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謝罪の前に理由を言え

作者: 七

隣国の俺様第2皇子×Sクラス冒険者

自然溢れる農業の国――セグール王国。


大きな国ではないが天候と土壌に恵まれ農業に特化した緑の国として知られている。

国民性は穏やかでのんびり屋さんが多く、大切な田畑を戦で駄目にするなんてあり得ない!と国全体が建国以来平和路線一択を貫いてきた。農作物を武器に貿易を拡大していき周りの国々と友好関係を築いては戦を回避してきた歴史を持つ。




「…何事?」


そんな国の国境付近にある小さな街の冒険者ギルドの一室でリリアーヌの声が響いた。


冒険者 リリアーヌ


速さ重視の為最低限の防具のみを付け、腰からは細長い剣をさげている彼女を見て一般人と思う人間はいないだろう。

しかし、例えば彼女が装備を全て外し、その下に着ている普通の服――キャミと短パンと膝下までのスパッツ――になったとしてもやはり誰も彼女を一般人(モブ)とは認識しないだろう。


少なくとも、この国境付近の街ではリリアーヌを知らない者はいない。王都でさえ、その珍しい腰まである黒髪を見せれば大多数がリリアーヌだとわかるはずだ。


何故なら彼女はこの街で唯一、国全体でも数人しかいないSクラスのソロ冒険者なのだから。


今日も指名依頼されていたセグールと隣国を隔てる大きな森に現れたAクラスの土竜の討伐を達成したからギルドに報告をしに来たのだ。ちなみにAクラスの魔物を退治する目安としてはBクラスの冒険者五人でギリギリとされる。


その時に受付嬢がにギルマスが呼んでいると言いわれたので来てみれば、何故か領主様や相談役の長老達まで揃っていたからつい呟いてしまった。


「なぁリリアーヌ。」

「嫌だ。」

「まだ何も言ってねぇ!」


リリアーヌの即拒否に対してギルマスの即突っ込みが入る。


確かにまだ名前を呼ばれただけだがこのギルマスが嘘臭い笑顔で猫なで声を出す時はかなりの確率で面倒臭い事を言うに決まっている。散々駆け出しの時に騙された経験から反射で拒否してしまうのは仕方がないだろう。


この街のギルマスは若い頃にAクラスの腕の良い冒険者として名を挙げていただけに、そろそろ髪に白いモノが混じりそうな年齢にも関わらず筋肉隆々のマッチョ親父だ。そこそこ整った精悍な顔立ちのおかげで女性冒険者にモテモテらしい。性格を知っている自分としては騙されるなと言いたい。こいつの性格は最悪だ。


いつものおふざけならここで即帰るのだが…今回は顔役が揃っている。


「――何かあった?」


自分の耳には何も入ってきていないがもしや何か大事が起きたのかと、リリアーヌは表情を引き締めて真剣な顔でギルマスに尋ねた。


セグールのお国柄か国内での大きな揉め事は滅多に起きないが、やはり国境付近には魔物や盗賊など様々な問題があった。最近では隣国の斥候が多数目撃され、小さな小競り合いが起きている場所もあるからこの辺りの国境付近は気が抜けない状況だ。


もっともリリアーヌ達のような冒険者や傭兵にしてみればむしろ稼ぎ時なのだが


「あのな、リリアーヌ。」


可能性を頭に思い浮かべているとギルマスに呼ばれた。


「ちょっと王都まで行ってきてくれ。」

「嫌だ。」


やっぱり面倒事だった。






「すまない。」

「はい?」


セグール王国の現王は優しく穏やかな気性で、よき執政を行っているから民の支持も厚い善王だ。


そして今、リリアーヌの目の前で頭を下げている王太子も勤勉で愛国心溢れる優れた次期後継者として人気が高い。間違ってもただの冒険者であるリリアーヌに頭を下げていい存在ではない。


(ほんの数日前に似たような事があったなぁ。)


埃すら高価そうな王宮の一室で(勿論完璧に清掃されていて埃一つないのだが)、天使の輪が輝く王太子のキラキラ金髪の旋毛つむじを眺めながらリリアーヌは現実逃避してみた。






何故リリアーヌが王太子と対面しているのかと言うと。


あの後ギルマスの言葉をスッパリ切り捨てたリリアーヌは退室しようとしてーー出来なかったのだ。


領主様と長老達に両腕を掴まれたから。力ずくでの拘束が目的なら相手をぶっ飛ばすのだが、生憎どの顔もまさに縋り付くといった様子で悲壮感と焦りが溢れかえっていた為振りほどけなかった。領主様はすでに涙目だ。


