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お祝いに来てくれたの~~。

結婚式まであと10日


やれやれ。本番まであと10日になりました。

私も自分ながら良く頑張ったわよ!

そして、今日は楓ちゃんと友くんがお祝いに来られました。嬉しいですぅ~~


「凛殿。この度はおめでとう御座います。」


「お姉さま!本当。おめでとう御座います。私、きっと鷹明様と一緒になられると思っておりましたの。私はとっても嬉しいのです。だって、私はずっとお姉さまの傍にいられますもの。また、ガールズトークが出来ますものね。フフフフ・・・・そうそう、聞きましてよ。お姉さま、北の方様教育をされていらっしゃるとか。」


「そうそう。それがね~~ウチの萩さん、ずご~~い厳しいのよ。私は死にそうだよ。」


「そんなに厳しいので御座いますか?」


「そうよ!貴族言葉かなんだか知らないけど、舌噛みそう!それに、萩さんのお顔、その時は般若に見えてくる。」


「般若で御座いますか?」


「楓ちゃん!一度、萩さんの講義を受けたら分かるよ!」


「プッ!・・・ハハハハ・・・・般若・・・ハハハハ・・・あの萩殿がか?」


「友くん。笑うことないでしょう!あんたも酷いね。」


「友親様!酷いで御座います。お姉さまは一生懸命に頑張られておられるのに・・・」


そこへご主人様が入られて来られました。


「友親。楓殿も有り難うござる。」


「鷹明。おまえも凛殿を北の方にするのは大変だろう。」


「・・・・・・友親。どういう意味だ?」


「いや。何でも無い。」


「鷹くん。もう、良いの?向こうは。」


「ああ。大丈夫だ。」


「何で御座いますか?」


「宮中の者達が祝いに来てくれてな。今まで相手をしていた。やっと帰ってくれた。」


「そう。良かったね!今日は何所も行かないんでしょう?」


「そうだ。」


「嬉しいなぁ~~鷹くん。」


「俺も凛と一緒におれるから嬉しいぞ。」


「・・・・・・・(嬉しい?)・・・・」(友親。楓)


あの、あの冷酷で何事も無関心だった鷹明が嬉しいだと!・・・信じられん!!

俺は絶対!夢を見ているんだ~~~!!


まぁ~!鷹明様って・・・お姉さま一筋でいらっしゃるのですね~~~

それに、お姉さまは月の姫様だもの。鷹明様は、お姉さまをお離しにならないですわよね。ホホホホ・・

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