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メン地下アイドル! めろらぶ!  作者: にゃんたろ


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1/12

入社と出会い

主人公七森みちるは夢を諦め、メンズ地下アイドルのマネージャーに就職する。

最初は彼らを嫌悪し即転職を考えるみちるだが、少しずつ彼らのアイドルの眩しい姿に心が動かされていく。

BL要素ありのヒューマンドラマ。


本編ではRシーンはございませんが、のちに別ストーリーとしてR18展開していく予定です。

「初めまして。七森みちるです。本日からよろしくお願いいたします」


 みちるが深々と頭を下げると、ラフな服装をした男はにこやかな笑みを浮かべた。

 年は三十を過ぎたあたりだろうか。七対三に分けられた髪は爽やかなサラリーマンそのもの。しかし顔はそこらのサラリーマンとは思えないほど、整っていた。

 くっきりした二重、筋の通った鼻、そして色っぽい薄い唇。まさしく「アイドル」のような顔だった。


「初めまして。僕が『ジュエル』の社長のアズマと申します。どうぞよろしく」


 落ち着いた声にみちるはほっと胸を撫でおろす。

 入社初日から社長に出迎えられるとはどういうことか、と緊張していたのだ。だが思いの他腰が低く、柔らかい雰囲気の人だとみちるは思った。


「では早速、君にマネジメントしてほしいアイドル、『めろらぶ』を紹介するよ。ついてきてくれ」


 アズマに言われるがまま、みちるはその後ろをついていく。

 オフィスは入ってすぐ、パーテーションが置かれており、来客用の長テーブルとソファが対面で設置されていた。それを超えると社長の席がぽつんと置かれている。あとは数少ない衣装がやや散漫している。

 他にもビラが入った段ボールなどが積まれていた。

 「メンズ地下アイドル」事務所と聞いた時はどんなところかとみちるは想像を膨らましたが、思ったよりも遥かに地味だった。

 社長の机を抜け、その先に扉がある。

 アズマはその扉をノックせず、容赦なく開け放った。


「紹介するよ、今日から君たちのマネージャーになった七森みちるさんだ」

「初めまして、七森……」


 そう自己紹介しながらアズマの後に扉をくぐる。

 だが入った瞬間、みちるは己の目を疑った。

 開け放たれたその部屋で、青年たちがキスをしていたのだった。


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