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ゲッ!初音さんのお祝い。

私の結婚は明後日。


今日は初音さんがお祝いに来られます。

やはり、前回同様。屋敷は朝からドタドタ、バタバタ。

そして、ついに来られました。私は気が滅入ります。だって、顔に似ずイヤミの連語。毒舌女です。


「凛お姉さま。おめでとう御座います。わたくしは嬉しく思います。だって、凛お姉さまと身内になれますから。ホホホホ・・・・これからも仲良くして頂きたく存知上げます。」


「・・・・・初音さん。有り難う。でも、まだ鷹くんは帰ってないよ!」


「まぁ~~!イヤで御座いますわ~~。わたくしは凛お姉さまに会いに来たので御座いますのに。(ニッコリ)」

(本当に、この方で兄上様の北の方が務まりますの?兄上様もお御可哀想!)


「そう~~。私はてっきり鷹くんに会いに来たんだと思ったわ。ごめんね。」

(何よ!このブラコン女)


「そうそう、凛お姉さま、もう婚儀の準備は調いまして?大変だったで御座いましょう?わたくしの時なんて、もう大変でしたの~~」


「ふ~~ん。そうなんだ。それで?」


「それで・・・・・いいえ。失礼致しましたわ。凛お姉さま。率直にお聞き致しますが。凛お姉さま、本当に、兄上様の北の方が務まりますの?わたくし心配で、心配でなりませぬ。」


「ハハハハ・・・・初音さん!それは心配しないでも良いわよ。だって、鷹くんは普通で良いって言ってくれてるから。それに、鷹くんと私は言葉では言い表せない程、し・あ・わ・せだから!!それより、初音さんはどうなの?直哉さんだっけ?大事にして貰ってる?」


「そ、そうで御座いますわよ。わたくしも幸せ者で御座います。ホホホホ・・・」


「そう!良かったね!お互い幸せ者だから良いじゃん!!(ニッコリ)」


「・・・・(良いじゃん?・・・・凛様は未だに月言葉を話されておられる。これでは萩も大変だわね。)」



「初音か。凛と俺の祝いをしに来てくれたのか。有り難い。どうだ!凛も北の方らしくなっただろう!凛も俺の為に頑張ってくれているのだ!」


「・・・そうで御座いますわね。兄上様。ホホホホ・・・・(兄上様も重症だわ。)」



やっと、みんな帰ってくれました。


あと2日で鷹くんのお嫁さんになります。


キャー!どうしよう・・・・

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