表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リゾート・イン・ブルーの喧騒 -支配人黒崎雪乃は本日もにっこりと客様をお出迎えする。-  作者: 鳴海ニノ
第一章 ホテル清掃係黄瀬実李は支配人への恩返しのためにフロント業務をする。
6/20

6. リゾートインブルーの新たな発見

このホテルには、ヴィラタイプの部屋が3棟もある。ここへ来ての新たな発見に実李は思いの外衝撃を受けた。


創業約50年ほどになる。実李は近隣で生まれ育ったため、このホテルのことはよく知っていた。


この建物でよく催し物も行われていたし、プールができたのが約20年前であるという情報も知っていた。


それに加えて。ここの清掃クルーは、今の所、実李を入れて合計5名いると聞いている。(もちろん、初回だけしか会っていない大山さんはカウントしていない。)マンションタイプの部屋を9件、ヴィラとやらを3件合計12件ので清掃を抱えて回しているのである。更にはビラということは、家の一棟貸しである、自身の実家が民宿があるが故、その清掃の苦労はよく知っていた。


「皆さま、本当に大変ですね。」


思いがけず、実李は言葉を、ほぼ反射的に発した。


浅野さんと、舞花さんは、ふにゃふにゃと、まあ慣れてるから、など言っていたが


「本当に、大変ですね!!」


と、実李は思わず、もう一度、そう発していた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