表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧家 ❀ 櫛名田一族の聖域  作者: 漣 ✾ 黒猫堂
『絆』 chapter 004
16/40

玉依の奇譚 about 槍慈 × 壹



 此処(ここ)は、櫛名田(くしなだ)邸 屋敷地内の主屋(しゅおく)である洋館の1階、その東側に位置する部屋だにゃ。


 元は『第一応接の間』と『小客間』の2部屋に別れておったのだが、それらの間の壁を大胆に抜き、(さら)にはテラス側に新たな屋外出入り口を(もう)け―――

 槍慈(そうじ)のヤツが趣味でやる為の『喫茶室』なんぞにしてしまっておる。


 それにしてもアイツ…… 『隠居(いんきょ)した』などというのは、あくまで地球星(アルド)社会に対する表向きだけの話で、実際は さほど(ひま)になった訳でもにゃいはずなのだが……。


 しかし槍慈(そうじ)という男は なかなかに()(しょう)で、カタチ上『隠居(いんきょ)』という事になった次の日には すぐに人手と材料を集め始め、翌週にはもう この部屋はこんな()(さま)にしてしまっておった。


 お陰で 都の文化財担当部局のモノたちが、可愛そうに大慌(おおあわ)てで此処(ここ)まで駆け付けて来ておったが……。


 全く…… いつも のほほんと暮らしておるようでいて、実は相当に律儀(りちぎ)で神経質…… かつ一面、異様に夢見がちな男でもあるのだ。


 この喫茶室の件にしても、どうせヤツの頭の中では『趣味に走った楽隠居(らくいんきょ)』などといった、勝手な脳内設定に基づく 演出(・・)のひとつででもあるのであろう。


 アイツは昔から、(にゃに)(ごと)も常に『カタチから入る』性質(たち)であったからにゃあ。



 それにしても、現在この部屋で使われておる調度品ちょうどひんは どれもなかなかのもので、客に出すカップもマイセンやセーブルなど 相当に上等な品ばかりだ。


 また、カウンターや棚などに置いてある、『古い』という共通項以外は全くもって不揃(ふぞろ)いな世界各地の小物類(アンティーク)は、ワガハイや槍慈(そうじ)が永い永い(とき)をかけ、いつの間にか最も手元近くに置くようになった『逸品(いっぴん)』ばかりであるによって、その『価値』は相当なものである…… と、ワレらは勝手に思っておるのだが―――

 と言うかこの発想…… ワレら、もうすっかり地球星(アルド)人だよにゃあ。


 で、この喫茶室であるが…… 普段は主に 一族のモノや使用人たちが休憩をとる時、もしくは小腹がすいた時などに立ち寄ったりして使っておる。

 その他、週末の昼食(ランチ)後の珈琲(コーヒー)やら、後は双子(キリかし)どものおやつ(・・・)やら(にゃん)やら―――


 だが当初は、この家の()当主である槍慈そうじが 給仕や調理まで一人で行うという事で、龍岡(たつおか)ら使用人のモノたちは多少遠慮しておったようだ。


 しかし今では 特に気兼(きが)ねする事も(にゃ)く、槍慈(そうじ)に茶を()れさせたりオムライスを作らせたりと、すっかり邸内の『まかな(どころ)』として馴染(なじ)んできておる。

 まぁ… そもそもヤツらは、実際には ワレらの『使用人』などではないしにゃ。


 そして かく言うワガハイも、特に成すべき用も見当たらにゃい(おり)などには、()がな一日カウンターの上で寝そべりにゃがら、ミルクセーキなどをぴちゃぴちゃとやったりしておるのだにゃ。


 そういった具合で、此処(ここ)を利用するモノは(ほとん)どが身内だけ(・・・・)と言っても間違いではない程なのであるが…… とは言え、一応は店らしく外からも入って来られるようにしてある。


 従って扉の外には、どうやら槍慈(そうじ)が考えたらしい『副伯(ふくはく) < Viscount > 』という店名の、取り敢えず意匠(デザイン)だけは妙に小洒落(こじゃれ)た鋳物製の看板が、ちゃっかりと(かか)げられておったりする。


 別に客を呼びたい訳でも何でもにゃいのであるからして、実質『看板』などは一切(いっさい)不要であるのだが―――

 まぁ、槍慈(アイツ)はとにかく ()(しょう)だからにゃあ。


 それにしても『副伯(ふくはく)』か―――

 この家が旧子爵家であるから、それを多少 (ひね)ったつもりにゃのであろうが…… 相も変わらず、やはりワレワレは全般的にネーミングセンスが全く(にゃ)い。


 (ちな)みにであるが、邸外から此処(ここ)へ来るには、まず静かな裏通りに面した『東門ひがしもん』から入って庭園の中の(こみち)を抜け、洋館東側のテラスに上がって そこから入る事になる。


