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第四部:帰還

パクりが大量に出てきますので苦手な方はご了承ください。

「第二、第三班の追跡をしていますシラサキです。ガザという男はいたって普通に道案内をしています。

 現在はニアル国の城にて宿泊予定みたいです。

 ボクは城下町の宿で一休みでもします。何らかの動きがあれば動物たちが教えてくれるようにしました。

 これで報告を終わらせていただきます。何らかの動きがありましたらまた報告致します。」

 魔方陣で立体化していたシラサキはその効力が切れ消えていった。私は手紙を閉じてため息をつく。

 2日経っているのにまだニアルなのか。とっくに賊とガザをメッタメタにしているのかと思っていた。

 暇だ。なぜ誰もいないのだ。玉座に私一人置いて皆は何処へ。

 そういえば第一班の任務がそろそろ終わるはずだ。最近連絡がこないので心配していた。まぁクレスの事だから平気だとは思っているが。心配は心配だ。

 そして、行方知れずの王女は何処へ。あのばばぁ、帰ったら抹殺してやる。

「何か呼んだか?」

 私の真後ろに金髪ロングの熟女が飛んでいた。目は右が青、左は銀のオッドアイである。

「呼びましたよ。何処に行ってたんですか、ナフサ王女。」

 王女は露出度が高い踊り子の服を着て現れた。何がいいんだろう。

「そこら辺にいたわよ。」

「どうせ酒場とかで飲んでただけですよね。どうしたらいいんですか?これ!」

 私はいろいろな酒屋の飲み代の請求書を大量にナフサの前に出した。手に取るだけでうんざりする量だ。毎日来るし、新聞のように。まさに●日新聞。

「そのくらい払って置いてよケチ。」

 キレても良いか?キレても良いか!?

「今金欠なんですよ!わかってます!残額が増えないんです!毎年赤いんです。貴女のこれがなければ問題無く黒になるんです!わかりますか!」

 持っている大量の紙を激しく揺さぶりながら怒鳴る。

「もう、いいじゃない。そのくらい。」

「そのくらいで誰が苦労していると思っているんですか!?自分で何もしないで!」

 私は怒鳴り散らす。

「まるでド●ル●ダ●クね。」

「お前にだけは言われたくない!」

 荒げた息を整えた。

「あのさぁ、お願いがあるんだけど。」

「金は無い。」

 私の目の前に出てくる時は大抵金銭的な問題があったときのみだ。まず釘を打つ。

「ケチィ〜。」

 念のため言っておくが、私はケチではない。普通な対処だと思う。

「と言いたいが違うんだ。」

 ピクリと体が反応する。何が違うだ。ならドアの外の殺気じみた集団の気配はなんだ。

「うわ、来た。適当にお願い。」

 と言って玉座の後ろの隠し部屋に消えた。ため息をつかなければやってられない。

 意気揚々に入ってくる集団。ザッと二十人はいるだろうか。真っ黒だ。

「どこにいる。」

「そこ。」

 私は隠し部屋を指差す。さぞ驚いただろう。

 しかしいつも私がコイツに対して庇っているため、嘘だのなんだのと全員外に走っていった。

「サンキュー。」

 サンキューではない。全く迷惑な話だ。

「じゃぁ、頼むよ。」

 奴の服を掴む。

「待ちなさいよ。何処に行こうとしてるのですか王女。」

 私はどんな顔をしていたのだろう。ナフサはバケモノを見る目のように怯えていた。

 玉座に対魔法用の鎖で厳重に捕獲する。魔法で炎で焼ききろうとしたり抉じ開けようとしたりワープでもしようとしたのか消えたがまだそこにいた。

「じっとしてください。ウザいです。」

 二人しかいない広い部屋に響く。皆は何処へ行ったのだろう。

「鬼!悪魔!ジャイ●ン!」

 何とでも言うがいいさ…ジャイ●ン!?何が言いたい!

「処女!彼氏いない歴=年齢!猿!」

「だまらっしゃい!!」

 グーで頭を一発。大きな大きなコブが出来た。ナフサは情けなく子供のように泣きわめく。

「ナイト!ガイ!バカ!」 ナイトは馬鹿にされていないし、ガイは男専用だと私は思ってるし、バカって子供か。

 こんなのが何時間続いたか。ミクがやっと来てくれて私はトイレに部屋を出た。

 用を足し部屋に戻ると絶望しているミクと、すでにいなくなっているナフサ。

「やられたな…?」

「やられました。」

 私以外の人間には催眠術が効くのだった。私は大きく叫ぶ。

「絶望した!!」

今後も【ホワイトナイト〜魔界の誓い〜】をよろしくお願いいたします。

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