなればいいな」


スパークさん、エマは本気を出せば

俺よりも強いですよ


「ヤッター、ここを卒業しても一緒ですね」


うわー、エマは笑顔が眩しい

断わり難「にく」くなってしまった

ハンジーアは目の前が真っ暗になった


「ハンジーア?大丈夫ですか?」


大丈夫だったら、目の前が真っ暗にならないからね


「だ、大丈夫だ……多分」


一刻も早くここから離れよう

そうしないと、俺の精神が崩壊しかねない


「ハンジーア、お嬢ちゃん

また機会があれば会うことがあるだろう

その時までには多少強くなってこいよ」


元気がいいな〜、この人がいるだけで

周りの気温が5度くらい上がるんじゃないか

っていうくらい


「機会があれば会いましょう

機会があればね」


今後このような機会がないことを願いながら

スパークさんとわかれた


「今度はどこに行きますか?」


エマさん、彼女がいた事がない男性がデートコースを考えさせるのは酷ではないでしょうか

まあ、俺は俺の行きたいところにいこう


「武具屋に行って、俺専用の武器を買いたいから武具屋に行こうぜ」


一緒に行こうぜ、お金がない俺が1人で

行っても冷やかしぐらいしかできないから

……武器は高そうだから、そのうちお金は返そう

エマが賛成してくれたので武具屋に向かって

いると前の方からここの学園の制服を着た

女性が近づいてきた、少し離れてはいるが

そこからでも美人とわかるくらい綺麗だ

多分、エマといい勝負をするだろう

肩よりも少し短い黒い髪に左目の斜め下に

ある泣きぼくろが小悪魔系のような可愛さ

をかもしだしている


「そこの君、ハンジーアという男をしらないか」


……なぜか探されてるんですけど

エマさんジト目でこっちを見ないでください

冤罪ですから、なにも悪い事してないから


「ハンジーア君なら、さっきタコ焼き屋に居ましたよ」


……ウソは言ってない

タコ焼き屋でスパークさんと会ってちょっと

驚いてもらおうとかいうイタズラなんて

考えてない


「ありがとう、私の名前は急いでいるから

言わないが、近いうちにわかるだろう」


……あ、結構です【生徒会長】と書いてある

腕章を見ればだいたい予想できますから


「なんだかよくわからないけど、頑張って

くださいね」


俺がそう言うと走りながらこっちを振り向き


「そちらも頑張ってくれたまえ」


と言い残し走り去って行った

……なんか勘違いしてない?

ま、それで俺のイタズラとおあいこと言う

事で


「ダーリン、なんで誤魔化したんですか」


「エマと二人っきりを邪魔されたくないからさ☆……ゴメンなさい冗談です、面倒そうだから関わりたくありませんでした」


俺が話しているうちに武具屋に着き、さっきの人についての会話を終えて店に入った


「いらっしゃい、防具ですか武器ですか

お客様に見合った物を提供させてもらいます」


うわー、ザ・商人みたいな人だよ

絶対信じちゃいけない人だな


第一声と見た目だけで人を決めるという

偏見しかない思考……最低だなそいつは

次回は武器が決まります

……次回もよろしくです

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