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柊君の不合生活  作者: きり
3/5

エピソード 2 探し物は何ですか?

その4日後のクリスマスイブ・・・・

真琴は街へ5人へのプレゼントを探しに来ていた。

真琴サイド・・・・

さて・・・・何を上げたら喜ぶだろうか・・・・。

雑貨屋やブランド店、洋服店などなど見回ったけど、しっくりこない。

何がいいだろうか?

スマホを見ながら立ち止まり考える。

高ければ喜ぶという金持ち思考はしたくないし・・・。

真琴「どうしようかな・・・・・」

?「真琴君?」

僕の名前が呼ばれた気がしたので目線を前に挙げると、大学の同期女3人が立っていた。

真琴「あれ?皆さんお揃いなんて珍しいね、どうかしたの?」

?「それはこっちのセリフだよ、スマホ見てぼぉ~っと突っ立てどうしたの?」

彼女は桜庭さくらば さくら(18)

真琴「いや、実はうちにいる使用人にお世話になってるからクリスマスプレゼントを買ってあげようと思って」

?「え?使用人になんかにプレゼントあげるってもったいなくない?」

彼女は僕が苦手なお嬢様気質兼お嬢様の九重ここのえ 真凛まりん(18)

?「いや、それだけ真琴が使用人のことを慕ってるってことだろ?そんな言い方は人権侵害だ」

まともなことを言う彼は鶴城つるぎ翔也しょうや(18)。

常識人で真凛を怒るのが日課。

桜「それで大体のめどは立ってるの?」

真琴「ううん、まったく・・・。色々見に行ったけど、高ければいいってわけでもないし・・・」

真凛「私は~高いものほどありがと~ってなるよ?」

真琴「君と同じ“真”が付いていることが気分悪くなるよ・・・」

真凛「あ?てめぇ今のは・・・・」

翔也「まあまあ。でもまあ、5人となるとそろえた方がいいだろう。アクセサリーか・・・・ケーキか・・・・はたまた・・・・」

桜「あ!食器は?」

真琴「ああ、その手があったね」

真凛「えぇ~食器よりアクセがいい~」

翔也「お前に買うんじゃねぇよ・・・」

真凛「私にも買ってよぉ~」

翔也「お前、図々しいな・・・」

桜「確か3丁目の奥の方に食器類を専門に扱った店があったと思うよ。えっと確か・・・・とうそう・・・・」

真琴「涛創芸術漆器だっけ?」

桜「あ!そうそう。なんだ、知ってたんだ」

爺ちゃんの行きつけです。

真琴「ありがとう、行ってみる」

桜「あ!私も一緒に行く」

真凛「え!?カラオケは?」

桜「あ~ごめん、また今度ね」

翔也「なんでいきなり・・・」

桜「えっと・・・あの店って前々から気になってたんだけど、ショーケースのモノを見たら・・・入り辛くって・・・。でも誰かについていけば関係ないし」

翔也・真凛「策士ぃ~」

翔也「まあそういうことなら別にいいけどよ」

真凛「まあ私たちも偶然会っただけだしね~。それじゃあね~」

真琴と桜は翔也と真凛が別方向に替えるのを見送った。

桜「あの二人って・・・・同じ方向だよね・・・」

真琴「翔也も真凛のこと嫌いだしね・・・」

僕はぼそっと呟いてタクシーを拾った。

桜「え?そうなの?」

佐倉さんと一緒にタクシーに乗って、逃走芸術漆器へ向かった。



タクシー車内

真琴「翔也と真凛とは小学校からの付き合いだけど、真凛の金持ち自慢が前々から校内で煙たがられてて真凛には友達が出来ていなかったんだけど、翔也が声をかけて遊ぶようになったんだ。まああの性格のせいで翔也が真凛を好きになるということは永遠にないって断言されるくらいに嫌ってた。僕も嫌いだし・・・」

桜「でも、縁は切らないんだね?」

真琴「・・・・縁を切ったらさ、真凛は多分、自殺しちゃうと思う・・・・。一度、翔也と喧嘩して不登校になって、アパートに二人で行ったら、首つってたんだ」

桜「え?」

真琴「その時は首吊ってすぐだったらしくて、一命は取り留めたんだけどね。あの時、翔也は喧嘩したことを後悔して今も縁を切らずにいる・・・。多分、翔也は真凛のことを・・・・」

