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旧家 ❀ 櫛名田一族の聖域  作者: 漣 ✾ 黒猫堂
『絆』 chapter 008
33/40

玉櫻の仕掛 visit 刀眞 × 貳



 此処ここは霞が関の警察庁庁舎内 警備局フロアの警備企画課―――

 そこの理事官である刀眞とうまの個室。


 今日は櫛名田(くしなだ)の三姉妹と、そして玉依たまよりが来訪中であり、諸々(もろもろ)紆余曲折うよきょくせつ()て、ようや本題(・・)に入るところである。


「で…… たまさんに櫻子さくらこぉ、そろそろ今日来た理由を言ってみねぇか?」


 上司である諏訪すわのせい…… ばかりでもなかったとは思うが、なかなか本来の目的が見えてこないので、刀眞とうまが単刀直入にたずねる。


「はい、実はお父さまに 至急お願いしたいことがございまして…… 」


 櫻子(さくらこ)玉依(たまより)とともに、例の『桐子(きりこ)の魔法少女の一件』について ひと通り説明し、依頼事項を伝えた。

 その間 双子(キリかし)たちの方は、刀眞(とうま)の部下である課長補佐の女性に 庁舎内の案内をさせることとし、今 この場からは外させている。


「あーっと、つまりだ――― オレぁ 双子(アイツ)ら…… てぇか桐子(きりこ)が『敵さん』として納得できるような、それでいて現実的にも派手にぶっ潰しちまって構わねぇ『悪の組織か何か』ってぇのを見繕(みつくろ)い、それを(たま)さんに伝えれば良い訳だな?」


「ああ、頼むにゃ。 早くせんと明日にでも屋敷の付近に…… 今度はワニなんぞではなく、得体(えたい)の知れん『魔法少女の格好をした異次元生命体』が出現する事ににゃる」


 だが、事の次第(しだい)を たった今聞かされたばかりの刀眞(とうま)は、状況を取り敢えず把握(はあく)はしたものの、納得するまでには(いた)っていない。


「それにしてもよぉ、他に方法はねぇのか? 桐子(きりこ)に ちゃんと状況を説明してだなぁ…… 」


「ふん、『おかしなものを出現させるにゃよ』と? 前回のワニの一件だって、アイツは全く意識しておらんのだぞ。 今でもあの顛末(てんまつ)を、一族の中で唯一知らされておらんのだからにゃ」


「でもなぁ…… 今後もずっとアイツの希望通りに お膳立てしてやって、逐一(ちくいち) 願い事を叶え続けていく…… なんて訳にゃぁいかねぇだろう。 教育上もどうかと思うぜ?」


 その言葉に玉依たまよりは、黄色く大きな瞳を きろりと刀眞とうまに向ける。


双子(アイツ)らの養育一切(いっさい)をワガハイや槍慈(そうじ)に任せきりだったオマエが、この()に及んで『教育』を語るのか?」


「おっと… こいつぁ旗色が悪ぃな。 はいはい、それを言われちまうと 一言(いちごん)もねぇですよ…… 」


 刀眞(とうま)桐子(きりこ)柏子(かしわこ)がまだ幼なかった数年間、在米大使館に一等書記官として赴任(ふにん)していたし―――

 一方、母親である葉月(はづき)も 防衛装備庁の技官として多忙を極めていたため、物心付いたばかりの二人に いろいろと教えてやっていたのは、主に玉依(たまより)や祖父の槍慈(そうじ)たちであった。


 双子(キリかし)たちが玉依(たまより)のことを『先生』呼ばわりしているのは、そうした経緯(いきさつ)による。



「なあ、今回だけは頼むよ刀眞(とうま)…… このままではイカンというのはワガハイも同じ考えだ。 前回のワニの一件の際に 今後の事を棚上げにしてしまっておったワレらの責任だが、しかし今は、とにかく一刻を争う。 この件が片付いたら、改めてこれからの事については検討しよう」


「まぁ、そうだな…… いや 悪かったよ(たま)さん。 元よりオレがゴネる筋合いじゃあねぇ。 早速(さっそく) 猿倉(さるくら)に言って、早急に『双子アイツらが壊滅させちまっても(さわ)りのなさそうな連中』とやらをリストアップさせるよ」


 ちなみに、『さわりのない』というのは 単に勧善懲悪(かんぜんちょうあく)的な話をしているのではなく―――

 世の中から急に消えてしまっても、現在 櫛名田くしなだ家が持っている、あらゆる(・・・・)手段やチカラを駆使し、『制圧・隠蔽いんぺい・抹消・沈静』が可能であるという意を含んでいるため、実は相当にハードルが高い。


