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第4章 ~捕縛・失う者と観察者~

エリシア襲撃から3日。

目を覚ましたフロルドはエリシアが看病の疲れから自分に覆い被さる様に転た寝している姿を優しい眼差しで眺めそっとその髪を撫で、そのサラサラとした心地よい肌触りを暫し楽しむ。


「…んっ」


それに気持ち良さそうな反応が帰ってきた事に一瞬微笑みを見せたが次の瞬間には何時もの無表情に戻っていた。


「スマナイ。

 サヨナラだ。」


そう呟くと眠るエリシアを起こさない様にそっとベッドを出て魔法を行使し服装を整える、着用するのは公式な派閥幹部の正式礼装。

礼装に袖を通すのはエレメントマスターとしての最後の職務を全うする為に決して怠る事の出来ない礼節であった。


この部屋を出ればフロルドはもう怪我人ではない、皇女を誑かした大罪人だ、そうなれば犯した大罪で捕縛、拘束されるその後に待つのは『処刑』恐らくこれ以外の処断はないだろう。

仮に罪を非常に軽く見積もったとしても、その生涯を幽閉と言う形で終わらせる事になるのは覆し様の無い確定事項だ。

だからこそ解任は確定でも現時点ではまだエレメントマスターであるフロルドには病室の扉の向こうに佇む気配に対して自身の存在を姿を形だけでも取り繕う必要があったのだ。


「ゴメンナサイ!

 ゴメンナサイ!

 フロルド君」エリシア


そんな寝言が聞こえ退室仕掛けたフロルドだったが、


〈カイ辺りかな?

 確実に余計な入れ知恵してくれてるなぁ、折角真相は墓の下まで持ってくつもりだったのに。〉


と寝言の意味を正確に理解したフロルドはその思考とは裏腹に心からの謝罪の言葉を真摯に受け取った事で、もやもやしていた心は晴れていた、同時にその声の主と決別する決心をつけた。




病室を出ると元部下達全員が廊下に直立不動で一列に整列いた。


「今まで御苦労様でした!」


一斉にフロルドに贈られた敬礼とともに病室に一番近い扉前に居たカイルの労いの言葉が響く。

それに対して、


「私からの最後の命令だ!

 皆、己の守りたい者を守り切って見せよ!

 そして其の者と共に生き残れ!

 守りきる事の出来なかった私の様には為るな!

 良いな?

 汝らにカトレアの加護があらん事を!」


敬礼を返し、そう鼓舞した後ゆっくりとだが周囲に威厳さえ放ちながら堂々と審議官(この世界の警官)に向かって歩いて行くフロルド。


その姿は実に堂々としていて美しく神々しくさえあった。

審議官の前に着くと手錠を架けやすい様腕を上げるが、目の前に立つその姿に圧倒された審議官二名は結局手錠を架ける事が出来無かった。




病室の外から響いたカイルの声によって目を覚ましたエリシアが急いで病室を出ると思わず感嘆と少々の卑屈混じりの声を漏らしてしまう光景が目に飛び込んできた。


「綺麗…。

 …どうして私だったんだろう…。

 フロルド君の方が全然王子様か皇太子様みたいなのに。

 皇女の私は只の町娘にしか見えないのに・・・。」


エリシアはフロルドの後ろ姿を見てそう呟いていた。

フロルドは元々細身で此の世界の男子としてはかなり背は低く170cm弱な上、体型(骨格)も女性的で地声も高かったりする為ますますそう思わせた。


因みにこの世界、リストアの成人(20歳)男性の平均身長は183cmで成人女性は162cmである。


少しの間状況を忘れ見取れていたが直ぐにその様な状況では無い事を思い出しフロルドの後を追って走り出すエリシア。



それに気付いた派閥構成員の女性がエリシアの前に立ち塞がり顔を寄せて小声で耳打ちを行う、


えて…ください…。

 あの方を想うなら…堪えてください!」


その声は涙声で細かく振るえていた、どうやらフロルドに好意を寄せていた構成員らしくエリシアには強い敵意の篭った眼光を向けてきている。

批判したり手を揚げないのは例えエリシアがフロルドの仇であっても皇女で有る為、叛意を口にする事が出来ない為だ、だからこそ視線だけでも抗議を行ったのだろう。

エリシアにはその視線から逃れる資格は勿論無い、階級から言えば出来なくも無いがエリシアの抱える罪悪感がそれを許さなかった。


良く見るとそこに並ぶ者の殆ど全てが同じ状態だった。

それだけフロルドと言う存在が大きな尊敬と畏怖を持っていた事が解る出来事だった。




一方、前方では歴史的とも言える事態が起きつつあった。


そこでは一般的には知られていない四皇の内二人が並び立ちフロルドを見ていた。

その場ににカイが合流する、


「よう。

 レックス!

