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リョナを経て、偽善令嬢に転生しました

(セリフ)野バラが繁るあのおうちへ帰ろう

闇夜にフクロウが案内してくれるから

ギロチン・鎌・ノコギリ・鎚が待ってる

もう誰もいないから

彼らが待ってる… 


生まれた時から香る

この家にはラベンダー

とてもいい香りだなと

幸せに包まれていた


やがて6才になった

無理矢理着させられたの

黒いゴスロリ衣装を

‘旦那様’は嬉しそうに


言うこと聞かない子

椅子に縛りつけて

ノコギリ味わうか?

(しつけ)が今日もある…


メランコリックなメロディで鐘が鳴る

デクレッシェンドに(ひず)んでいく

狩る側もそろそろ飽いた頃でしょうか?

それなら、狩られる側に回っていただきましょう!




誰も手入れしない家

ラベンダーも(しな)びてく

‘旦那様’の後を追い

エーゲの(ほとり)に消えた


代わりに触手を伸ばす

刺々しい野バラたち

屍を塞ぐ床板

次第に()ぎ取っていくの…


刑事ピエールだわ

愛想笑いで出る

受けた傷を指摘

「子犬を救ったの」


刻み込まれた傷み思い出してると

何故か破られたホールが(うず)

初めてのあの気持ち耐えがたくなって

夜のうちに荷物をまとめて家を後にした




やがて私も16才になったの

街ではみんなから慕われてる

でも、初めての気持ち忘れられなくて

またあの野バラに囲まれた家に戻ってきた


‘旦那様’土くれに変わってしまった

破られて抵抗したあの日は

‘旦那様’の鮮血がエーゲを染めて

私はより一層快感を(むさぼ)れたのよ…


今日は

自首を

刑事

殺す(快感を!)

いつもおつかれさま。

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