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旧家 ❀ 櫛名田一族の聖域  作者: 漣 ✾ 黒猫堂
『戯』 chapter 006
25/40

桐柏の模索 support 櫻子 × 伍



 此処(ここ)は都内某区 神在町(かんざいまち)にある、櫛名田(くしなだ)家の屋敷地―――

 …… を中心として、半径300km・高さ100kmの範囲で展開された『認識阻害領域』の空間内。


 まぁ平たく言うと、その中を多少おかしなモノ(・・・・・・)が飛んでいても、誰にも見えないようにしてある『空の上』だ。



(きり)(ねえ) 対象が向こうへ逃げた 追い込んで」


 柏子(かしわこ)が追っているのは、人工知能(A I)が搭載された完全自律飛行式のステルス無人機(U C A V)で、機体の翼幅は10m、重量およそ4t、速度は 音速には達しないものの、時速換算すると1000km/hを越える軍用の試作機だ。


「うん、わかったぁー! えぇーーーい!!」


 柏子(かしわこ)から『追い込む』よう要請を受けた桐子(きりこ)は、音速に近い速度で飛行する無人機(U C A V)を後ろから一気に追い越して機体の前方につけると、そのまま身体を180°回転―――


 速度を落とさずに 後ろ向きのまま飛翔しつつ、ぴったりとつけた対象機体の鼻先と (わず)か数mの間隔を保ちながら向き合い、そこで右手から すかさず閃光と共に衝撃波を発生させて機体の左翼側に放つ。


 機体はその反動で右に大きく傾き、同時に高度を一気に300m程下げ、その後 何とか姿勢制御を持ち直させはしたものの―――

 その(かたわ)らには、(すで)に先回りしていた柏子(かしわこ)の姿がある。


(カシワ)ちゃん、今だよぉーーー!!!」


「ロックオン ()ぜなべぃびー 」


「ぶふっ! やめてよ(カシワ)ちゃん! うけるぅー 」



 柏子(かしわこ)両掌(りょうて)を重ね 無人機(U C A V)に向けてかざした瞬間、柏子(かしわこ)の十数m先の辺りの空間から、膨大な熱量を帯びた高圧エネルギーが発生する。

 それはまるで、透明に赤みがかった液状の(もや)が、()らめきながら無人機(U C A V)を ふわりと包み込んだかのように見えた。


 するとそのまま、灰白色(ライトグレー)の機体が一瞬だけ白橙黄色に焼けたように(まばゆ)く光り…… そしてすぐに (つや)のない炭色に黒ずんでいく。

 そして時を置かず、その形状をボロボロと砂泥のごとく崩壊させていった。


 しかしながら、落下していく物質は一切確認できず、揺らめく(もや)が消えた頃には、上方に白く上がる水蒸気が(かす)かに残っている以外、何もない青空が高く拡がっているだけであった。


「やぁったぁーーー! (カシワ)ちゃん、絶好調だねぇー!!」


「余裕 アイツ 止まってるように見えたぜ」


 二人はその時 およそ1kmは離れた場所にそれぞれ浮かんでいたが、どうやらインカムを装着してコミュニケーションをとっているようだ。



「ほぅ、目標を完全焼失(・・)か――― 桐子(きりこ)柏子(かしわこ)、聞こえるか? オマエらの連携の良さと火力は相当なものだぞ。 あの速さで対象機体を正確に追い込み、そしてあれだけの質量を一瞬で蒸発させてしまおうとは…… 二人とも、良くやったにゃ」


 櫛名田(くしなだ)の敷地内の中庭で、櫻子(さくらこ)と共に目視 及び 追尾ドローンからの映像で()ていた玉依(たまより)は、双子(キリかし)たちの功績を評価し ()(たた)えた―――


 が…… 実は内心、あまりの適応能力と瞬時の判断力、そして何より 彼女らの生成する圧倒的なまでの火力に、舌を巻くどころではなく、戦慄さえ感じていた。


(あの戦闘能力と異能(ジン)の制御、ワガハイや龍岡(たつおか)らにも引けを取らん――― だが アイツらは生まれてまだ11年程で、しかも初陣(ういじん)だぞ……。 これも、生まれにゃがらに『聖域』内で育ったモノらのチカラか、はたまた 地球星(アルド)人との交配による『第三世代』の(にゃ)せる(わざ)なのか……。 いや、もしくは『双子』であることが (にゃに)かしら関係しておるのか…… )