 マリアーナ!

 珍しいな!

 総帥も来んのかい?」




レックス・スミルノフ

破天の剣皇の異名を持つ派閥No.3の術師で破天の剣皇とは天を破るツルギの皇帝の意である。

派閥の男性構成員からの支持が高く、反面女性構成員からの支持が低い。

原因は典型的な女垂らしとしても知られるからである。

実力は折り紙付きで単純な戦闘力だけでは四皇随一とさえ言われている。




マリアーナ・アクア・カズウェル

天啓の賢者と呼ばれる派閥のNo.2。

天からの啓示を受けし賢を持つ者の意の二つ名を持つ四皇唯一の女性術師で、親フロルドの立場を摂る派閥の副総帥である。

反フロルドの立場にあるレックス、カイとはこと有る事に衝突している。

またフロルドを派閥に推薦したのも彼女である。




「・・・」レックス


「言葉に気を付けなさい!

 四皇の品格を損ねます!」マリアーナ


「今頃出て来てそれか?

 そんなんじゃ何時まで経っても結婚できね~ぜ!

 もう27だったな。

 クックックッ。」カイ


「余計なお世話です。

 貴方のような野蛮人に言われる筋合いは在りません!

 少しはフロルド君を見習って礼節と言う物を学びなさい!」マリアーナ


「罪人から何を学ぶってんだい?

 そのフロルドが一番礼節ってのを判って無かったから皇女様を誑し込んだんだろう?

 ククッ、派閥内でのあんたの発言力は随分落ちるだろうな。」カイ


「いい加減にしておけ。

 今は罪人の処分の方が先だ。」レックス


そんな四皇同士の確執を露呈させる会話を隠す事無く公然として退ける三人に周囲は混乱しかけているがそこに姿を見せたカトレア皇国皇帝の姿に敬意と畏怖の混ざった喧騒が訪れる。




「覚悟は出来て居ろうな?

 皇女エリシエールを・・・娘を誑かした罪は重いぞ!」


そう皇帝は威圧感タップリにフロルドに宣言したが。


「せっかちじゃのう!

 まずは身内に話しをさせてもらえんか?」


そう言って割って入ったのは現虹の派閥に置いてのNo.1。

総帥を務めるガイア・フォース・マティウスその人だった。

ガイアは四皇最後の一人であり魔天の覇者と呼ばれる大賢者である。

魔天の覇者の由来は人界呑み為らず、魔界、天界にすらも覇を称える絶対の強者の意である。

ガイアはフロルドの扱いに関んしては中立の立場を示して居るが孫の様な歳のフロルドの事を案じていたのは確かで優秀すぎるフロルドに一種の危機感を抱いていた。




皇帝と言えども流石にこのガイアの意見は無視出来なかったのか、


「良かろう…。」


ただ一言そう答えた。




「許しが出たのう。

 このような状況じゃて素直にお主の総ての意志を本心を伝えてはくれんかね?

 フロルドよ。

 主は秘密主義に過ぎるでの。」


ガイアはそう問い掛けたがその目はフロルド越しにエリシアを優しく見つた。

それと同時に念話でエリシアを呼んだ。


「意志、本心・・・です、か?

 いつも本心ですよ?

 マスターはそうでは無い・・・と?」フロルド


「わしが聞きたいのはこの後どうしたいか!

 いや違うのうどうするかじゃよ?」ガイア


「どうするも何も得に何もしませんよ。」フロルド


「・・・答えんか。

 ワシ等はそこまで信頼出来んかね?

 とわ言えお主の立場上いた仕方あるまい。

 では質問に答えなさい。

 何時までその血筋を隠しておく気じゃね?」ガイア


「血筋?

 私はただの一般人ですよ。」フロルド


「よう言うわい。

 隠しても今は無きエルゼ王家のみが持つ魔血の気配は消せわせん!

 心配せんでも悪い様にはせんよ。」ガイア


その言葉にざわめきが起きたが。

二人が言葉を交わすに二人の側に近づいていたエリシアが口を挟む。


「虹の総帥様ですね?

 態々お呼び下さり感謝致します。

 それで本当なのですか?