桜「好きになってるとか?」

真琴「いや・・・・早く就職してくれないかな~って思ってるはず」

桜「夢壊されたー。でも嫌いという割に、真琴君も真凛のこと気になってるんじゃないの?」

真琴「・・・・そうかもね。でも恋愛的なものではないと思う。友達として心配なんだよ・・・」

桜「そっか・・・」




しばらくして目的地に到着し、タクシーを降りて徒歩で向かう。




涛創芸術漆器 前・・・・

そこには見覚えのある黒いセダンが停まっていた。

すると中からスーツの女性と男性が出てくる。

真琴「晴香さん?」

すると女性のほうがこちらに気が付いた。

彼女は爺ちゃんの秘書だった三島みしま 晴香はるか(32)さん。

スタイル抜群の美人でポニーテール。

晴香「あ!お疲れ様です!」

三島さんは慌てて僕の前に駆け足で駆け寄り、会釈をする。

男性は専属運転手の三島 雄二ゆうじ(35)さん。

すらっとしたイケメンで口数の少ないスポーツ刈り。

雄二さんは軽く会釈をする。

桜「知り合い?」

真琴「うん。祖父の秘書」

晴香「初めまして、三島 晴香と申します」

晴香さんは名刺を差し出す。

桜「ありがとうございます」

名刺を受け取る。

晴香「あちらは私の夫の三島 雄二です」

雄二さんは再び会釈。

桜さんも軽く会釈。

真琴「今日はどうしたんです?」

晴香「例の一件のご報告をと思いまして・・・・」

晴香さんは僕の耳元に近づく。

晴香「社長、ご学友には・・・・

真琴「言ってないよ。社長になったことも・・・」

晴香「わかりました・・・・」

春はさんはゆっくり離れる。

晴香「あ~もうこんな時間ですね、それでは失礼します」

真琴「はい、お疲れ様です」

晴香さんと雄二さんは会釈をし、車で去っていった。

桜「真琴君って人妻好き?」

真琴「変な誤解を・・・。違うって。中はいるよ~」

桜「は~い」

僕は佐倉さんを連れて店の中に入った・・・。






No サイド・・・

3年前・・・・・

東湊高校 2-A 教室・・・

ダンッ!

翔也「だから!おめぇの自慢話なんて誰も聞きたくねぇーんだよ!」

真凛「あたしの話をしようがあたしの勝手だろ!」

翔也「いつもネチネチしやがって!俺がおめぇに声かけなかったらボッチだったろうが!」

真凛「別にあたしは構わなかったわよ!」

真琴は何も言わずにカバンをもって帰った・・・。




翌日・・・・

真凛は学校に来なくなった。

昨日の件で翔也と会いたくないからサボったんだろうと誰もが思っていた。

が、真琴だけは違った。



放課後・・・

真琴は翔也の前に立つ。

真琴「翔也、後悔してるでしょ?」

翔也「別に・・・・。あんな奴知らねぇよ・・・」

真琴「わかった。今日はそっとしておくよ、爺ちゃんの見舞いに行かないといけないから」

そう言って真琴は帰った。




それから3日後・・・・

真凛は未だに来なかった・・・。

放課後・・・・

翔也「真琴・・・」

真琴「何?」

翔也「今日はこれから予定あるか?」

真琴「爺ちゃんの見舞いは使用人が行ってくれてるから大丈夫だけど・・・」

翔也「もしもの時は俺を殴ってくれ」

真琴はその言葉に察して頷いた。



途中真凛の好きなケーキとジュースを買って、真凛のアパートに向かった。




アパート 真凛の部屋・・・

ピンポーン・・・・

・・・・。

しーん・・・・。

翔也「お、お~い、真凛、居るんだろ?開けてくれよ。この前のこと謝るからさ・・・」

し~ん・・・。

真琴「留守かな?」

翔也「そ、そうだよな・・・・。実家に帰ってるかも・・・・」

ガタンっ!

