0020話 レムの能力
「名前は、レム…なんだ」
アイリスは言う。
「そう、レム、なんかこの子、女の子っぽいじゃない」
「ふーん、まぁ、アイリスが気にいったんならいいよ」
アイリスはレムを見ながら言う。
「じゃぁ、レム、最初の命令よ、私の旅の準備を手伝って」
レムはその小さな首で頷くように言う。
「ショウチシマシタ、アイリスサマ」
「さて、俺も準備を続けるか」
レムを製作したのは誰か?
レムは一体何なのか?
アイリスはレムを気に入ったみたいだし、レムは悪い奴じゃない気がする。
まぁ、ただの勘だけど。
レムについては分からないことが多いが、今考えても仕方がないことだ。
ともかく準備の続きを行うことにした。
翌朝。
「さぁ、ダールベン村に向かうわよ!」
アイリスが高らかに宣言する。
「リュウサマ…」
先頭を歩くアイリス。
その後ろを歩いていた俺にレムが話しかけてくる。
レムはフヨフヨと浮いている。
「どうした?」
「セナカノオニモツヲオモチシマス」
「えっ…いやいや、結構重いぞ、これ」
「オマカセクダサイ」
レムが呪文のようなものを唱えると空間に黒い穴ができる。
「これは」
俺は驚きで声が出ない。
アイリスも駆け寄ってくる。
「レムの魔法なの?」
レムは頷く。
「ワタクシハキュウシュウノマホウヲトクイニシテイマス…シュウノウモデキマス」
俺は背負っていた荷物をレムの空間に入れてみる。
そして取り出す。
「すごーい!!」
アイリスは素直に喜んでいる。
「これは確かにすごいな…」
「オソレイリマス…ツイサキホドオモイダシマシタ…」
「思い出したの?レム」
「ソノトオリデス、アイリスサマ」
レム曰く、昨日の段階では自分が魔法を使えることは分かっていなかったらしい。
一晩たち、旅を始めて突然、自分が魔法を使えることを思い出したらしい。
「ふーん、まぁ、ずっと止まってたから仕方ないよね」
アイリスも自分の荷物をレムの空間に預ける。
「すっごい楽!」
ルイムの町で、クレハに話しを聞いたところ、ダールベン村は町を出て街道沿いに西に3日ほど向かったところにあるらしい。
そのあと、こっそりとグリンに話しをきいたが、あれから取り立て屋は来ていないらしい。
ただ、父親の容態は芳しくなく、クレハもいまはほとんど付きっ切りで看病をしているとのことだった。
クリンやクロスとも少し会話をし、俺たちはダールベン村へ出発したのだった。
簡単なステータス
ほかにも設定は考えてますが、おいおい作中もしくはこちらで説明していきます。
〇リュウセイ
性別:男
年齢:15
ジョブ:魔法戦士
利き腕:左
身長:175cm
体重:58kg
武器:刀
防具:一般的な服
得意技:刀技・格闘技
得意魔法:火・雷
〇アイリス
性別:女
年齢:15
ジョブ:魔法剣士
利き腕:右
身長:160cm
体重:ヒミツ♪
武器:レイピア
防具:一般的な服
得意技:刺突
得意魔法:風・補助
〇レム
性別:女(?)
年齢:???
ジョブ:ゴーレム
利き腕:右
身長:約30cm
体重:1kg
武器:???
防具:???
得意技:???
得意魔法:収納・吸収




