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結婚式って大変です。

結婚式までの話しをちょこっと。


私は凛です。

私がこの世界へ来て〇年が過ぎました。

本当に此処まで来るのにいろいろな事がありましたが、無事に何とか結婚式までの日を迎えるに当たって頑張っています。

今まで、友達の結婚式には行きましたが、まさか!私がこの世界で結婚するなんて考えてもいませんでした。

彼、鷹明さんは大貴族のお役人。

そして、私も一応は大貴族の北の方。

でも、でも、私はちっともルンルン気分ではないの。

だって・・・これがまた大変!私の知らない事だらけ。咲ちゃんも楓ちゃんもよくまぁ、こんな大変な事をしたもんだわ!

私・・・・自信がない!!

そして、今日は着物の重さに慣れるためにずっと十二単を着ています。本当に重い!肩もだるいし歩く事なんか出来ない!

私は本当はドレスが着たかたのに!でも、ムリなのよね~。この時代。レースっていうのが無いしティアラもパールのネックレス、指輪の交換だって無い!ウエディングケーキも無し。

あるのは「三日餅」って訳が分からん「しきたり」

一応、萩さんは「食べるだけで御座います。」だって~~。


「凛。婚儀の準備はどうだ?」


「鷹くん!しんどいよ~~~!なんで、こんな重い物を着なくっちゃいけないの~~?それに歩けないし。」


「ハハハハ・・・この世界の婚儀の格好だ!俺も正装する。でも、なかなか似合うではないか!孫にも衣装だな。」


「孫にも衣装!!・・・・ちょっと!鷹くん~~誰のためだと思っているの!あんたの為だよ!」


「そうか。ハハハハ・・・・」


「・・・・笑い事じゃないでしょうよ!」


「凛様。よくお似合いですこと。ホホホホ・・・・」

萩さんも華ちゃんも人事だと思って笑って終わるな!


「でも、凛様。鷹明様が傍で並ばれたら・・・きっとお雛様ですわ(うっとり)それに、わたくしもそのよな衣装で婚儀を致しましたもの。婚儀は女の一生の晴れ舞台でございますわよ。ホホホホ・・・・」


一生の晴れ舞台・・分かっているけど、これではねぇ~~~

「地味」だわよ。


ア~~ア!明日は何をされるのか?私は何をするのか??


婚儀までが怖いよ~~~。

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