 但しまぁ、ワレらが『聖域』たるこの屋敷地に、何処(どこ)の誰とも(わか)らん有象無象(うぞうむぞう)どもが勝手に入って来てくれても困る(ゆえ)、当然 予約無しの一見客(いちげんきゃく)なんぞはとっておらんし―――


 そもそも此処(ここ)に『喫茶室』などというものがあること自体、ワレらと非常に近しい ごく(わず)かなモノたちしか知らんのであるがにゃ。



 ◇



 それにしてもこの部屋は…… あの槍慈(そうじ)気紛きまぐれにつくったものである割には、なかなかに(おもむき)深い。


 元々、床や腰壁の部分は市松いちまつに張られた大理石であったのだが、それらは全て()がし、代わりに風合いの良い木製の古材を、ちょうど解体される事になった由緒(ゆいしょ)ある(ぼう)屋敷から廃材として(ゆず)り受け―――

 それらを全くもって器用な事に、槍慈(そうじ)(みずか)らの手で張り替え、内装一切(いっさい)(しつら)え直したのである。


 まぁ当然、異能(ジン)を使っての作業ではあるし、使用人たちも総出(そうで)で手伝わされておったのだが。


 まぁ それはさておき、ワガハイが最も気に入っておるのは そんな古ぼけた床や壁などではなく、美しい光を()り込めて輝く、この部屋にしつらえられた『窓』であるのだにゃ。


 そう、最早(もはや)芸術と言っても良いであろう この『色彩と光の(ひらめ)き』―――

 この部屋の南側壁面の上方には、精緻(せいち)かつ色の配分も美しい…… そしてまた とにかく丁寧ていねい()め込まれた、12枚で一連ひとつらなりのステンドグラスたち……。

 それらが 薄暗い室内をコントラスト豊かに、かつまばゆ(はな)やかにいろどっておるのだにゃ。


 その趣向は、各月(ごと)の歳時や植物などをモチーフに、計12枚の絵柄によって表現されており―――

 これがもう、それぞれに大変結構な出来映(できば)えなのである。


 特に晴れた日の午前中などは、この枯木色(こぼくいろ)がちの()びた室内に 様々な色彩がきらりと(まばゆ)く流れ込み―――

 それが(とき)とともに床から壁…… そして天井側へと、まるで機械仕掛けのごとくに、律儀(りちぎ)で正確な軌跡(きせき)(えが)いて、優しくすべるように()で上げてゆく。


 その(さま)を、夢現(ゆめうつつ)微睡(まどろ)みの(にゃか)で焦点も合わせず無心にながめておると…… それはそれはこの上もなく浮わついた、(にゃん)とも言えない気分になってきてしまうのだ。


 そんな、とらまえ方によっては 日常の中の取るに足らない『小さな景色』のひとつではあるのだが―――

 実はワガハイは、なかなかに気に入っておるのであるにゃ。


 しかしにゃがら…… 今はもう()がかなり西に(かたむ)いてきておるによって、この部屋も薄暗く陰気な感じになってきた。

 正直、暗い場所はあまり好かんのでにゃ…… そろそろ居場所を何処(どこ)かに移そうと、思案を始めたいところではある。


 (にゃに)しろ、『ワガハイは猫ではない』のであるからにゃあ。





 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇





一掬いっきく過日かじつたん



 過日、櫛名田(くしなだ)邸内 洋館1階 喫茶室―――


()職員しょくいん 「ご当主…… あのー、これはいったい…… 」


槍慈(そうじ) 「ああ… ワタシも(ようや)くこの(たび)、息子の刀眞(とうま)家督(かとく)を譲りましてねぇ。 これからは余生をゆっくり、此処(ここ)珈琲(コーヒー)でも()れながら過ごしてみようかと」


都職員 「あぁ、成る程…… いやぁ、長い間 大変お疲れ様でございました」


槍慈 「はい、有り難うございます」


都職員 「て、いや――― あの… ですね? 大っ変に(おもむき)深い、素敵な『喫茶室』に仕上げられておいでではあるのですが…… ですね? その――― 」


槍慈 「いやいや、過分(かぶん)にお褒めいただき有り難うございます。 そこのステンドグラスなども、とても良いでしょう? 奥の瑞穂(みずほ)下絵(エスキース)を描きましてねぇ。 そしてそれを(もと)に、ワタシと…… あとは 孫の桐子(きりこ)柏子(かしわこ)が手伝ってくれまして、とても美しく出来上がりましたよ」