ちなみに、「武器は頭脳と羽ペンです!」とキャッチコピーが付きそうなくらい領主様は細身もやしの文系青年で、長老達に至っては棺桶に片足半突っ込んでいるレベルだ。リリアーヌが下手に力を込めれば簡単にポキッと逝きそうなのも振りほどけない理由の一つある。


捨て身の足止めとは…やりおる。


「ごめんね、リリアーヌ。」

「はい?」

「すまぬ、リリアーヌ。」

「はぁ?」


左右から交互に謝られるリリアーヌの肩に笑顔のギルマスがポンっと手を置く。


「ギルマ――」

「こいつらの命が惜しければ何も聞かずに外に用意してある馬車に乗れ。で、今から王都行ってこい。」

「死ね。」





…あーあの時のギルマスの笑顔を思い出したらまたムカついてきた。もう一発入れておけばよかった。帰ったら殴ろう。


結局リリアーヌはそのまま左右に非力(ヒリキー)sを引き連れて録な抵抗が出来ず馬車に押し込められてドナドナされた。ご丁寧に馬車にはA級の魔封じの魔法陣付きで。リリアーヌの魔力なら魔法陣が壊れるほど魔力を流し込めば破壊出来たのだが、ギルマスが魔力なしの御者を付けてくれたものだから実行出来なかった。A級の魔法陣が壊れるほどの魔力を魔力なしの人間が浴びれば致命傷になる。可哀想に御者は終始震えていた。


うん、やっぱり帰ったらギルマスは半殺しだ。


しかも、王都としか聞いてなかったのに着いた先は王宮。しかも通された先は王太子の執務室って何のドッキリだ。


あれ?もぅヤっちゃっていいかな?


ギルマスの将来がリリアーヌの中で決定しかけた時、王太子がいきなり頭を下げたのでうっかり礼も取らずに間抜けな声が出た次第である。


最近謝られてばかりなのが凄く気になる。皆私に一体何をした。あ、いかん。王太子に頭を下げさせたままだったから侍従長に睨まれてる。


「王太子様、お顔を上げて下さい。」


リリアーヌの言葉でやっと顔を上げた王太子は流石に綺麗な顔をしていた。たしか御歳20歳だったはずだ。5歳下か。お肌ピチピチだな。しかしいまだに眉は下がったままでまるで怒られた子犬のようなのは何故だろう。頭を撫でたら不敬だろうか。


「いきなり呼び出してしまって悪かったね。私はセグール王の第一王子アルハード。アルハと呼んでくれ。」


平民のリリアーヌに王子スマイルで挨拶をする王太子。いやいや、お気になさらずに。王太子に呼び出されてたの今知りましたから。ギルマスやっぱり以下同文。


リリアーヌは床に膝を着き頭を垂れる。


「ご尊顔を拝謁できまして大変嬉しく思います。不肖リリアーヌ、アルハ様のお呼びとあらばたとえ死の淵にいようとも駆けつけさせて頂きます。」

「頼もしいね、流石は我が国が誇るSクラス冒険者だ。さぁ立って。」


王太子に促されたので向かい合ってフッカフカのソファーに座る。


「今回の事とは別に一度会いたかったんだ。貴女の話はどれもワクワクさせられてとても楽しいからね。是非本人から聞きたいと思っていた。」

「光栄です。」

「もぅ王都は観光したかい?」

「…時間がありましたら。」

「あ、このお菓子は隣国から取り寄せたんだ。美味しいよ。」

「…頂きます。」

「え~と、あとは…」

「ーーアルハ様」


リリアーヌの呼び掛けに王太子はビクッとしてから小さく「はい…」と言った。いや、呼んだだけで何故そうなる。可愛らしいけれども侍従長に睨まれるから止めてください。


「お話を遮る不敬をお許し下さい。しかしどうか意地悪なさらずにこのリリアーヌに呼び出した理由をお聞かせ下さいませんか?」


リリアーヌのお願いに対して王太子は視線をウロウロさせて最終的にはリリアーヌを上目使いで見上げ、挙げ句「すまない。」と謝ってきた。


一国の王族がそれで大丈夫かと言えば、セグール王国においては大丈夫と言える。

むしろそんな感情だだ漏れで嘘が付けない血筋だからこそ国民は王家を支えなければと愛国心が増すのだ。臣下に至っても我々が守らなければという忠誠心が増し、必然的に優れた人材が王家をガッツリ囲うから内外において万事問題がなかったりする。愛され王族のなせる技である。