「助かるにゃ。 もしもまた桐子(きりこ)異能(ジン)が無意識に発動され、異次元生命体らしきもの…… それも今度は『人型(ひとがた)のホムンクルスじみた何か(・・)』なんぞが、しかも無から(・・・)産み出されてしまったりなどしたら――― 」


「ああ。 そしてソイツを誰か(・・)に知られでもしちまった日には、それが例え 本国や星系軍といった、()わば『身内』と言えるような連中であったとしても――― その時は下手をすりゃあ、オレたち一族の敵(・・・・)となる…… か」


 刀眞(とうま)は、たとえ相手が味方勢力であったとしても、一族…… つまりは『家族である桐子(きりこ)』を守るためなら『本国と敵対することも辞さない』との心積もりを、一分(いちぶ)逡順(しゅんじゅん)もなく口にした。


 そして その言葉を聞いた玉依(たまより)は、(ひそ)かに(よろこ)安堵(あんど)し、満足する。

 玉依(たまより)にしてみれば、先程 刀眞(とうま)に依頼した『敵の選定』などといった事柄よりも、むしろ こちらの見極みきわめの方が主要な用向きであったのかもしれない。


「この件、ワレら身内の中でも なるべく情報の拡散を(おさ)えたい。 だから当面の共有は、特務部隊の連中の中でも龍岡(たつおか)猿倉(さるくら)…… あとは双子(ふたご)付き護衛の牛岐(うしき)と医師である鹿沼(かぬま)、この四名に限定する」


 と ここで、先程から刀眞とうまの席に座り、黙って聞いていた櫻子さくらこたずねる。


「ねぇ たまさま、もし万が一にも この件が外部にれるようなことがあったとしたら、一体どうなってしまいますの?」


「そうだにゃ…… まず異能ジンによって、『生物らしきもの』を無から生み出せる(・・・・・・・・)というところが、あらゆる実利的な可能性の面で非常に興味深い――― と、前回のワニの一件において、すでに軍をはじめとした各所の研究者(マッド)たちが注目しておる。 だが、それに関しては まだ不確定要素が多過ぎるのと、あとはワレワレ『櫛名田くしなだ絡み』の秘匿案件ということもあり、月基地カマルにいる須佐すさ准将やワガハイらの根回しによって『軍の最高機密』に指定済みだ。 従って今のところは(・・・・・・)、余程の事でも起きない限り、事実上 お蔵入りの状態ではある。 だがしかし…… 」


「ああ。 だがもしも今回、『人型ひとがたの位相生命体』なんて とんでもねぇ代物(しろもん)が出てきちまったりした日には…… その『余程の事』ってぇのに、ガッツリと当たっちまうんだろうなぁ 」


「ふん、そしてそうなるとだ…… 本国も軍も、恐らく桐子(きりこ)を放ってはおくまい。 (にゃに)しろ、異能(ジン)によって『何もないところから無制限に人型生命体を産み出せる』などという事にでもなれば――― それはつまり、『無尽蔵に湧いて出る労働力や兵力』を手に入れられるのと同義であるからにゃ」


 そこまで言うと玉依たまよりは、床をって音もなく刀眞とうまのデスクに飛び乗り、櫻子さくらこの顔に鼻先を近付けて 更に続ける。


「今や宇宙中に行き渡りつつある『平和主義』とやらのせいで、最早もはや 今後の領土拡大などは望めんし――― また すでに発展しきって久しい、ワレワレの持つ超高度文明の その行く末に見え隠れする『停滞や衰退』といった…… ()わば、人類・文明レベルでの懸念けねんもある。 だがそうした状況に日頃から恐れを抱いておる、臆病おくびょう理論派アタマでっかちどもにとってみれば、桐子(きりこ)のこの異能力(チカラ)は、のどから手が出る程に欲しい『大革新』…… いや、まさに『希望の光』とでも映るのではないかにゃあ」


 玉依(たまより)はそこで、一瞬だが 相当に(にが)い表情を見せる。


 それは、みずからが言った『希望の光』という言葉に嫌悪感を抱いたからでもあろうし―――

 またあるいは、玉依たまよりも軍人であり、組織としてのそうした判断が『理解できる』…… いや もっと言えば、『もしも対象が桐子(きりこ)でさえなかったら 自分もその方針を進んで肯定こうていしていたのではないか』ということに思い至り、自身をも嫌悪(けんお)したからではないだろうか。



 そして、玉依(たまより)の思考を読むことができる櫻子(さくらこ)が、その気付き(・・・)から嫌悪(・・)までの心の推移すいいも理解した上で―――

 顔は伏せ、声をつとめて()し殺しながらも、肩のあたりに隠しきれない怒りを乗せた情調(じょうちょう)のままに、()えて問う。


「それで――― いったい、どう… なりますの…… 」


 その問いに対し、玉依(たまより)は一層 渋い顔をして黙り込むが―――

 その横から突然、代わりに刀眞(とうま)が、むしろ無遠慮と思われる程に造作(ぞうさ)もなく、きっぱりと答える。


「まずは桐子(きりこ)のヤツを『研究対象(クランケ)』として本国へ連れ帰り、その後は正直 どうなるか解らん。 解らんが…… 下手をするともう、桐子(きりこ)には二度と会えなくなっちまうことだって考えられるな」