都職員 「はぁ… いやぁ ですから、まぁそれはそれとして…… って、えぇ!? これ… この大きなステンドグラス、ご家族が自前(じまえ)で作られたのですか? これを!?」


槍慈 「はい。 やはり家族との手作りが一番ですよねぇ。 何より思い出も一緒に作れますから」


都職員 「いっやぁー! しかしこれは、もう完っ全にプロの仕事ですよ…… ワイドなんてこれ、幾つあります? 10m近くはありますよねぇ!?」


槍慈 「いやまぁ、人手だけはたくさんありますので」


都職員 「それにしたって…… あ、いやいや――― ごほん、それはまぁ さておき……。 あー… 我々が本日、急にお(うかが)いしましたのはですね? 要はその…… 一応、こちら様の邸宅は… ですね? 都の『有形文化財』といったものに登録されておるわけでございまして……。 それでそのー、こういった…… ですね? 大規模な改修工事を成される際には、出来ればその…… まずは当方にご一報いただいてから… ですね? お手続き等の手順を、ある程度 踏んでいただきませんことには…… あの、いろいろと(さわ)りが――― 」


槍慈 「あぁ…… はいはい、そういったご用向きでしたか。 それはそれは、申し訳ありませんでしたねぇ……。 あの、大丈夫でしょうか?」


都職員 「あー、いや… まぁ…… もうこちら、私どもが拝見したところ 完っ全に『喫茶室』として仕上がってしまっておられますもので……。 まぁ、今更(いまさら)その… どうにもこうにも…… 」


槍慈 「ははぁ…… ちゃんとお断りしてからやるべきでしたかぁ…… それはそうですよねぇ。 ではもう、文化財としての登録は抹消…… とかなんですかねぇ」


都職員 「あ、いやいや! そうではございません、ご当主。 こちらのお屋敷はですね? 大っ変にこれが 人気も(たこ)ぅございまして… ですね? 都と致しましても、『最重要案件』のひとつといった次第でありまして……。 また幸いなことに、その… この(たび)のこちらの『喫茶室』の出来がですね? 非っ常に(よろ)しくていらっしゃいまして… ですね? 所謂(いわゆる)『文化財としての品格』を損なうものではない… ということで、当方と致しましても何とかかんとか…… その、役所的な辻褄(つじつま)さえ合わせられればと…… 」


槍慈 「そうですか、有り難うございます。 いやぁ、ほっと致しましたよ」


都職員 「いや こちらこそ、今後とも(よろ)しくお願い申し上げます――― で… ですね? 時にご当主、一点お(うかが)いしたいのですが…… 」


槍慈 「ええと、もう当主ではないのですが…… はい、なんでしょう?」


都職員 「今回、大正期の このようにご立派な旧華族邸宅に対して これだけの大改装を、しかもたったの3日(・・・・・・)という短期間で施工した――― その施工会社さんの方を… ですね? 出来れば後学のために、お教えいただければと…… 」


槍慈 「え…… あぁ… 成る程、そういうことですねぇ――― うーん、はいはい…… 」


都職員 「床や腰壁の大理石を跡形(あとかた)もなく綺麗に()がして、しかも壁まで大胆にすっかり抜いてしまっておられます。 また、給排水やガス工事までもお入れになられて… ですね? それらをたったの3日で(しつら)えるという、そんな神業(かみわざ)的な施工を(おこな)ったのは一体どこの業者さんなのかと… ですね? うちの営繕(えいぜん)の担当者からも、興味津々(きょうみしんしん)で問い合わせが来ております次第でして」


槍慈 「えーっと、社名の方はちょっと失念してしまいましてねぇ……。 後程、思い出してからお電話差し上げるということでも (よろ)しいでしょうか?」


都職員 「ああ もう、(もち)(ろん)でございますよ、ご当主。 では、お手間で大変恐縮ですが、(よろ)しくお願い致します」


槍慈 「はい、それでは ご機嫌よう――― 」


( ――― うーん…… この状況は、もしかするとちょっとだけまずいですかねぇ。 まさか『ワレワレ宇宙人が総出で様々な異能(ジン)を使い倒して作った』だなんて、とても言えやしませんし……。 これはまた、玉依(たまより)さんに怒られてしまいますかねぇ)





 (さら)にその後刻、櫛名田(くしなだ)邸 屋敷地内 前中庭(まえなかにわ)の西洋池の(ほとり)―――


玉依(たまより)馬籠(まごめ)軍曹、今日 急に来てもらったのは他でもにゃい――― 突然ですまんのだが、貴官には 文化財建築の修復を得意とする…… 所謂(いわゆる)『工務店』を起業してもらいたいのだ」