「うわぁーーい! (カシワ)ちゃん、(キリ)たち やったねぇーーー!! (タマ)先生(せんせ)にもほめられたよぉーーー!?」


 桐子(きりこ)はすぐに柏子(かしわこ)(そば)まで近付いてきて、はしゃぎながらその場でくるくると器用に旋回している。


玉先(たません) 残敵掃討(ざんてきそうとう)は?」


「必要にゃい。 もう灰も残っとらんだろう。 環境美化と証拠隠滅を兼ねた 後片付けや掃除は、どうやらやらんで良かろうにゃ」


 玉依(たまより)はそう答えると、自分のインカムを隣にいる櫻子(さくらこ)に渡す。


「オマエも(にゃに)か話すか?」


「えぇ (たま)さま、有り難うございます。 えーっと、聞こえますか? 櫻子(さくらこ)ですけど…… ねぇ、お二人とも大丈夫? ここから見る限り、衣装の方はもう無惨な感じで ぼろっぼろのようなのですけれど…… お怪我はないのかしら?」


(さくら)(ねえ) ケガはないよ 服だけ」


「ふむ、着衣の方は(ほとん)どが風圧による損壊か。 あとは動いた時などに自分で破いてしまったりしておるようだにゃ」


「フリルはみんなちぎれた あと最後の爆風で 小さいけどあちこちに()げ穴」


 柏子(かしわこ)はいつも通り 息も上がらず言葉少なでぶっきらぼうだが、最低限の言葉で適切かつ遺漏(いろう)ない報告を行う。


「そうですか。 では、耐熱性と伸縮耐久性をもっと向上させた素材を研究…… そして、形状についても再検討しなければなりませんわね。 でも大丈夫よ、任せておいてくださいな」


 櫻子(さくらこ)は、彼女らの戦闘中 ずっとハラハラし通しであったが、今は(ようや)く落ち着きを取り戻し、少し笑顔も戻ってきたようだ。


「空気抵抗をもっと考慮した形状にせんとにゃ。 そもそも余計な装飾がごちゃごちゃと多過ぎるのだ。 特にその背中に付いとる羽根みたいな飾り…… 自力で飛んでおるのだから()らんだろう」


 何しろ『魔法少女』の衣装であるから、彼女らの背中には肩幅より少し広い程度の天使の羽根…… のような飾り(・・)がついている。

 かなり頑丈につけてあったようで、何とかちぎれ飛びはしていなかったものの 根元の部分から折れ、ぐったりと下に垂れ下がっていた。


「えぇーーー!? でもハネがないとぉー、どうやってとんでるのか 見てるひとたちが わかんなくなっちゃうよぉー!?」


 桐子(きりこ)の『魔法少女』としての こだわりのひとつであるらしく、衣装の構成要素から取り除かれることに反論している。


「でもね 桐子(きりこ)ちゃん、『見てる人』なんておりませんし、むしろ見られたりしてしまっては困るんですのよ?」


「でぇーもぉーーー!」


「オマエにゃあ…… 飛んでおる間は『認識阻害』の不可視ジャミングを幾重(いくえ)にも掛けておるのであるからして――― 少なくとも、地球星(アルド)人でオマエたちのその姿を見られるヤツなど 一人もおらんのだぞ?」


「でもでもぉー、魔法少女っぽいかわいいいお洋服で とびまわりたいのぉーー!」


(きり)(ねえ) 羽根とフリルは(あきら)めよ」


 どうしても(ゆず)りたくない様子の桐子(きりこ)に、柏子(かしわこ)が適度に限定的な譲歩(じょうほ)を提案する。


「うーん、しかたないなぁー……。 じゃあ、このエリのところのヒラヒラーってしたやつ…… このへんのだけは のこしておいてくれるー?」


 柏子(かしわこ)妥協案(だきょうあん)を、桐子(きりこ)は渋々ながらものんでくれそうだ。


「ソイツも大概(たいがい) 邪魔になりそうだがにゃ…… まぁ、良い事にしてやるか。 でにゃいと、最後にはただのジャージ姿(・・・・・)みたいになってしまいそうで、それは流石(さすが)()たたまれん」


 玉依(たまより)のこの発言に、一同がそれぞれの場所で一瞬 声を失う。


「えーっと、(たま)さま? まさかとは思いますが…… スカートもなし(・・・・・・・)にしてしまう…… なーんてことは、お考えになっておられませんわよね?」


 『衣装 兼 雑用係』の櫻子(さくらこ)が、恐る恐るという感じで問う。


「スカートだぁ? (にゃに)を言っておる、そんなものは当然『ズボン』だろう。 あんな ひらひらしたものを身に付けておっては飛びにくかろうし、そもそも下から()が丸見えだぞ」