 フロルド君がエゼル王国、確か15年程前に王族の失踪で解体された国。

 その王家の生き残りだと言うのは。」


頷きガイアは続ける。


「このまま処刑されも良いのかね。

 このむすめを悲しませる気かのう?」


「仮にそうだとしても私にはそれを証明する方法が無いのですよ?」フロルド


「フォ、フォ、心配せんでも少し指でも突いて血を流せば魔血特有の膨大な内包魔力が溢れ出すわい。」ガイア


「・・・・・・ハァ、まったく何の為に彼女エリシアを遠ざけていたと思ってるんです。

 人の努力を完全に無駄にしてくれますね。」フロルド


その言葉と共にフロルドの姿は消える。




一方、ガイアの話が王家の生き残りで有る事への確認に移った事で焦りだした人物がいた。


〈マズイね~。

 皇帝に殺させる気だったんだがね~。

 仕方ない作戦変更と行くかね!〉


それと同時に指を小さく


〈パチン〉


と鳴らした。




その音は10キロメートル以上離れた場所で大きく響く事になる。

そこには10万を超える兵士、術師(軍人)がいた。

その軍は一都市を占領していた。

カトレア帝国の一都市をである。

フロルドの倒れた翌日に発表されていた宣戦布告はカトレアがおこなった物だが、逆に侵攻を許した形だ、占領までの時間は僅か行軍を除けば半日かなりのスピード占領と言える。

つまりクロス共和国軍が居たのだ。

クロス軍はその指を鳴らす音と共に一斉に姿が消える。




転移魔法ゲートが作動したのだ。




消えたと思ったフロルドは一人の男に短剣を突き付けていた。


「これは何の合図だ?」


声がした方を全員が見る・・・。




そこには短剣を突き付けるフロルドと突き付けられたカイがいた。


「オイオイ、何の真似だ~?

 まだ罪を重ねんのかい?」カイ


「もういい加減つまらん偽装ペテンは止めだ!

 お互いにな。」フロルド


「ペテンね~何の事だ?」カイ


「騙せるのは精々オレ以外の鈍感な連中だ!

 バン。」フロルド


その時巨大なゲートが開く。

クロス軍が転移して来たのだ。


「気付くんが少し遅かったようやな!

 堪忍な。」バン


「どうかな?

 クロス軍は身動き出来ないらしいぞ?」フロルド


「は?

 何言うてんねん。」ハバン


「見ればわかる。

 一網打尽だ!」


そう言ってフロルドはクロス軍を指す。


「やりおったな……!」


苦々しい口調と共にバンは魔法を放った。

フロルドにでは無くクロス軍とエリシアに向かって。

クロス軍に向かった魔法は捕縛魔法バインドを破壊した。

しかし魔法を放った事はクロス軍にとって最悪の結果を生んだ。

エリシアに放った魔法に起きた事態のせいだ。




中級魔法それも無詠詔このクラスならエリシアでも十分防げる魔法だ。

実力から言えばで有るが、しかし突然攻撃されたせいで実戦経験の無いエリシアは全く動け無かった。


「灰と化す世界。」


しかしエリシアの前に再び移動したと同時に放たれたフロルドの魔法がバンの魔法を飲み込む。

だかその火属性魔法はそれだけでは済まなかった!

威力が違い過ぎたのだ。

そのままバンやクロス軍に向かって行く。

このまま何もしなければクロス軍は跡形も無く消し炭に成るだろう、もしかしたら、灰すら残らないかもしれない、しかしクロス軍は勿論、この場にいた誰もがただ唖然と全てを蹂躙するこの魔法を見続ける、時間の経過が嫌に遅かった、迫りくる死の鎌を前にクロス軍は只呆然と立ち尽くしていた、この魔法を防げる術師はこの場にはフロルドしか居ないと本能的に理解したのかも知れない。




「…そ、んな!」


誰とも無くそんな声がクロス軍の兵達から漏れ響く。

自分達(クロス軍)には死しか無いのだと感じ取った兵からだろう。

それほど圧倒的な破壊力だったのだ。




一方、カトレア皇帝を始め派閥の人間、学園関係者もフロルドを敵にすれば死しか無いのだと全員が考えるに至った、何処彼処から化物、魔王等と言った畏怖を募る言葉が囁やかれる。




しかし双方の考えは外れる。

クロス軍に魔法が当たる直前に炎は真上に軌道を変えたからだ。

結果死者は一切出ずに終わると言うある種異常な事態に陥る。

その光景を全員が呆気に取られて見ていたがしばらくしてフロルドに視線が集まった。




そんな中エリシアだけはフロルドの背を微笑みながら抱きしめていた。


「何をしている?

 状況が判らん程愚かでは或るまいに。」


そうフロルドは呆れながら呟いた。


「だってフロルド君、こんなどうしようも無い私をまた助けてくれた。

 それが嬉しかったから。」


そう返してきたエリシアに聞く前よりも更に呆れつつもフロルドは、


「そうじゃない。

 恐くないのか?

 っとそう言ってるんだ。

 虐殺者の背中に抱きつくのは不自然だろうに。」


「恐くないよ!