馬籠(まごめ) 「工務店…… で ありますか、中佐殿」


玉依 「うん、設定としては『曾祖父の代から同族経営を続け、今年で創業105年の老舗(しにせ)』…… という感じだ。 各所への根回しや手続き、そしてあらゆる記録の改竄(かいざん)等工作処理は、全てこちらに任せてくれれば良い。 万事、早急(さっきゅう)に整える」


馬籠 「はぁ…… 経緯(いきさつ)がまだ良く解りませんが、取り敢えず 了解致しました」


玉依 「うむ、助かるよ。 でだ、その『経緯(いきさつ)』… というやつなんだがにゃ…… 」


馬籠 「はい。 もしも()(つか)えないようでしたら、参考までに…… 」


玉依 「解った…… いや、重要な設定のひとつでもあるから、むしろ話しておかねばならんのだが… 気が進まんにゃあ…… 」


馬籠 「あの、そんなに重要な…… 何か軍機にでも関わるような事柄なのでしょうか?」


玉依 「いや、あまりに(くだ)らなくてにゃ…… 口にするのも忌々(いまいま)しいだけだ」


馬籠 「はぁ… いや、えーっと…… はい?」


玉依 「まぁ良い。 本件の重要な設定 かつ 眼目(がんもく)はこうだ。 貴官も良く知っておる、あの『槍慈(そうじ)の喫茶室』だがにゃ…… アレを作ったのは軍曹、オマエが経営する会社『馬籠(まごめ)工務店』という事になる」


馬籠 「え、それはまた どういう…… 」


玉依 「先日、ワレらが異能(ジン)を乱用して3日間で作った あの『喫茶室』を見て、都教委の連中が『是非その施工業者を紹介してほしい』…… などとにゃ」


馬籠 「あー、成る程…… (おおむ)ね見えてきました、了解であります。 それは、槍慈(そうじ)様が大層お困りでしょう…… 」


玉依 「ふん、アイツの薄っぺらい焦燥(しょうそう)などはどうでも良いが…… 察しが早くて有り難い。 という事でだ、その『古建築改修に秀でた業者』とやらを、もう今からでも でっち上げて作るしか(にゃ)いという状況だ。 まぁ、その辺りの経緯と詳細はにゃ、すまんが槍慈(そうじ)のヤツと…… そして 都の『ですね氏』に聞いてくれ」


馬籠 「はい、承知致しました」


玉依 「そして 今後は早速(さっそく)、都教委や文化財課からの発注を適当に受けてやってほしい。 もう、赤字でも(にゃん)でも構わん…… と言うか逆に、そこそこの負債でも抱えて さっさと(つぶ)してしまえにゃ」


馬籠 「了解であります。 ですがまぁ――― 少し面白そうですので、折角(せっかく)ですから 多少は頑張って経営してみたいのでありますが…… 」


玉依 「ん? まぁ… 日々の任務に支障が出ない範囲であれば、貴官の好きにしてもらっても構わんが…… 余計な仕事が増えるだけだぞ?」


馬籠 「有り難うございます! いやぁ、普段の『庭師』の仕事の延長のようなものですし、(かえ)って面白そうです」


玉依 「そうか、解った。 ではにゃ、貴官の下に付く従業員役の人員は、取り敢えず 星系軍の新兵や予備役の連中を中心に、ある程度 使えそうなヤツを10名ばかり手配しておくによって…… 社員教育その他は、社長であるオマエに任せるとしよう」


馬籠 「は! 了解であります、中佐殿」


玉依 「でだ、その『工務店』の社屋を、そうだにゃ…… 都内だとまた(さわ)りがありそうだから 少し遠くの…… そうだ、かつて(みやこ)が置かれたりなどした、関西方面の街中(まちなか)にでも用意しておこう。 此処(ここ)との行き来は、転移装置(ゲート)適宜(てきぎ) 自由に使ってもらって(かま)わん。 あと、会社の登記なども此方(こちら)でやっておくが…… 社名は、『有限会社 馬籠工務店』で良いかにゃ?」


馬籠 「あ… いや、えーっと その…… 出来ましたら――― 」


玉依 「ん…… (にゃん)だ?」


馬籠 「 ――― あの…『株式会社』で、お願いしたいのですが…… 」


玉依 「え、そこに(こだわ)るか? て、オマエ…… 結構 本気で社長業やるつもりなんだにゃ…… 」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