「そんな!! そんなの…… ひどすぎますわ」


 それは、櫻子さくらこにも ある程度予想ができていた答えであったため、さすがに取り乱すようなことはなく―――

 周囲を気にし、(かろ)うじて声を低く(おさ)える。


 そんな櫻子(さくらこ)の 心の叫びのような声を聞き、玉依(たまより)は何を思ったか、すっと目を細める。


 一時は 葛藤(かっとう)倒錯(とうさく)、そして自己嫌悪までもが見え隠れしていた心情に どう整理をつけたものか、もうそこに苦渋(くじゅう)の表情はなかった。


刀眞(とうま)、すまにゃかった…… 父親に語らせるような話ではなかったにゃ。 もう大丈夫だ、ワガハイが続けよう。 で あるからしてだ、今はとにかく『当面の危機を回避すること』だけを考えるんだにゃ。 現状 考え()る事象や対処方針、そして諸々(もろもろ)の予防策は (おおむ)ね検証済みである以上、そこから先の『(よろ)しくない枝葉(えだは)の可能性』をあれこれと考えるのは、取り敢えずは後まわしとしたい。 櫻子(さくらこ)、すまんが頼むにゃ…… 」


 櫻子(さくらこ)は、その言葉を受けて(しば)し黙り込むが―――

 やがて目を(つぶ)り、あらゆるいきどおりを多少無理やりにでも心の奥底に(おさ)え込むと、ようやく少し気を落ち付け、そして短く(こた)える。


「はい、承知致しましたわ」





 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇





一掬いっきく後刻ごこくたん



 後刻、警察庁庁舎内 給湯室付近―――


課員 「櫛名田くしなだ理事官の娘さんたち、すっっっごく可愛かったですねぇ!?」


課長補佐 「可愛かった~~~! 私、下のお子さん二人を連れて 庁舎ん中 案内したじゃない? あの二人がまた、すっごい可愛いのよ~。 顔とか着てる服とかも もちろんなんだけど~、もぉ性格がさ~~。 でも二人ともね、見た目はそ~っくりなのに 性格は全然ぜんっぜん逆だったりとかして~、でもそれがまたいいのよ~~♪」


課員 「あー! あの双子ちゃんたちですよねぇー! えー、いいなぁ警視ぃ、あたしも一緒にまわりたかったですよぉー 」


課長補佐 「ふっふ~ん、役得役得ぅ~♪ だってさ~、私って いっつも課長の話相手させられてるじゃな~い? 結構、つっかれんのよ、アレ(・・)~ 」


課員 「あーあ、言っちゃいましたねぇー。 いーんですかぁ? 諏訪すわ警視長のこと『アレ』呼ばわりとかしちゃってぇ 」


課長補佐 「いいのよ、あの人は~。 ま…… 何言っても怒らないし、おかげで結構 ラクさせてはもらってるんだろうけどね~ 」


課員 「でも本当(ほんと)にぃ、あたしも始め この課(・・・)に配属が決まった時なんかぁ、もー どうなるんだろーって…… すっっっごく心配になりましたもーん。 なんたってぇ、あの『ゼロ』ですからねぇー。 でもその点、取り敢えず 諏訪(すわ)警視長の人柄には救われてますよぉー 」


課長補佐 「まぁね~。 でもさでもさ~、やっぱり櫛名田くしなだ理事官の前だと~、いろんな意味で ちょ~っとだけ緊張するよね~ 」


課員 「そりゃそうですよぉー! 第一 ここ(・・)での実質権限はぁ、諏訪(すわ)警視長じゃなく、『()理事官』である櫛名田くしなだ警視正がにぎられてるんですからぁー 」


課長補佐 「でも、その怖~い『裏理事官』の娘さんたちが、あんっなに可憐かれんなんだもんね~。 あ~あぁ、都内でも有数の名家のご出身で、しかも警察官僚(キャリア)の中でも一番の出世頭しゅっせがしらで…… 」


課員 「そうそう、それに奥様もお綺麗ですしねぇー 」


課長補佐 「え? ちょ…… あれ? え、えぇ~!!? 何ちょっとあんた、櫛名田くしなだ理事官の奥さんに会ったことあるの~!?」


課員 「あ、はいー。 一度 お宅に伺わないといけない所用があってぇー、あたしの同期の猿倉さるくら警部と一緒に車でー。 それでぇ…… お屋敷にも入らせていただいたんで、その時にー 」