部屋の中で何かが倒れる音がした。

そのすぐ後に何かが暴れているようなどんどんという音・・・。

真琴は察した。

真琴「翔也どいて!」

真琴は思いっきりドアから離れる。

翔也も離れる。

そして走り出してその勢いでドアをけ破った。

すると目の前には首をロープで吊った真凛がぶら下がっていた。

翔也「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

真琴は慌てて倒れた椅子を起こし真凛の暴れる体を押さえ椅子に足を着かせ。体を持ち上げる。

真琴「翔也!縄を切れ!」

翔也は驚いておどおどしながら包丁で縄を切った。

真凛をその場に寝かせ、息を確認する。

しかし、息は止まっていた。

真琴は確認するや否や、心臓マッサージを始める。

翔也はその場に座り込み泣き崩れる。

すると物音と騒ぎを聞いたお隣さんが来て、驚く。

真琴「誰か救急車!」

そういうとやじ馬が全員電話をかけた。

近所を巡回していた交番のおまわりさんまできて、騒ぎは大きくなった。

しばらくして救急車が到着し、真凛を連れて行ったあと、真琴は真凛の両親に電話し、病院を伝えた。

そのあと、真琴と翔也は事情聴取をされ、事の流れを報告し納得した。

大家「いや~、最近出かけて行かんからおかしいとは思ってたんだがまさかな・・・」

真琴「すいません、この扉の弁償は私が・・・」

大家「いやいや、命を助けるためだったから仕方ないさ。それより、彼をフォローしてやってくれ」

大家は泣き崩れる翔也を見つめた。

真琴「ありがとうございます」

真琴は翔也を連れて病院へ向かった・・・・。





そして現在・・・・

真凛サイド・・・

私は自分の見栄のせいで友達を失いかけた。

いや・・・一度は失った。

私が全部悪い・・・・。

居なくなれば楽になるんじゃないのかなって思った・・・・。

だから自殺をした・・・。

でも・・・・いざすると死にたくないって感情が高くなった。

助けてくれって一人しかいない部屋で考えていた・・・。

でももう足もつかない手も力がはいんなくて・・・・。

後悔した・・・・。

意識が遠のいて、気が付いたら泣いてるパパとママが居て・・・・助かったんだってわかった。

話を聞いたけど、真琴と翔也が助けてくれたらしい。

ドアのカギ閉めてたはずなんですけどって冗談交じりで真琴に聞いたらけ破ったと・・・・。

流石と思った。

それ以上に・・・・翔也が私のために号泣してたことが涙を誘った。

あの時、私は翔也が謝りに来た声を聴いた。

だけど、それは罠だって勝手に思って・・・・・。

私はバカだったよ・・・・。

だから私は自慢話を押さえようと思う。

でも・・・・偶に出てしまう・・・。

だけど今はそのたびに真琴か翔也が突っ込みを入れてくれる。

イラっとすることもあるけれど、真琴に至っては相手にしてくれないというか、私には勝てないってわかってるし・・・・。

翔也と真琴は正論しか言わない。

だから自慢話をして、二人がめんどくさがったらヤバいってすぐにわかるようになった。

おかげで今は、あまり自慢話をしなくなったって周りから言われてうれしかった。

お嬢様は健在だけど、度が過ぎるのはいけないんだって痛感した・・・・。

ありがとう・・・・真琴、翔也。

私はずっと二人のそばに居るね・・・・。




翔也サイド・・・・

あれから3年・・・・か。

俺は一度、真凛を死に追いやった。

たった一度の“過ち”で・・・・。

あいつが精神的に不安定だということは知ってた。

けれど俺も不満をため込んでいて吐き出してしまった。

それが引き金となって真凛は自殺を図った。

全部俺が悪い・・・。

真琴「誰が何と言おうと過去は変わらない。だからあえて言うよ、その過去を繰り返さないで前を向くこと・・・・。頑張って・・・」

真琴が言った一言が未だに忘れられない・・・

だから俺は、逃げ出さないと決めた・・・。





桜サイド・・・

私は初めて涛創芸術漆器に来ることが出来た。

今までは外から見えるショーケースに入った7桁の皿や壺を眺めることしかできなかったけど今は真琴君が居るから入れた。

でもまさか真琴君が遠慮なしに入るとは予想外・・・。

なんだか店員さんと仲良く話してるし・・・・・。

でも・・・・中に並べてるのは普通なんだ・・・。

あ、これやすい・・・・





薫サイド・・・

ここは逃走芸術漆器 販売店・・・・。

爺ちゃんの行きつけで、お気に入り。

僕の接客をしているこの子はここの看板娘の涛瀬 茜。

一昨年から爺ちゃんの代わりにここに来ていた時から知ってる。

ロングヘアの銀髪で、胸はない。

ちなみに男の娘。

茜「彼女さん?」

真琴「違うとわかってて言ってるよね?」

茜「あっはぁ~ん、わかってるよ~。で、今日はどんなものをご所望で~?」

真琴「今日は家の使用人にクリスマスプレゼントをと思ったんだけど・・・」