…う~ん、やっぱり。どうも王太子の態度に見覚えがあると思ったら、悪戯して母親に見つかった時の近所の悪ガキとソックリだ。


謝るということは悪いと自覚しているということだ。王太子にまで謝られるような何かがあると。心底聞きたくないがいい加減理由もわからずに謝られるのは勘弁してほしい。


促すように視線を送ると王太子は諦めたように溜め息をついた。


「…リリアーヌは、隣国であるミール聖国の第2皇子を知っているか?」


ミール聖国


農業に特化したセグールに対して、ミールは魔法に特化した魔法大国だ。隣国だし貿易もしているから知識としては知っているが行ったことはない。


第2皇子の噂は多い。


総じて平均より魔力が多い人間が産まれるミールで歴代最高と言われるほど膨大な魔力を有し、今は筆頭魔導師として軍の大将軍を任命されている人物だ。

性格は冷淡冷酷で好戦的。優れた采配で戦況を支配し、驚異の連勝で戦に無敗を築いている。いつも全身真っ黒な鎧を着ているから付いたあだ名は黒皇子。返り血を浴びすぎて黒くなったのだと恐ろしい噂まである。


出来れば会いたくない。勿論見た事もないからリリアーヌは首を横に降る。


「では、キルという男は知っているか?」


リリアーヌは少し目を見開く。


キルという名には覚えがあった。しかも最近。二ヶ月ほど前に隣国との小競り合いがあり、助勢に行った際に敵勢にいて一戦交えたのだ。魔法も剣もべらぼうに強くて引き分けられたのは運が良かったと思っている。


剣を撃ち合っている時にキルと名乗ったので仕方がなくリリアーヌも名乗り返した。戦いの最中、奴は終始笑っていて気持ち悪かったのを覚えている。ドン引きだ。


「知っています。この間国境付近の小競り合い、で…」


リリアーヌの声が小さくなる。


…あれ?あの時の小競り合いってミールとの国境じゃなかったっけ?そう言えば奴は全身黒い装備だったような?魔力もアホみたいに持ってたよね?


…………あれ?


無意識に答えを避けようとしていたリリアーヌに王太子から決定打が撃たれる。


「ミール聖国の第2皇子の名前はキルミアナ・ミール。先日ミールから縁談の申し入れがあった。」

「…誰と誰の?」


冷や汗がリリアーヌの背中を伝う。最早敬語が抜け落ちていたが王太子は咎めなかった。


「第2皇子とリリアーヌの。」


キル。

キルミアナ。

第2皇子。

黒皇子。


単語が次々と浮かんでは消える。奴が第2皇子?何で軍の総大将があんな小さな小競り合いに参加してるわけ?…まて、そんな事より奴は最後何と言っていた?疲労困ぱいの私に向かって転移魔法で消えていく奴は最後にーー…




『迎えに行ってやる。逃げるなよ。』




ーーっ!!!


氷に突っ込んだみたいな悪寒が全身を駆け抜けると同時にリリアーヌは転移魔法を展開していた。王太子に対して不敬極まりないが本能がキルに捕まるよりは遥かにいいと速攻で判断した結果だ。


しかし。


「え!?何で転移出来ないの!?」


それどころか魔力が全く働かない。驚くリリアーヌに答えたのは申し訳なさそうな顔の王太子だった。


「本当に転移で逃げようとするとは…」


縁談の申し込みの際キルミアナからいくつか指示が出ていた。恐らく逃げ出すだろうからと。


「だから、魔法を無効化する鉱石を粉々に砕いて壁に塗り込んでおけと言われた。…すまない。」


粉々だったら感知出来ないだろうからと王太子は続けた。その通りだよコノヤロー!


ミールは広大な土地と魔法という強力な武器をもつ軍事力を誇っており、あくまで貿易で外交を行っているセグールでは勝ち目がない。友好国に頼めば何とかなるかもしれないが被害を考えると良策ではない。


つまり。


「…大人しく嫁に行けと。」

「…すまない。」


ますます眉を下げる王太子。リリアーヌも理解はしていた。セグールはミールに勝てない。被害を考えるとリリアーヌを差し出した方がいいに決まっている。しかもある意味女子の憧れシンデレラストーリーの玉の輿だ。むしろ喜ぶ場面ではないのか?