課長補佐 「え~!? いや、ちょっ… 何? え、何なの~!? あの…… 私はさ? え、何で私は…… そこに… いなかったの!?」


課員 「いや、知りませんよぉー。 それに、あたしもその時は仕事だったわけですしー 」


課長補佐 「う~~~ん…… ま、いいか… くそが」


課員 「いや、警視… 『くそが』って…… 」


課長補佐 「で!? どうだった どうだった~~!?」


課員 「え… お屋敷ですかぁー?」


課長補佐 「いや、ちっげ)~し! お屋敷の方は文化財になってるから、公開日にちゃんと予約して行ったわよ」


課員 「あ、行ってるんだ。 えーっと じゃあ…… やっぱ、奥様の方ですよねー?」


課長補佐 「 ったり前でしょお~!? で? でぇ~!?」


課員 「いや警視ぃ…… ちょっ、近い… 近いんですってばぁー! もぉ、あつがほら…… すっごいですからぁー。 これって、ちょーパワハ… セクハラですしぃー!」


課長補佐 「おっと こいつは失敬、つい取り乱しまして……。 このご時世的にヤバイヤバイ…… って、なんで『セク(・・)ハラ』だ~!? てか、あんたちょっと言い直してたし!」


課員 「いやぁー、なんか『貞操(ていそう)の危機』を感じちゃいまして」


課長補佐 「何でよ!? ふぅ、まぁいいや。 コホン…… あ~ では、当時の状況を、まずは()(てい)に話してくれたまえ、木崎きざき警部」


木崎きざき 「もぉー、しっかたないですねぇー。 それでは、中綱なかつな警視にご報告申し上げまぁーす! 櫛名田くしなだ警視正の奥様はぁ、大変たいっへんに お綺麗でりんとされており、かつ非常ひっじょぉーに おしとやかな印象の、(まさ)に『クールビューティ』さんであられましたぁー!」


中綱なかつな 「えぇ~~~!? ウソでしょもぉ~、何なのよそれ~~! ったくぅ……『完璧パーペキ一家』かってぇのぉ~ 」


木崎 「うぅーわ、出たぁー……。 中綱(なかつな)警視の『死語辞典』出ましたよこれ。 えーっと…… 何? 『パーペキ』?」


中綱 「え…… 何よ、今の()たちって あんま言わない? 『完璧(パーペキ)』って」


木崎 「いや、言わないし。 まぁーったく、いったい いつの時代の言葉なんだっつー 」


中綱 「うっさい! 昭和生まれ扱いすんなし! でもさでもさ、あれだよね~? 確か、櫛名田(くしなだ)理事官の奥様ってぇ、防衛装備庁のエリート技官なんでしょ~?」


木崎 「そーそー! もうなんかぁー、ピィッシィー…… ってしてましたよぉー!? うーん、なんてーかこう…… そう、たたずまいが! ま、所詮しょせんあたしらなんかとは『格』が違うって感じですかねぇー 」


中綱 「うんうん、まさに…… って、ん? いや、いやいやいや! 一応私たちもさ~、警察官僚キャリアとして、世間的には そこそこ(・・・・)イイ感じで、今ここにいるはずなのよ?」


木崎 「えぇー? うーん、まぁ……。 いや! いゃいやぁー、ないっすわ…… 警視に あの感じはない。 んー… うん、全然(ぜんっぜん)ないっす。 ぶっ! あっはははははぁー!!」


中綱 「(なぁに)ぃ~~~!? 先輩であるこの私に、そ~んな不敬なことを言っちゃう木崎きざき警部にはぁ…… 戒告(かいこ~く)! んでもってぇ…… 減給(げんきゅ~)箇月(かげ~~つ)!!」


木崎 「えぇー!? なんなんですかそれぇー!? (ちょー)横暴おーぼー職権乱用(しょっけんらんよー)公私混同こーしこんどぉー!!」


中綱 「も、どんだけ~~~!」


木崎 「いや、そういうのは言ってませんから…… 巻き込まないでください」


諏訪(すわ) 「やぁー 君たち、相変わらず仲良いねぇ。 なんて言うかこう、(はな)があるんだなぁー 」


木崎 「か、課長ぉー!?」


中綱 「あ、ああ… あの~、課長……。 え~っと、いつ頃から… その、聞いてらっしゃいました?」


諏訪 「うーんと、そうだなぁ……。 あぁ、そそ… 私が『アレ』ちゃん呼ばわりされていたあたり…… だったかなぁ?」


中綱 「どっひゃ~! のっけから~!?」


木崎 「いや… だから警視、『どっひゃー』って今日日(きょうび)……。 え、てかなんです? 『のっけ』……?」






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