茜「5人だっけ?」

真琴「うん。あ!あとさっき来た・・・」

茜「三島夫妻だね、いいよ、あの二人にも何か送っとく。送り主は君でね」

真琴「お願い・・・」

茜「さて・・・・メイドさんたちには~皿か~コップか~湯飲みか~。花瓶か?」

真琴「何か色違いでないかな?ほら、5人とも爺ちゃんが名前の入った苗字ばかり雇ったわけだし・・・」

茜「採用理由にそんな事実が・・・・」

真琴「爺ちゃんの基準は少しずれてるから・・・・。えっと色は赤・青・緑・白・黒・・・。ある?」

茜「う~ん・・・・確か7色で作った桜柄のお皿があったような・・・」

茜さんはテクテクと棚に行き、探り始める。

茜「あ、あったよ~」

そう言って取り出したのは正方形の木箱。

家紋まで入ってる。

机に置き、開くと、桜柄の奇麗なお皿が7枚入っていた。それに湯飲みまで・・・。

茜「確か去年の夏に作った新作。父さんと母さんからもったいないって直されたんだけど・・・、まさに宝の持ち腐れ、棚の肥やしになってたからいいよ」

真琴「ちょっと見てもいい?」

茜「どうぞ~」

僕はその皿と湯飲みを手に取り眺めた・・・。



茜サイド・・・・

真琴君はとてもこういうのには厳しい。

彼のお爺様はお気に召したらどんなに悪い作品でも買って帰ってたけど、彼は全く正反対。

いいモノであってもちゃんと吟味して、値段も的確な査定をする目利きの良さ。

僕のお婿さんになってほしいくらい・・・。

でも・・・・男同志は結婚できないしね・・・・。

同性婚合法化しないかな・・・・。

私は常々思っておりますw



真琴サイド・・・

とてもいいデザインで使い勝手もよさそう・・・。

ただ・・・・気に入ってくれるかどうかが問題・・・・。

茜「どう?」

真琴「僕は気に入ったよ。だけど・・・・あの子たちが喜ぶかどうか・・・」

茜「その心配はないと思うけどね」

真琴「どうして?」

茜「使用人というものは、主人から貰うものを嫌がることはないよ。まああの人たちなら、大喜びしてくれると思うよ」

真琴「そうかな?」

茜「そうそう。で、金額は19万円になりま~す」

真琴「キャンセルで」

茜「え!?いつもならOKなのに!?」

真琴「正直、なんだかぼったくられているように感じるんだよね・・・最近・・・」

茜「ギクッ! そ、そんなことはないですよ~」

真琴「そう?ならこれを買って鑑定に出して・・・」

茜「ごめん!本当は3万円!」

真琴「16万もボッタくってたんだ・・・・。これからは取引中止に・・・」

すると茜さんは僕の腕を掴む。

茜「それは困ります・・・・・私たちは飢えてしまう!真琴君しか取引無いの!!お願い!」

真琴「ならなんでボッタくったの?僕がその辺厳しいって爺ちゃんが生前の頃から知ってたよね?」

茜「はい・・・・存じております・・・。でも!真琴君ならわかってくれるって!」

どうしてそんな思考に・・・・。

真琴「でもさ、16万の差額って詐欺レベルだよ?訴えれば負けるってわかってるよね?」

茜「それなら訴えないって信じてるから!」

真琴「訴えようかな・・・・」

茜「やめてー!」

すると桜さんが参入する。

桜「どうしたの?仲いいね?彼女さん?」

真琴「桜さんも同じ思考なんだね・・・。それに、茜さんは男の“娘”だよ」

桜「え・・・・・?こんなにきれいなのに?」

真琴「そうだよ・・・・」

茜「よろしくね~。で、この皿と湯飲み・・・・・」

真琴「買うけどさ、ぼったくりしたらわかってるよね」

茜「うぅ・・・・わかりました・・・・」

茜さんは渋々と梱包を始めた。

桜「ここってよく来るの?」

真琴「前までは祖父が気に入ってたんだけど、最近では僕も多少なりとも興味があって・・・偶に見に来るよ」

桜「まさか真琴君の家ってお金持ち?」

真琴「違うよ・・・一般学生だし・・・・」

桜「ふ~ん。あ!妹に買い物頼まれてたんだった!それじゃあ先帰るね!」

桜さんは慌てて帰っていった。

そして茜さんが梱包を終える。

茜「本当のこと話してないの?聞いたよ、三島夫妻から・・・・」

真琴「真実を話して、見方を替えられたら困るから・・・」

茜「確かに・・・金に眼がくらんで性格が変わったって友達がいたわ・・・」

真琴「その話は聞きたくないですよ・・・。あと・・・ここだけの話ってことで聴いてもらえます?」

茜「なに?」

真琴「この店をうちの会社に売っていただけませんか?」

茜「え・・・・?それは・・・無理だよ・・・。お爺ちゃんの代からコツコツ頑張ってた店だからつぶしたくないし・・・」

真琴「言うと思った・・・。また詳しくは別の日に・・・」

茜「外にある壺と皿を買ってくれればうちは大助かりだけど・・・?」

真琴「警察は・・・・」

茜「やめてー!」

楽しい店主のいる店は大好きです。


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