 だって初めから当てる気無かったでしょう?

 それ位は幾ら私が馬鹿でも分かるよ。

 こんなに短い期間()に何度も同じ様な事をしてるのを見ればね。」エリシア


「何の事だ?」フロルド


「だから、さっきの魔法だよ。

 あの人達に当てる気なんて初めから無かったでしょう。」


そう言ってエリシアはフロルドの目を見詰めながら微笑んだ。

エリシアの言う事は確かにその通りで、フロルドは学生が大勢居るこの場を鮮血の舞い踊る戦場には決してしたくは無かったし、見ないで済むなら極力、人の死も特に殺人による人の死は若い彼らには余り見せたくは無かった。

その上此処でクロス軍を虐殺する様な事が有っては今後の終戦、停戦交渉時にもその後に置いても非常に不利になる。

戦争では勝者が絶対では有っても虐殺者が指導者として他国の民を導いては誰も信用などしないだろう、恐怖は疑心を生み、疑心は暴徒を産みだし、暴徒は暴動を産むのだから。

それだけは今後の両国の友好を維持し続ける為にも何が有っても避けるべき事柄だった。

あくまでも強大過ぎる力は中立で無ければ平和は造れず、また維持出来ない。

その事をフロルドはよく知っていた。

むしろエリシアがフロルドには殺意が全く無いという事実に気付いていた事の方が驚きだろう。

人は自分達に理解出来ない物を畏れる。

そして排除しようとする。

差別と言う物はこの典型だ、ただ複数の人が当然の様に行うが為に普段は気付かないだけに過ぎない。

それでも世界が廻るのは、人は個の意見や思想は重視しない反面、集団の意思思想には非常に流され易い習性がある生物で有る為、大多数の”人”と言う生き物にとって誰かを見下し蔑む事は当人達の心に安定と優越感を生み出し、また他者との共通した思想と言う名の共通点を見出だせる為、仲間意識を作り出すからだ。


だからと言って全ての人がそうでは無い、フロルドやエリシアがそうだ。

二人は今、自身の行動が周囲に及ぼす影響を理解した上でフロルドは広範囲攻撃(殲滅)魔法を相手の鼻先を掠める様に放ち、エリシアは自分が異端視されるのを覚悟(理解)した上でフロルドを抱きしめている。




一方そんな二人を冷ややかに見つめる人物がいた。


≪所詮ただの操り人形か我等の役にはたちそうも無い、まだカトレアとクロスの方が使えるな。

 だが、フロルドの力は人形に持たせるには大きすぎる対処法を考えておくべきだろうな。

 ・・・世界が自分達を守る為に作り出した人形・・・か、邪魔くさい存在だな。≫???


そこまで考えながら周囲の雰囲気から逸れない様に合わせながら、ざわめきと共にフロルドから遠ざかり出した周囲に合わせ、その人物もまた姿を消していった。


一方フロルドに一掃されかけたクロス軍だがバンの的確な指揮の下、ゲートを使いその場から即時撤退し、自国の領土まで退いていた。

同時に混乱を極めるカトレア軍、クロス軍、学園関係者、派閥構成員の入り乱れた撤退作戦の中でもバンは工作員スパイを潜り込ませる事を忘れていない辺り流石と言うべきなのだろう。

しかし、そのスパイに紛れて第三のスパイが居た事には流石のバンも気付いていなかった。


クロス軍が撤退していく中この混乱を作り出した張本人はその場から特に逃げる訳でも争いを助長する訳でも無くただ前方を見つめていた。

エリシアはエリシアで余り長い間フロルドに抱き着いている事はフロルドの立場上得策では無いと言う事に気付いていたらしく、今はその華奢な背中を不安げに見つめ続けていた。

それから暫くして混乱の鎮静化と共にフロルドはカトレア軍に連行されて行き、エリシアは近衛隊に護衛もとい監視されながらその場から離れて行った。

もうすぐ新年、と言う事でペースアップで執筆中です(年末年始はサボり?)。

てな訳で新年までにもう1,2話投稿できればな~と思う今日この頃。

一時期かなり空いたり、短期間に複数Upしたりと落ち着きなくてスミマセン。


話は変わって作品について少し、行き成り重い内容(政治や人間心理絡み)を少々多目に書き込んでいるこの章は論文っぽくなら無い様に極力気を付けましたが皆さんにとってはどうでしょうか?

戦闘シーンの非常に少ない序盤に飽き飽きして居る方もおられるでしょうが本格的な戦闘シーンはある女性の登場後に段々増えてくる予定なのでもう少しお待ちください。

ではまた、次のUpでお会いしましょう。

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