 それは確かにその通りで、『魔法少女もの』の触れてはいけない部分のうちのひとつ…… もしくは大人向け(・・)の事情でもあるのだろうが―――

 それにしても玉依(たまより)(げん)は、理屈の展開のしかたが あまりにも『おっさん』のそれ(・・)であり、もはや()(ふた)もない。


「いやいやいや! さっき『認識阻害(ジャミング)をかける』って、ご自分で(おっしゃ)っていたではありませんか!?」


 確かに…… であれば、取り敢えず『スカートの()の件』に関しては大丈夫だ

 と言うか それは同時に、やはりもう本当に誰からも、何もかもが一切見えていないことを意味するのであるが。


「ふむ、そう言えばそうだったにゃ。 ではどうせ何も見えんのだから、もうジャージで良いのではにゃいか。 それに空中での動き(やす)さを考えれば、どう考えてもズボン…… いや、いっそのこと『全身タイツ的なモノ』の方が良かろうかにゃ」


 もはや『魔法少女』の原型など欠片(カケラ)もない。


「いやいやいやいや! 桐子(きりこ)ちゃんや柏子(かしわこ)さんたちだって、気分というか成りきり感というか…… 服装からくるモチベーションのようなものもあるではありませんか!?」


 さすがに 櫻子(さくらこ)も、これには双子(キリかし)側を擁護(ようご)の構えだ。


「アタシはジャージでもいい 全身タイツ恥ずいし」


「はうぅ…… またもや柏子(かしわこ)さんに、後ろから刺された感覚ですわ…… 」


 相変わらずドライで効率主義、かつ そもそも『魔法少女』などというものに何の思い入れもない柏子(かしわこ)から―――


 『全身タイツはイヤ』+『衣装の仕様で()めるのも面倒』

=『安易な落とし所(ジャージ)


 といった、如何(いか)にも『水は低きに流れる』という(ことわざ)を体現したような発言が飛び出す。



(カシワ)ちゃぁーん!? そこまでゆずっちゃダメだよぉー! もー、やぁだぁぁぁーーー!!」


 とうとう桐子(きりこ)が目にいっぱいの涙を浮かべ始め……。


「あ (きり)(ねえ)がすごい拒絶…… 玉先(たません) 超ヤバい! 折れて!!」


 さすがの柏子(かしわこ)(あわ)てる。


「お… おぉ!? あ… あぁ、そそ… そうか…… そうだった!! な… なら、し しか… 仕方がないかにゃあー! うん… よ よしよし、ここはそのー (にゃん)だ……。 桐子(きりこ)の… ね 熱意に免じてだ、羽根を取る以外は…… もぉー全て! 一切合切(いっさいがっさい) 今のまーんまで…… い ぃ… いくかにゃぁぁーーー!!?」



 玉依(たまより)(ようや)く、今 自分たちが遂行しているミッションの本来の意味(・・・・・)を思い出し、柏子(かしわこ)以上に(あわ)てふためく。


 そう、やっていることは一見 非常にばかばかしい『子供の魔法少女ごっこ』のようではあるのだが―――


 もしも、桐子(きりこ)の深層心理に不満や未達成感などが残ってしまった場合、あらゆる面倒事や現状任務への重大な支障等が とてつもなく盛大に出来(しゅったい)するという程度に(とど)まらず―――

 最悪は、全宇宙のミリタリーバランスにまで影響を及ぼしかねない、重大事態に発展する恐れすらあるのだ。



「え…… いいのぉ? ハネもスカートもぉ? ホントにぃ!? わぁーーーい!! (タマ)先生(せんせ)、ありがとぉーーー!!」


「はは…… は… も、勿論(もちろん)だとも桐子(きりこ)ぉ……。 オマエの気の済むよぉーーにしてくれ! (お手柔(てやわ)らかににゃあ…… ) 」


 玉依(たまより)は、冷や汗で背中がもう ぐっしょりと()れている―――

 やはり 本人が再三(さいさん) 言っているように、『猫ではにゃい』のかもしれない。


(たま)さま、これは全て桐子(きりこ)ちゃんを満足させるのが目的なのですから、そこのところを努々(ゆめゆめ) お忘れにならないでくださいね…… 」


 櫻子(さくらこ)が、玉依(たまより)の耳元に向かって 小声で(たしな)める。


「ああ、すまん……。 どうも軍の装備品開発の立ち会いでもしておるようなつもりになってしまってにゃ……。 つい、効率や機能性の方を追求し過ぎた」


「だいたい、ジャージや全身タイツ姿の魔法少女だなんて…… あら? んー、でもまぁ…… それはそれで ちょっと面白そうではありますけれど…… 」


(サクラ)姉さまぁー!? 全身タイツなんて、(キリ)、ぜーったいに イヤだからねぇーー!!」


「ば… ばか! 櫻子(さくらこ)ぉー!?」


「え!? うぅ… 嘘でしょ!? やだ、聞こえちゃってましたの!!? いぃぃぃや… あの…… うぅーそっ、うそうそうそうそ… じょじょ 冗談ですわよぉ桐子(きりこ)ちゃん! 羽根以外は、もぅ全部(ぜぇーんぶ) 今のままで、もぉっと耐久性の高い とぉっっっても素敵な衣装を、すぐに用意しておきますから! ね!? ねぇぇぇ!!?」


