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男だと思っていたネトゲ友達が、同じクラスの美少女だった  作者: おとら@9シリーズ商業化


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約束

次の日の火曜日を迎え、いつも通りに学校へと向かい教室に入る。


そこから特に変わりはなく、平穏な日常が過ぎていく。


目立つこともなく、それでいていじられたりすることもない。


ちょっとやんちゃな人はいるけど、凄く良いクラスだなって思う。


それは多分……いや、間違いなく彼女のおかげだ。


「うんうん、そっかそっか」


「いや、店長がさー。バイトの時も、いちいちうるさいんだよねー。しっかり接客しろやら、服装をしっかりしろとか」


「そういうことあるよね。でも、あっちもお仕事だから仕方ない部分もあるかなって。一応、私達もお金もらってるしね。例えば、さっちんが誰かにお金を払ってまで手伝ってほしくて、その仕事に手を抜かれたら嫌じゃない?」


「あぁー、それはそうかもしれない……腹立つ」


「まあまあ、でも私も気持ちはわかる! というわけで、どんどん愚痴ってこー!」


そんな感じで、みんなの話を聞いては返している。

時には同意したり、それを踏まえた上で意見したり。

自分に置き換えた例え話も混ぜつつ、場の空気を綺麗に回していた。

それはいつもの光景で、なにもおかしなことはない。

ただ、俺はそれを見ながら……少しの違和感を覚えるのだった。






無事に放課後を迎え、俺は真っ直ぐに教室を出る。


すると、松浦さんからラインの通知が来た。


俺は急いで校門を出てから、ラインの通知を開く。


別に誰にもバレないと思うけど念のためだ。


『吉野君、今日は時間あるかな?』

『えっと、俺は部活もバイトもしてないから基本的には時間あります』


我ながら、打ちながら泣けてくる。

基本的に遊びにも行かないから、家にいることしかない。

ゲームは楽しいから良いけど、たまに高校生なのにこれで良いのかって自問自答はしたり。


『そうなんだー。それじゃ、これから家に帰ってゲームできたりする? 私、バイトまで時間あるから』

『うん、全然平気です』

『ところで、なんでずっと敬語なの?w 喋ったら普通だったのに』


それは、ラインとかのやり取りに慣れてないからです!

そもそも、人に対して文章を打つことがゲーム以外だとほぼない。

なるほど……ゲーム中にコメント打つ感覚でやってるからかもしれない。


『ごめんなさい! 未だに文章打つのは慣れなくて……』

『ううん、気にしないで。じゃあ、私も急いで家に帰るねー。えへへ、今日からは普通に通話できるから楽しみ!』


そっか……いつもはチャットだけだったけど、今後は通話しながらできるってことか。


俺は返事を返して、ドキドキしながら家路を急ぐのだった。












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