表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍翔記  作者: GIN
70/692

0070話 パーティの戦い方

「にゃー(なにか思いついた?)」


「いや…あれだけの巨体、生半可な攻撃では通用しない、いっきに大ダメージを与える方法が…何かないか」


「にゃー(強い攻撃を当てないと倒せないな)」


「そうなんだ、いまのチーム:龍翔<ドラゴニア>の一番強い攻撃はリュウやガイルの奥義だが…」


「にゃー(絶対的な火力が足りない)」


「そうだ、その通りだ…」


ラウルが考えている間もサンドワームの攻撃は続く。


「にゃー(水が必要だな)」


「そう、そうなんだ、だが砂漠で水なんて…」


「にゃー(ハンフリーの道具)」


「そうだった!、レムっ!」


ラウルがレムを呼ぶ。


何かを思いついたのだろう。


フヨフヨと浮き、通常のサンドワームと戦っていたレムがラウルの元へ移動していく。


俺とガイルは目を合わせると頷きあい、もう少し時間稼ぎを続けることにした。



「オヨビデスカ、ラウルサマ」


「ああ、レムの収納にハンフリーの道具が入っているだろう、その中の筒を出してほしいんだ」


「ショウチシマシタ」


レムは収納空間から筒を取り出してラウルに渡す。


ラウルは筒の蓋を取ると中を覗き込む。


「これならっ!」


「にゃー(いけそうか?)」


ラウルは周囲を見渡す。


「にゃー(レムには俺から説明しておくぜ)」


ちょうど、アイリスとミコトがサンドワームを倒し終わったところだった。


「よしっ、リュウ、ガイル!」


ラウルの声が聞こえる。


俺とガイルがラウルを見ると、ラウルは自分の眼を指さしていた。


再び目を合わせる俺とガイル。


巨大サンドワームが砂へダイブする。


次に砂から姿を現す時がチャンス。


俺たちは集中力を高める。


ザザッと砂面が揺れる。


「オーガ流剣術奥義:地走り」


ガイルが地面を叩き、サンドワームを誘発する。


そして飛び出してくる巨大サンドワーム。


「龍星剣術奥義:一閃!」


「オーガ流剣術奥義:両刃!」


俺とガイルの奥義が炸裂し、サンドワームの両眼を切り裂いた。


雄たけびを上げ、周囲に火球を吹き出した後、再び砂に潜るサンドワーム。


再び姿を見せるサンドワーム。


「いまだ、レム!」


ラウルの声が響く。


「ショウチシマシタ」


レムはいつの間にか、かなり上空まで浮かび上がっていた。


ハンフリーの筒の蓋を外し、中のものを空から降らせる。


ざざぁッと音を立てて流れ落ちる大量の水。


ハンフリーからもらった疑似空間に詰められた大量の水がサンドワームに降り注ぐ。


一際大きい雄たけびを上げるサンドワーム。


「リュウ!」


「雷属性魔法:雷撃≪ライトニングストライク≫!」


ずぶ濡れになり、のたうちまわる巨大なサンドワームに雷撃をぶつける。


水を伝って雷の電流がサンドワームの全身を貫く。


さらに大きい雄たけびを上げる。


「補助魔法:攻撃力上昇≪アタックアップ≫」


ミコトの補助魔法がガイルの攻撃力を上昇させる。


「オーガ流剣術奥義:双刃!」


「もういっちょ!、補助魔法:攻撃力上昇≪アタックアップ≫」


次はミコトだ。


「虎華剣術奥義:茨棘!」


「効いているぞ!」


「にゃー(とどめだ)」


「ああ…」


俺は刀を鞘に仕舞う。


「補助魔法:攻撃力上昇≪アタックアップ≫」


ミコトの補助魔法で攻撃力が上昇する。さらに…


「補助魔法:敏捷性上昇≪アジリティアップ≫」


敏捷性も上昇。


いける。


「雷属性魔法:雷撃≪ライトニングストライク≫」


俺は刀を上空に構えると、そこに雷撃の魔法を落とす。


暴発した魔法が俺の腕に傷をつける。


だが…


補助魔法によって上昇した敏捷性をフルに使い、これまでにないスピードでサンドワームに迫る。


そして…


「龍星剣術奥義:龍雷閃!」


雷撃の威力を上乗せした攻撃。


それは、水に当てられ弱ったサンドワームの身体を真っ二つに斬り裂いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