「このマイクとインカム、結構性能良いからにゃ……。 小声で話しておっても、アイツらには丸聞こえだぞ」



 秋空が、高く広く澄みわたる日曜の午後―――

 今のこの平穏(・・)(まも)るべく…… 一族のうちの一人が無意識に仕出(しで)かしかねない重大事(・・・)を未然に防ぐため尽力する―――


 どうにもマッチポンプ的な感の(いな)めない、櫛名田(くしなだ)家の面々であった。





 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇





一掬いっきく後刻ごこくたん



 後刻、櫛名田(くしなだ)邸内 洋館 前中庭(まえなかにわ)付近―――


玉依 (たまより) 「櫻子(さくらこ)双子(アイツ)らの武器について 再び考えてみたのだがにゃ」


櫻子(さくらこ) 「またどうせ、可愛らしくないものばかりなのでしょうけれど…… 一応 (うかが)いましょうか」


玉依 「うむ、いやな? ワガハイもさすがに前回は 多少ミスマッチなモノを提示してしまったにゃと、(おお)いに反省したところであってだにゃあ…… で、多少勉強してきたのだ。 『魔法少女』とやらについてにゃ」


櫻子 「あらまぁ、それは殊勝(しゅしょう)なお心掛けですこと」


玉依 「だろう? ふふん…… でだ、今度はちゃーんと それらしいアイテムに寄せる(・・・)事にしてだにゃ……。 まずはこれだ、『(つえ)』にゃんだが」


櫻子 「まぁ、『(つえ)』ですの!? (たま)さま、今度は本当にちゃんと『魔法少女』らしいではありませんか! 『魔法のステッキ』というわけで… すわ… ね…… って――― 随分とまた、シンプルで(しっぶ)い感じの(つえ)ですわねぇ…… 」


玉依 「うん、『仕込(しこ)(づえ)』だ。 普段は普通の木製の(つえ)のように見えるのだが、一度(ひとたび) 敵が近付いて来ようものなら…… すかさず抜き放ったその手にあるのは、(にゃん)と細身の日本刀だ」


櫻子 「えーっと…… (たま)さま? 昨晩『座頭市』でもご覧になられたのですか?」


玉依 「あーあー、見てはおらんが ()しくも そういう感じだにゃ」


櫻子 「却下(きゃーっか)(たま)さま…… いったい何をどうお勉強して来られたのです?」


玉依 「うん、だからにゃ? 『魔法少女の道具と言えば(にゃに)か』と、鷺山(さぎやま)白鳥(しらとり)の両少尉…… あとは亀山(かめやま)伍長や鴨山(かもやま)兵長らといった 若い女性連中に、いろいろと聞いてみたんだが……。 それによると、『杖』や『カード』、あとは『コンパクト』だとか言っておってにゃあ」


櫻子 「最後の『コンパクト』というのは…… 恐らく鷺山(さぎやま)さん・白鳥(しらとり)さんラインなのでしょうね……。 世代間(ジェネレーション)格差(ギャップ)を感じますわ」


玉依 「だがそうか…… やはりイメージが少しずれておったか。 まぁ、ワガハイも(にゃーん)かおかしいにゃぁ…… とは思っておったのだが。 じゃあ、これはどうだ? 『カード』…… は、正直どうやったら武器になるのか さっぱり思い付かんかったので、『コンパクト』の方にしてみたのだが」


櫻子 「えぇ? 『コンパクト』の方が よほど)難しそうな気が致しますけれど…… いったい どう使われるのです?」


玉依 「うむ、このコンパクトの中にはにゃ? 葉月(はづき)のヤツに作ってもらった神経毒が入っておって…… 」


櫻子 「はい 却下(きゃっか)ぁー! え… なんですの? この毒を(てき)の方々 お一人お一人のお顔に塗ってまわるとか、そういうこと?」


玉依 「あほか、そんな悠長(ゆうちょう)なこ事をしておったら、その間にこっちがやられてしまうであろうが。 この毒はにゃ、空気に触れるとすぐに気化する(すぐ)れモノであるによって、2~3分もすれば 周囲50mの範囲には(しかばね)がうず高く…… 」


櫻子 「(たま)さま、それってもうなんというか…… お相手がどんなに悪いことをなさっている組織だったとしても、確実にこちら側が『加害者アウト』になるやつですわよ…… 」






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