喜ぶ?いやいやいや。


「喜べるか!!私の夢は恋愛結婚なんだ!」


リリアーヌは叫んだ後窓に向かって走りだした。地上から遥か高い場所にいるが構うものか。飛び降りるつもりで窓枠に手をかけたが開かない。どうやら魔法でロックがかかっているようだ。即座に魔法陣にリリアーヌの魔力を流し込む。無効化の鉱石は外に放出する魔力を吸収するものだから、直接魔法陣に叩き込むことは出来る。この部屋に魔力なしはいないから、遠慮なくブッ壊す勢いでやってやた。


しかし。


「何で壊れないのよ!!」


いくら魔力を流してもヒビ一つ入らなかった。有り得ない。リリアーヌの魔力はかなり多い。なのに壊せないなんて。…まさか?


バッと王太子に顔を向ける。速攻でそらされた。


窓枠の魔法陣はミールの最新のモノで、しかも魔力を込めたのは第2皇子だと言われる。リリアーヌの魔力は第2皇子より少ない。つまり、開けられない。


先手ばかり打たれて手を握りしめてプルプル震えるリリアーヌ。そこへ王太子がまた「すまない。」と謝ってきたのでリリアーヌは息を吐く。


「…謝っていただかなくて結構ですよ。国としては間違ったことはしてません。」

「うん、ありがとう。でもその事ではなくてね。うん、本当にすまない。」

「はい?」


王太子曰く。

実はこの部屋全体を転移魔法の陣で囲ってあること。

窓枠のの魔法陣に魔力が流されたら発動するようになっていること。

そして今、リリアーヌが立っている場所のみ無効化の鉱石を配置していないこと。


今回の全てに指示があった事を黙っていたこと。


そして、助けられないこと。


リリアーヌは目を見開いて王太子を見る。王太子も今度は目をそらさなかった。薄れていく王太子。いや違う。リリアーヌが転移発動しかけているだけだ。上級魔法のはずなのに恐るべき発動速度である。しかも魔法陣の効果を一点のみに作用させるのは超絶難易度が高いのだ第2皇子にはそうでもないようだ。


消えるリリアーヌに王太子が何かを言った。は?何?


『お幸せに。』


……。


「大きなお世話だよコンチクショー!」


厳罰に処されても文句を言えない言葉を残して、リリアーヌはセグールから姿を消した。






ヒュン。


空気が変わると同時にリリアーヌを温もりが囲んだ。


「会いたかったぞ、リリアーヌ。」


目を開けると予想通りリリアーヌを抱き締めるキルが、いやキルミアナがいた。相変わらすお綺麗な顔だ。


「…やってくれたわね。」

「迎えに行くと言っただろう?」

「私は恋愛結婚がしたいの!」

「なら俺としろ。」

「はぁ?」

「俺はお前を手放す気はない。お前は恋愛結婚がしたい。なら俺と恋愛すればいいだけだ。」

「血を見て喜ぶ男なんかお断りよ!」


テンポよく返される会話にキルミアナはクツクツと喉の奥で笑う。


「お前の血が一番興奮した。」


そう言うとキルミアナはいきなりリリアーヌの白い首に噛み付いた。


「痛ったーーー!!!」


リリアーヌの悲鳴が、母国から離れた隣国ミールで響きわたったのだった。






ーーその後。

何度も逃げ出すもたびに先手を打たれてはキルミアナに捕まって、時にはお互い血まみれにならりまでやりあってはキルミアナを喜ばせ、着々とキルミアナの愛と執着を獲得していったリリアーヌ。一年後には晴れて皇子懐妊の報をセグールに打つことになった。


「覚えてろよ。」と添えられた国境付近の街の顔役達は恐怖し、滋養によいとされる特Aクラスの緑竜の卵を死に物狂いで採ってきて出産祝いを贈った。


二年目には皇女、三年目には双子を続けざまに出産し、幸せであると手紙をもらった面々は心から安堵したという。



ミール聖国大将軍の正妻様へ。

出来れば喧嘩する度に子供達を連れてセグールに来るのは止めて下さい。その度ミール(主に軍部)から恐怖の圧力がかかって大変恐ろしい目に合ってます。俺が。

セグール国境付近の街 ギルマスより。

コモディから冒険に変更しました。


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